雪の小樽をロウソクの温かな灯りが照らす、小樽の冬の風物詩「小樽雪あかりの路18」が、2月5日(金)からいよいよ始まりました。
このブログでも、当分は雪あかりの路関連の記事が続きそうですが、2月6日(土)は「伊藤整ゆかりの地」塩谷会場に行ってきました。
塩谷会場は、市内各所に設置される“あかりの路会場”の1つなんですが、行くのは初めてだったんです。
ただ、ここの雪あかりは見事で、とても綺麗だと聞いていたので、行ってみたかったんです。
塩谷会場の開催期間は、2月6日(土)・7日(日)の2日間だけです。
時間は17:00〜20:00までで、実施は塩谷雪あかりの路実行委員会によります。
※公式サイト内の塩谷会場のページはこちら:小樽雪あかりの路 » 「伊藤整ゆかりの地」塩谷会場
塩谷地区は、市街地から結構離れているので、なかなか行きにくいのですが、この日はバスで行きました、
会場となっているのが、塩谷の伊藤整文学碑前の広場と、その横に設置された散策路です(ゴロダの丘と呼ばれる高台です)。
国道5号線沿いのバス停「塩谷」で下りて、ちょっとだけ進行方向に歩くと、左手に伊藤整文学碑への上り道があるので、そこを上っていけば、塩谷会場となっている伊藤整文学碑の広場です(車道と散策路の2つ上り道があります)。
(国道沿いに小さな案内板が)
(伊藤整文学碑広場の入口)
到着したのは17:30頃で、伊藤整文学碑の周辺には、ロウソクが綺麗に灯っていました。
ご存知の通り、小樽ゆかりの文学者・伊藤整は、幼少期から青年期までを塩谷で暮らしたんですよね。
しかも、このイベント「小樽雪あかりの路」の名称は、伊藤整の詩集「雪明りの路」にちなんでつけられた名前なんですよね。
なので、この塩谷会場は“隠れたメーン会場”といった感じですね。
すぐ横では、甘酒無料サービスがあったので、バスで来たのでいただきましたが、暖まって美味しかったです!
そして、その伊藤整文学碑の広場のさらに奥に出てみると…
お〜!これは凄い!
奥がこんなふうになっていたとは。
正直、これを見て、会場の広さにびっくりしました。
そして、そこに灯されたロウソクの綺麗なこと!
では、ここで塩谷会場の様子ということで、写真を掲載していきますね。
ロウソクが灯る広い会場内には、散策路が張り巡らされているので、雪のオブジェとロウソクの灯りを間近でも見られますし、雪山の展望台もあるので、上からも眺められます。
いや〜、話には聞いていましたが、塩谷会場の雪あかりは思った以上に綺麗でしたし、何と言っても、規模の大きさに驚きました。
ちなみに、会場の下には国道5号線が走り、向かいには車屋の照明があって、その向こうには塩谷の海が薄らと見えました。
ここは近くに民家もほとんどない、とても暗く静かな場所なんですが、それが一層幻想的なんですよね。
会場入口横には、火を焚いていて、これがまた暖かかったです。
ここ塩谷会場はこの日、来場者はそこそこいましたが、混雑しているというほどではなくて、もっとたくさんの方に見てもらいたいな〜、って私が勝手に思ってしまうくらいでした。
ただ、やっぱり小樽の市街地からはちょっと遠いんですよね(というか、行き方が分からない方も多いかも)。
ちなみに、私はバス停「小樽駅前」(小樽駅前広場の左側から国道5号線に出たところにあるバス停)から塩谷線(または余市線)に乗って、バス停「塩谷」で下車しました。あとは会場まで歩いてすぐです。
(国道沿いには建物がない…)
バスの乗車時間は20分ほどで、料金は市内均一区間なので220円です(2016年2月現在)。
実際に行くと、近いもんなんですが、近くに休憩するような場所やお店はないので、特に帰りのバスの時間はしっかり調べておくことをお勧めします。じっと待っていると凍えます。
車の場合、会場のすぐ先に駐車場がありましたが、この日ですでにいっぱいで、あまり大きな駐車場ではないようです。
ということで、初めて行った小樽雪あかりの路の塩谷会場の様子でしたが、ちょっと驚くくらいの見事な雪あかりで、とても楽しく感動してきました。来年も是非、行きたいです。
塩谷会場の開催期間は2月6日(土)・7日(日)の2日間ですが、「小樽雪あかりの路18」の開催期間は、2月5日(金)〜14日(日)までとまだまだ続きますので、皆さん、小樽の冬を楽しんでください。
そして、いつもの一言ですが、“お出かけの際は、暖かな服装で!”
「小樽雪あかりの路18」塩谷会場の様子【動画】《追記 2016.2.8》
なかなか行く機会のない塩谷会場だと思うので、広い会場の様子が分かるように、動画を撮ってきました。
短い動画ですが、何となくでも雰囲気が伝わると嬉しいです。
※小樽雪あかりの路の公式サイトはこちら。
小樽雪あかりの路
【関連記事】
・塩谷のゴロダの丘に建つ伊藤整文学碑: 小梅太郎の「小樽日記」
※小樽雪あかりの路関連の記事は、カテゴリー「小樽雪あかりの路」にまとめてますので、どうぞそちらも。
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