サンモール一番街に被災地に向けて祈りを捧げるピアノ演奏と歌声が響きました〜2016年3月11日東日本大震災発生から5年
東日本大震災発生から本日2016年3月11日(金)で5年が経ち、各地では追悼と復興を祈るイベントが開かれていましたね。
ここ小樽では、サンモール一番街のおたる屋台村 レンガ横丁前において、ピアノ演奏と歌によって、被災地に向けて祈りを捧げるコンサートが行われるということで、私も行ってきました。
これは今年で第5回となる「ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー」と題したイベントだそうで、2012年に鹿児島県で始まった後、九州を中心に広まり、小樽が初参加となる今年は、被災地を含めて全国16カ所で、14時から同時刻開催となったそうです。
(開始前から大勢の参加者)
(チラシが“おたる屋台村レンガ屋敷”と「屋敷」となっていたのはここだけの話…)
商店街に設置されている「ストリートピアノ」の演奏によるイベント、というのが特徴ですが、2016年3月9日付 北海道新聞夕刊によると、小樽での開催は、小樽市出身で、ニューヨークを活動拠点にしているジャズピアニストの野瀬栄進さんが、2015年8月に自身のピアノをサンモール一番街の「おたる屋台村 レンガ横丁」に提供したのがきっかけだそうです。
そういえば、レンガ横丁にピアノがあるな〜って思ってたんですが、それが、通り掛かった人が自由に弾けるという「ストリートピアノ」だったんですね。
この日は、ピアノ演奏は市内在住のピアニストの三浦明子さん、歌は童謡「ふるさと」と復興支援ソング「花は咲く」を小樽双葉高生徒さんたちが合唱するということなんですが、このイベントは集まった皆さんも一緒に歌うんですね。
会場で配られたチラシの裏には、歌詞が書かれていました。
このイベントには共通スケジュールがあって、開始は14:00から歌の練習があり、14:30から挨拶などのセレモニー、14:46に黙祷、そして、14:47から合唱がはじまりました。
そうそう、テレビ局の取材カメラもたくさん来てましたよ。
共通スケジュールによるイベントはここまでで、この後、ピアノを提供した野瀬栄進さん自身による、ピアノ演奏もあったんですよね。
新聞記事によると、震災をイメージしたという「息吹」という曲を演奏し、最後は「上を向いて歩こう」のピアノ演奏を、皆さん口ずさみながらしみじみと聴き入ってました。
アーケードといっても外なので、結構寒いのですが、それでも多くの方々が集まり、サンモール一番街に素敵なピアノと優しい祈りの歌声が響きました。
また、来年のこの日に、同じように開催されるといいですね。
※参考ニュース
・2016年3月9日付 北海道新聞夕刊
・全国15カ所の「ストリートピアノ」思いつなぐ 被災地と追悼合唱 東日本大震災5年 (西日本新聞) - Yahoo!ニュース
・<震災5年>ストリートピアノ追悼の音奏でる | 河北新報オンラインニュース
・自由に弾ける「ストリートピアノ」を商店街に常設【北海道小樽市小樽サンモール一番街商店街振興組合】 | 商店街をサポートする情報サイト EGAO
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