ちょっとした風景〜運河に架かる竜宮橋から北海製罐の第3倉庫の眺め
真冬の間に撮影して掲載のタイミングを逃してしまった“冬のちょっとした風景”を、せっかくなので掲載するシリーズ(いつの間にかシリーズにしてます…)、今回は、運河に架かる竜宮橋から眺めた歴史的建造物の北海製罐の風景です。
※写真は1月23日撮影のものなのでご了承を。
観光客で賑わう小樽運河は、橋でいうと浅草橋から中央橋の区間で、そこから運河沿いを北側(手宮側)に行くと、観光客もまばらで、とても静かになります。
そして、次にある橋が竜宮橋なんですが、ここから見える運河沿いの建物が、北海製罐株式会社小樽工場の第3倉庫ですね。
石造倉庫が多い運河周辺の景観のなかで、この北海製罐の鉄筋コンクリートの建物は、実際はかなり異質なんですが、何だかこの辺りの静かな運河の風景に、妙にマッチしてるんですよね。
ここからさらに北側は、いわゆる北運河と呼ばれ、昔ながらの幅40mの姿を残しているのですが、その海側には北海製罐の工場等の建物が並んでいて、それらの建物の施設群は、この第3倉庫と共に小樽市の歴史的建造物に指定されているんですよね。
※参考:小樽市 :旧北海製罐倉庫(株)
こちらは反対の南側で、ずっと向こうは観光客で賑わっている方面です。
ちなみに、通りを挟んだ位置には、大きな石造の旧大家(おおいえ)倉庫が建ってます。
この立派な倉庫も小樽市指定歴史的建造物ですね。
ここから運河を離れて山側に向かう道は竜宮通りと呼ばれていて、緩やかな上り坂になっているのですが、その先に龍宮神社があります。
ということで、今回は真冬に撮った竜宮橋から北海製罐の第3倉庫の眺めでしたが、こうやって見ると、今年はこの時から雪が少なかったですね
(それにしても、この建物は独特ですね)
※すいません、今回は橋と通りの名を“竜宮”と表記してますが、龍宮神社の“龍宮”と表記するものもよく目にします。時々混同して使ってしまっているのはご勘弁を。
【関連記事】
・運河沿いの歴史的建造物「北海製罐」の第3倉庫にショッカーがいた
・運河/龍宮橋から北浜橋
・「小樽運河を端から端まで歩いてみる」の写真掲載〜勝手にタイアップ記事
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コメント
小樽では色々な所で働いていた私ですが、北海製罐は特に思い出があります。私が住んでいた当時は丁度小樽の変換期で地元の企業も倒産が相次ぐ不景気でアルバイトさえあまり無い時代でした。 私は履歴書を持って自ら売り込もうと最初に訪問した会社が北海製罐でした。私の家の近所で一番大きかったという理由で選んだのですが。いきなりの訪問で「今、募集はしてませんが…」と不思議そうな顔をされ、駄目かな?と思いましたが私の様なケースは初めてという事で期間限定で採用されました。
工場内は機械の音が物凄くうるさく、耳栓をはめて作業してました。
騒音で工場内での簡単な合図(休憩や作業の)はほとんど身ぶり手振りなのですが、なぜか見てると面白くて笑ってしまいました。
仕事を終えて運河通りを歩いて帰るのが今では本当にいい思い出です。
太郎さん 月見橋って今はもう無いのですか?運河に架かる橋でそんな名前の橋があった気がするんですが、記憶違いかもしれませんが。
投稿: 百川 | 2016年3月24日 (木) 07時58分
百川さん、こんにちは。
北海製罐で働いてたのですね。
それにしても、履歴書を持っての飛び込み売り込みとは、もうのすごい行動力がありますね!驚きです。
それに、そんなケースは初めてといって、採用する北海製罐も、なかなかやりますね!
工場内は入ったことはないのですが、合図が身振り手振りというのは、騒音の中での連絡方法として、なるほどですね。
月見橋は今もありますよ!運河の更に海側を走る道路に架かる橋ですね。
こちらの記事の途中に、運河の散策路から見た写真が1枚掲載されています。
→「小樽運河を端から端まで歩いてみる」の写真掲載〜勝手にタイアップ記事
ただ、当時とは変わっているかもしれませんね、
投稿: 小梅太郎 | 2016年3月24日 (木) 12時45分