« ニュースより/北山中と末広中の統合中学校の校名は北陵(ほくりょう) | トップページ | 小樽市の冬期通行止め道路情報(小樽市HPより)〜市道天狗山観光線・市道松山線・道道小樽定山渓線 »

2015年11月 6日 (金)

小樽市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所〜イベントで建物内にも入ることができました

先日開催された、素敵な雑貨が集まったイベント「2015小樽DEPARTMENT」には、皆さん行かれましたか?

とても楽しいイベントで、お客さんもたくさん来場して大盛況だったようですが、このイベントの会場となったのが、小樽市指定歴史的建造物にも指定されている「旧小樽商工会議所」でした。

Otaru_r20151031_162903

この旧小樽商工会議所は、普段は使われてないので建物内に入ることができないんですよね。
なので、今回はイベントの他に、この歴史的建造物の建物内を見学できるという楽しみもあったんです。

ということで、今回はその歴史的建造物の旧小樽商工会議所について、ちょっと紹介しておきますね。

Otaru_r20151031_163010_hdr

ちなみに、イベント「2015小樽DEPARTMENT」についてはこちらの記事でレポートしてます。
3日間限定開催の「2015小樽DEPARTMENT」に行ってきました。会場は歴史的建造物の旧小樽商工会議所


旧小樽商工会議所の建物について

まずは、小樽市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所の建物概要についてですが、場所は、日銀通りの小樽郵便局(本局)の角を左折した先の、色内大通り沿いにあります。

Otaru_r20151029_144716

昭和8年(1933年)建築の鉄筋コンクリート造3階建です。

Otaru_r20151029_144613
(上の写真2点は、イベント開催前の撮影です)

玄関から、歴史を感じさせる作りですよね。

Otaru_r20151031_154346

小樽市のHPに建物についての説明があるので、引用させていただきます。

北海道の発展に寄与する小樽経済界の拠点でした。
設計は土肥秀二、施工は萬組で、いずれも地元の手によるものです。
外装は石川県産千歳石で彫刻が施され、正面玄関には、土佐産の大理石が用いられています。
昭和初期における鉄筋コンクリート造の建物として貴重なもののひとつです。
小樽市 : 旧小樽商工会議所

小樽商工会議所として、老朽化で移転する2009年(平成21年)までずっと使用されていたのですが、それ以降は、活用はされてなくて、現在も普段は建物内には入れません(実は最近まで使われていたんですよね)。

ただ、その間に一度だけ、2011年(平成23年)7月末〜8月の2週間限定で、NPO法人小樽ワークスによるアートプロジェクトが開催されて、一般公開されたんですよね。
その時の記事がこちらです。
旧小樽商工会議所〜第2回小樽北のウォール街アートプロジェクト2011が開催

私は、小樽商工会議所には全く縁がなかったので、その時に初めて建物内に入ったのですが、アートプロジェクトとともに、歴史を感じさせるその趣のある建物内をとても興味深く見学させていただきました。

今回のイベント「2015小樽DEPARTMENT」で建物内に入ることができたのは、それ以来ということです。

Otaru_r20151031_154353


旧小樽商工会議所の建物内の写真

今回はイベントで多くのお客さんがいたので、あまり建物内の写真は撮れなかったのですが、それもで、趣きある部屋の案内板や照明などを撮ってきたので、掲載していきます。

Otaru_r20151031_154501

案内板などは、まだそのままなんですね。
Otaru_r20151031_154925

Otaru_r20151031_161529

Otaru_r20151031_162603

Otaru_r20151031_162619

Otaru_r20151031_162831

Otaru_r20151031_162649_hdr

Otaru_r20151031_162753_hdr

Otaru_r20151031_154433

Otaru_r20151031_155702

Otaru_r20151031_155715

Otaru_r20151031_155732

Otaru_r20151031_155745

Otaru_r20151031_160121

Otaru_r20151031_160828_hdr

いや〜、何だかトイレまで渋い(ただし、立ち入り禁止でした。残念)。
Otaru_r20151031_161308

開催されたイベントは1階と2階を会場としていて、今回は3階は立ち入り禁止となっていたので、上ることはできませんでした。

Otaru_r20151031_155722

こうやってみると、まだまだ現役で活躍できる建物だと思うのですが、ちなみに、イベント中に停電しまして、やはりそこらへんは老朽化の影響かと(汗)

