傾斜地に住宅が建てられている富岡町には気になる石垣と階段がたくさん
先日、これまであまり歩くことのなかった富岡町を散歩してきたのですが、坂の街とも言われる小樽の中でも、富岡町は本当に多くの住宅が傾斜地に建てられているんですよね。
小樽の街を歩いていると、何気ない坂道や階段が、ふと気になったりするんですが、富岡町にもそんな箇所がたくさんありましたし、傾斜地に作る住宅地特有の石垣も、何だか目に止まりました。
まあ、そもそも坂の街小樽には、家を建てる平らな土地を確保するための石垣が市内の至る所で見られるので、富岡町だけではないのですが、街並として、何だか普段より目につきました。
ただ、いつもは気になる階段なんかを見つけると、その先が気になって、どうにも上りたくなるのですが、ここ富岡町の階段は、ほぼ各住宅の玄関への階段なので、上るわけには行きませんね。
今回歩いたのは富岡町の一部ですが、そんな富岡町の目に止まった階段や石垣を写真に撮ってきました。
(こちらは下り坂)
建物がすでになくなって、立派な石垣だけが残っているところもありました。
ふと坂を見上げると、坂の両脇に家が建ち並ぶ風景が見られます。
そうそう、坂を上った先に日光院という高野山真言宗のお寺があるのですが、ここも石垣の上に建っていますね。
(この上に日光院が建ってます)
ここの後ろはもう山です。
※日光院についてはこんな記事も書いてます。
小樽駅の後方に見える坂の上の寺を目指してみた〜日光院
今回の富岡町の散歩で、たまたま場所が分かった小樽市指定歴史的建造物の旧島谷汽船(株)社長宅の建物も、立派な石垣の上に建っていました。
ということで、ほんの一部ですが、富岡町で見かけた、気になる石垣と階段の様子でした。
傾斜地にあって眺めの良い富岡地区には、小樽が繁栄した明治から大正期に大邸宅が多く建てられたそうで、実際、今も歴史を感じさせる建物が見られました。そういう建物と石垣や階段、坂道が作る富岡町の街並は、なかなか興味深くて魅力がありますね。
【関連記事】
※今回の富岡町関連の記事。
・富岡町の気になる坂道を上ってみたら、その先に歴史的建造物の旧島谷汽船社長宅が建っていた
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※最近の階段のある風景の記事から。
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コメント
坂道には必ず石垣がある。
当たり前な事に、改めて気付きました。
富岡町は、ほとんど通ったことはないのですが、
写真からだけでも、上品な地区、という感じますね。
いつか小樽の町全てを歩いてみたいものです。
投稿: dlbzw31 | 2016年7月 8日 (金) 16時13分
dlbzw31さん、こんばんは。
小樽には、よく見ると石垣があちこちにあったりするんですよね。
それも小樽らしい街並のひとつかもしれません。
富岡町は、なかなか歩く機会がないですが、確かに、上品な住宅街という雰囲気がありますね。
私もまだまだ小樽の知らない地域があるので、次はどこを歩くか考えるのもまた楽しいです。
投稿: 小梅太郎 | 2016年7月 9日 (土) 01時50分