ニュースより/小樽市望洋シャンツェが利用がなくて廃止に
小樽市にあるスキージャンプ台「小樽市望洋シャンツェ」(住所は朝里川温泉)が、利用低迷で4月1日付で廃止されることになったそうです。2016年2月24日付 北海道新聞朝刊に掲載されていました。
小樽市の施設である望洋シャンツェは、ノーマルヒルジャンプ台(K=80m)で、リフトや選手控え室のスタートハウスも完備しているなかなか立派なジャンプ台とのことですが、何せ利用されていなかったようです。
私もここで開催されたシャンプ競技は、ほとんど記憶がないのですが、新聞記事によると(引用はどうしんウェブより)、
1999年の冬季国体ジャンプ競技会に向けて98年に整備したが、その後、主要な大会を誘致できず、競技利用は7回だけ。2007年からジャンプ台としては休眠状態だった。16億円超を投じ、市の財政難の一因となった「負の遺産」は借金完済を機に18年間で役目を終える。
小樽・望洋シャンツェ廃止へ 利用低迷、16億円無駄に | どうしんウェブ/電子版(社会)
競技利用が7回だけって…
新聞記事にもあったのですが、ジャンプ大会は集客力のある札幌に集まり、競技人口は少子化などもあって減少しているという背景もあったとのこと。
最近は、レジェンド葛西選手や女子の高梨選手の活躍もあって、決してジャンプ競技が注目されてないわけではないとは思うのですが、それでもやっぱり難しいのしょうね。
(写真は2013年6月撮影)
まあ、全く使われてないのに、維持管理費だけが毎年かかる状態(年約50万円)とのことなので、建設費の借金が終わる本年度末で廃止にするというのは、やむを得ないのでしょうね。
ただ、新聞記事によると、当面撤去はしない方針とのことです(それはつまり放置するということ!?)。
現在、ジャンプ台のブレーキゾーン(着地エリア)は、夏場に車の乗り入れが出来るオートキャンプ場として開放しているのですが、それは引き続きNPO法人に管理を委託するそうです。
小樽のジャンプ台といえば、他に潮見台シャンツェがありますが、こちらは連日少年団が練習で飛んでいて、大会も時々行われているそうなので、是非、大会の様子を見に行ってみたいと思ってます。
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コメント
引き続きの書き込みで済みません。
望洋台シャンェの記事いいですね。
実は私も少年時代美幌でジャンプ少年だったのです。
当時は小樽の吉沢選手や、菊池選手、後3人ぐらい憧れの選手がいました。60年ほど前のことですっかり忘れてしまいましたが、まだたまに飛んでる夢を見ます。小樽が好きなのもこんな所に原点があるのかもしれません(w)。
先日の「雪明りの路」の記事今日載せました。ご笑覧頂ければ幸いです。
投稿: やまぐち | 2016年3月21日 (月) 17時22分
やまぐちさん、こんばんは。
やまぐちさんは、ジャンプ少年だったんですか!!
すいません、小樽出身の選手なのに、菊池選手の名前だけしか分からないのですが、昔は小樽もジャンプ王国なんて言われてたんですよね。
そのような小樽とのつながりも、持ってらっしゃるんですね。
雪明りの路、旧衣斐質店の記事、掲載されたんですね。あとで、ブログをゆっくり拝見させていただきます!
投稿: 小梅太郎 | 2016年3月22日 (火) 02時24分