上砂留踏切の風景〜長橋にあるJR小樽駅から塩谷方面に向かって最初の踏切
久しぶりの踏切の風景シリーズです。
小樽は街の中をJRが走っていて、結構踏切があるのですが、それらの踏切には固有の名前がついてるんですよね。
で、今回は、長橋のこちらの踏切の風景です。
「上砂留踏切」
場所はJR小樽駅から塩谷方面に向かって最初の踏切ですが、長橋に入ってすぐですね。
ちょっと小樽駅寄りから線路を見ると、列車はこちら小樽方面からきます。
横の車道は、富岡町から長橋方面への抜け道ですね。
そして、塩谷方面のこの先に、今回の上砂留踏切があります。
踏切に着きました。小樽駅方面を見たところです。
砂留という名称から分かる方も多いと思いますが、砂留トンネルのすぐ近くで、“砂留”というのはかつてこの辺り(長橋2丁目)についていた町名なんですよね。
※砂留については、こちらの記事内にもうちょっと詳しく書いてます。
・長橋へ向かう国道5号線に架かる「砂留横断歩道橋」を渡る
“上砂留”というくらいなので、この辺りは砂留町の上のほうだったのでしょうね。
道路で見ると、先ほどの富岡町から来る道路(船見坂の上から続く道)が旧国道と合流する手前にある踏切、ということになります。
旧国道は、国道5号線の長橋パイパスに続く砂留トンネル手前で分岐して、トンネルの上に上ってきているんですよね。
ここで踏切が鳴って、遮断機が降りました。列車がきたようです!
塩谷側から来ました。
では、改めて、踏切を渡りつつ。こちらが小樽駅側。単線ですね。
こちらが塩谷・蘭島・余市方面となります。
踏切を渡って、振り返ったとことろ。
ここが旧国道との合流地点になります。
ところで、上の写真の正面に高台の壁面が見えますが、高台の上に上る階段があるんですよね。
もちろん、上りました。
で、これが上砂留踏切の眺めです。
周辺の様子が分かりやすいですね。
小樽駅方面を振り返るとこんな眺めです。
ということで、今回はかつてあった町名をその名前に残す、上砂留踏切の風景でしたが、実は、小樽の踏切名には、昔の町名がついている踏切がいくつかあるんですよね。
そういうところに注目するのも、ちょっと面白いですね。
【関連記事】
※“砂留”関連の記事
・長橋へ向かう国道5号線に架かる「砂留横断歩道橋」を渡る
・砂留地下歩道〜砂留トンネルの手前の壁から線路下をくぐる地下歩道
※昔の町名がついている踏切の記事
・南小樽駅すぐ手前の「曙町通り踏切」の風景
・南小樽駅のすぐ近くの踏切「開運町踏切」の風景
・かつてあった町名を名前に残す南樽駅近くの「新地町踏切」の風景
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コメント
小梅太郎様、はじめまして。
初掲載から2年以上過ぎて「今更何を…」って感じですが、1986年までは砂留踏切と上砂留踏切がありました。砂留踏切のほうが幅が広く(遮断機×4)、車が多く行き来していました。一方の上砂留踏切は当時、平尾踏切と同様に幅が狭く、遮断機はそれぞれ1つでした。かの長橋バイパス新設ゆえに砂留踏切一帯が工事個所に該当することから、同年9月に上砂留踏切を拡幅し、引き換えに砂留踏切は閉鎖となりました。
投稿: ひろエモン | 2018年9月 1日 (土) 18時53分
ひろエモンさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
いえいえ、こういう過去の投稿にも、情報があればコメントいただくのはとても嬉しいです。
なるほど、昔はこの上砂留踏切と、もうひとつ幅の広い「砂留踏切」があったのですね!そして、上砂留踏切は小さかったんだ!
長橋バイパス新設工事に際して、砂留踏切の方が閉鎖になったんですね。
いや〜、このあたりの景色もその頃から随分と変わったのでしょうね。
今回は、情報をどうもありがとうございました!
投稿: 小梅太郎 | 2018年9月 2日 (日) 04時08分