【小樽の紅葉2015】専門学校「国際インテリアアカデミー」(旧寿原産業鳳星寮)だった建物に絡まるツタの紅葉(10月17日の様子)
小樽市内には今も古い建物や倉庫が街のあちこちに残っています。
この時期、それらの建物に絡まったツタが綺麗に紅葉し、建物と相まってとても趣きある風景を作り上げています。
今回見に行ったのは、そんな紅葉したツタが絡まる、なんとも渋いこちらの建物です。
この建物は、現在は使われてないようですが、専門学校「国際インテリアアカデミー」の建物だったようです。
場所は相生町になるのですが、入船通りと平行した通り沿いにあり、建物前の通りの真っすぐ先には、堺町通りのルタオ本店の建物が見えますね。
この建物については、いつも参考にさせてもらってる書籍「小樽の建築探訪」に掲載されていて、それによると、かつては寿原産業鳳星寮だったそうです。
寿原産業の店員のための寮として建てられたのは昭和9年(1934年)と古く、戦中戦後には陸軍と進駐軍が使用し、その後に会社の寮及び倉庫になり、昭和60年(1995年)から専門学校「国際インテリアアカデミー」として再利用されたとのことです。
看板の表示「IAI」は、国際インテリアアカデミーの表示ですね。
実は、建物横の坂を上って回り込んだところが正面玄関になっていて、こちら側がさらに趣があるんです。
このツタの絡まる建物の様子は、なんとも味わいがありますが、実はこの建物に気がついたのは、2年程前なんですよね。
まだまだ小樽には知らない建物があるものだと、見つけたときは結構嬉しかったです。
見に行ったのは10月17日ですが、まだ完全には色付いてはいないので、ここはさらに紅葉が深まりそうですね。
小樽市内には、こういった建物に絡まるツタの紅葉があちこちで見られるので、それらの紅葉した風景を眺めるのもこの時期の楽しみですね。
【関連記事】
・気になる建物/相生町の専門学校 国際インテリアアカデミーの建物
・専門学校「国際インテリアアカデミー」(旧寿原産業鳳星寮)の建物にからまるツタの紅葉
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コメント
相生町。小さい時、母がよくこの町の名前を口にしていましたので、なじみがあります。しかし、小さい頃ここを歩いた記憶はほとんどなく、大人になってからもじっくりと歩いたことないのですが、小梅さんに連れられて散歩している様な気がしました。
投稿: dlbzw31 | 2015年10月20日 (火) 20時14分
dlbzw31さん、こんばんは。
相生町というと、名前は聞くものの、街の範囲はそれほど広くはないので、住んでいる方以外は、なかなか歩く機会ってないですよね。
あっ、水天宮が住所では相生町でしたね。
このブログ記事で、散歩しているような気分になってくれると、嬉しいです!
投稿: 小梅太郎 | 2015年10月21日 (水) 01時26分