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2016年2月21日 (日)

「雪まつり発祥の地」北手宮小の雪まつり資料館〜閉校前に見に行ってきました

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今年(2016年)の3月で閉校することが決まっている小樽市立北手宮小学校は、「雪まつり発祥の地」としても知られていて、校内には「雪まつり資料館」もあるんですよね。

北手宮小の雪まつりは、1935年(昭和10年)(当時は北手宮尋常小学校)から始まった伝統ある学校行事だったのですが、閉校によって、2月6日(土)に開催された今年の雪まつりが最後となってしまいました。
※その様子はこちらの記事で。
「雪まつり発祥の地」北手宮小学校最後の雪まつり

その雪まつりの歴史の振り返ることのできる「雪まつり資料館」を、最後の雪まつりを見に行った際に見学してきました。

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北手宮小の雪まつり資料館の様子

1935年(昭和10年)に始まった、ここ北手宮小の雪まつりが、1950年(昭和25年)から始まった「さっぽろ雪まつり」のルーツの1つとされているということはよく知られています。

雪まつり資料館の開設は、1988年(昭和63年)2月27日で、雪まつり発祥の地といわれる北手宮小の、これまでの雪まつりの写真や貴重な資料、昔のスキーやスケート、手押しソリなども展示保存されているとのことなんですが、実は、初めて見にきたんです。

この日は、雪まつりの開催日ということで、多くの方が校舎内に出入りしていて、雪まつり資料館も特別開館ということでした。

正面玄関から右手の階段を上った2階に、雪まつり資料館の展示室がありました。

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入ると、まずは北手宮小の歴史年表や資料館設立の歩み、雪まつり関連の昔の新聞記事などの資料が展示されています。

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途中に古いスキーが置いてあって、これまた気になります。

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続く資料館のメインとなる写真コーナーでは、各時代の雪まつりの様子が年代順に展示されていて、かなりの大規模な雪像作りの様子が写っていたりして、ちょっと驚き、そして興味深かったです。

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雪像作りについては、北手宮小のサイトに説明があったので、引用させていただきます。

雪像づくりは2月、雪の最盛期に、全校児童が校庭の雪を踏み固め、「切る・運ぶ・積む・刻む」の過程をたどって築き上げられる雪の手芸品です。古くは、遙か日本海を見渡す校庭いっぱいに、縦・横7メートル、高さ10メートルにも達する巨大な雪像を築き上げたものです。
雪まつり資料館(北手宮小学校のサイトより)

ちなみに、第1回に作った大雪像が布袋様ということで、最後となる今年はその布袋様の雪像を再現したんですよね。

雪まつりの創始者でもある、故高山喜市郎先生の紹介コーナーもありました。

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展示品コーナーには、昔使われた運動用具、スキー、スケート、手押しソリなどが展示されていました。

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展示室は隣にも続いていて、そちらでは児童作品コーナー、雪の季節に関わる昔の生活用品コーナーや先輩の活躍コーナーなどもありましたよ。

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これは何コーナーかな?
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ということで、紹介はざっとですが、かなりボリュームのある、見所いっぱいの資料館でした。

閉校が決まって、直前にようやく見に来ることができたのですが、もっと早く見に来ればよかったと、ちょっと後悔でした。
それでも、何とか閉校前に、最後の雪まつりと、雪まつり資料館を見ることができたので、よかったです。

閉校直前となっているここ雪まつり資料館が、いつまで見学できるのか、また、閉校後はどうなるのかなどの情報は今のところ分かりません。校舎もどうなるのか…
※雪まつり資料館については、北手宮小学校のサイトのこちらに書かれてます。
雪まつり資料館

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おまけ

おまけで、今回撮ったその他の写真です。

玄関の様子。
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下駄箱。
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雪はらいほうき。
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80周年の時のオブジェ(現在は、開校85年です)。
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階段。
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この日は、3階の「北手宮小学校展示室」という部屋も見に行きました。
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こちらは北手宮小関連の展示室だったので、本当に直接の卒業生らには、たまらない展示でしょうね。


以上、「雪まつり発祥の地」北手宮小の雪まつり資料館の様子でした。

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※学校のサイトはこちら:北手宮小学校

【関連記事】
「雪まつり発祥の地」北手宮小学校最後の雪まつり
北手宮小学校〜坂を上った先の「雪まつり発祥の地」の小学校は間もなく閉校


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コメント

閉校になっても 資料館として残されると思いますよ
見ごたえありますもの

投稿: kei | 2016年2月22日 (月) 17時15分

これだけの歴史と資料は後世に残してもらう事を切に望みます‼︎
北手宮小OBにも是非見て欲しいですね!

投稿: コージ | 2016年2月22日 (月) 22時23分

keiさん、こんばんは。
ですよね。この貴重な資料館は残されるべきですよね。
メインとなる写真コーナーをはじめ、本当に見応えありました。


コージさん、こんばんは。
これら貴重な記録、資料は、後世にきちんと伝えてもらいたいですよね。
どのような形になるかわかりませんが、きっと残されると思ってます!

投稿: 小梅太郎 | 2016年2月23日 (火) 00時44分

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