そうそう、今回のイベント開催に際しては、実行委員や出店者、ボランティアさんたちが、建物の清掃をして準備されていたんですよね。

今後についても、関係者も考えているようですが(参考:"2015小樽DEPARTMENT" 旧小樽商工会議所 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com))、この素敵な建物が、これからも有効に活用されるといいですね。

Otaru_r20151031_163028

ということで、以上、小樽市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所についてでした。

【関連記事】
3日間限定開催の「2015小樽DEPARTMENT」に行ってきました。会場は歴史的建造物の旧小樽商工会議所
旧小樽商工会議所〜第2回小樽北のウォール街アートプロジェクト2011が開催


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


スポンサーリンク

|

« ニュースより/北山中と末広中の統合中学校の校名は北陵(ほくりょう) | トップページ | 小樽市の冬期通行止め道路情報(小樽市HPより)〜市道天狗山観光線・市道松山線・道道小樽定山渓線 »

歴史的建造物 事務所」カテゴリの記事

コメント

この建物は会社のおつかいで何回も行ってました。
歳を感じてしまいます(-_-;)

投稿: 桃 | 2015年11月 6日 (金) 23時38分

桃さん、こんばんは。
何回も行ってましたか!
小樽商工会議所が移転したのが、そんなに前ではないので、関係者は普通に最近まで利用していたんですよね。

投稿: 小梅太郎 | 2015年11月 6日 (金) 23時54分

こんばんは。

このホテルが「ホテルクラシック」の時、姉と泊まりました。
レストランで朝食だけいただきました。
お部屋がね、裏に増築したと思われる新しい部屋でとっても狭くて軽い感じで、安いビジネスホテルみたいだったの。
それが長続きしなかった理由じゃないかな。
レストランはレトロクラシックな感じで素敵でしたよ。
お味噌汁に梅干、漬物が食べ放題で、そのギャップがおかしかった(笑)

投稿: はは | 2015年11月 7日 (土) 22時29分

ははさん、こんばんは。
ここは、「ホテルクラシック」の建物とはまた別の建物なんです。
旧ホテルクラシック(旧越中屋ホテル)の建物は、この旧小樽商工会議所から小樽郵便局(本局)方向に歩いてすぐです。
こちらの記事をどうぞ。→旧越中屋ホテル: 小梅太郎の「小樽日記」
部屋は今ひとつだったんですね(汗)
建物は素敵なので、何かに活用されるといいのですが、現在は何も使われてないんです。

投稿: 小梅太郎 | 2015年11月 8日 (日) 00時45分

こんばんは。
そうだったんですか!
雰囲気がそっくりだったもので、勘違いしてしまいました。
失礼しました。

越中屋ホテル、今は使われていないんですか。
勿体ないですね。
取り壊すなんてことはないですよね。

投稿: はは | 2015年11月 8日 (日) 18時26分

ははさん、こんばんは。
ほんと、旧ホテルクラシック(旧越中屋ホテル)の建物を改めて見てみると、エントランスの構えとか、雰囲気がそっくりですね。
昭和初期の鉄筋コンクリート造りの特徴なのでしょうね。
旧越中屋ホテルの建物、どこかに活用してもらえたらいいのですが…

投稿: 小梅太郎 | 2015年11月 9日 (月) 00時42分

この建物ですが、確か土地付きで2500万円くらいで売りに出ていたと思います。修繕に1億はかかるとか・・・。

投稿: F | 2015年11月16日 (月) 15時48分

Fさん、こんにちは。
売りに出てるんですね。聞いたことがあったかも…
けど、修繕の費用がやはり大変なんですね…

投稿: 小梅太郎 | 2015年11月17日 (火) 11時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小樽市指定歴史的建造物の旧小樽商工会議所〜イベントで建物内にも入ることができました:

« ニュースより/北山中と末広中の統合中学校の校名は北陵(ほくりょう) | トップページ | 小樽市の冬期通行止め道路情報(小樽市HPより)〜市道天狗山観光線・市道松山線・道道小樽定山渓線 »