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2016年3月29日 (火)

気になる建物/栗原恒次郎商店〜ここはかつては銀行の建物

小樽の街を歩いていると、ふと気になる古い建物が残っていたりするんですが、建物詳細については、なかなか分からないことが多いんですよね。

今回はそんな建物なんですが、竜宮通り沿いに建つこちらの建物です。

栗原恒次郎商店

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※写真撮影が2015年11月〜2016年1月の期間でバラバラなのでご了承を。

場所は、龍宮神社から海へと真っすぐに続く竜宮通り沿いで、稲穂大通り(第一大通り)からの通りとの交差点の一角に建っています。

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ここは現在、飯寿しの製造や珍味の販売・卸しなどを行っている栗原恒次郎商店の建物ですね。

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なかなかしっかりとして重厚な外観の建物だな〜と思っていたのですが、やはりかつては銀行の建物だったそうです。

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所有している書籍などでは確認できなかったのですが、ネットで調べてみると、ここは北陸銀行の前身の一つ、第十二銀行稲穂出張所の建物だったそうで、大正15年(1926年)建築という記述も目にしました(参考サイトは最後に記載してます)。

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こういう情報も、どこかで公的に紹介してくれると嬉しいのですが…

ちなみに、栗原恒次郎商店については、小樽市HP内の「小樽ものづくりの原動」というページ内で紹介されてました。
小樽市 :ものづくりの原動 株式会社栗原恒次郎商店

それによると、飯寿しの製造や海産物の珍味の販売・卸しなどで知られる栗原恒次郎商店は、大正8年に栗原恒次郎氏が富山県新湊(現射水市)より小樽市に移住して海産物卸売業として創業し、昭和32年に株式会社栗原恒次郎商店を設立。現在の稲穂町の建物に移転したのが昭和42年とのことです。

そうそう、ちょっと前に、こんな商品をいただきました。

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美味しかったですよ!
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ということで、今回は、元は銀行だった栗原恒次郎商店の建物の様子でした。

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※参考サイト
歴史小ばなし|ほくぎん歴史ミュージアム|北陸銀行のご案内|北陸銀行
旧北陸銀行稲穂町支店 | ここかしこが慕わしいまち
現存する全国の主な銀行建築
小樽市①(色内・稲穂・花園) - 東日本 近代建築万華鏡

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