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2015年7月14日 (火)

天狗山の麓のこんぴらさんこと「天狗山 金毘羅大本院」のお堂に入ってみました

天狗山の麓、松ヶ枝町の自然あふれる緑の中に、“こんぴらさん”と親しみを込めて呼ばれる、高野山真言宗の寺院「天狗山 金毘羅大本院」が建っています。

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先日、今年で最後となった、金毘羅さんの火渡り(柴灯大護摩(さいとうだいごま)法要)を見てきて、その様子をこのブログでもお伝えしました。
今年で最後、松ヶ枝町にある金毘羅さんの火渡りを見てきました
【動画】今年で最後となった小樽の「天狗山 金毘羅(こんぴら)大本院」の火渡りの様子

で、今回はその補足記事として、金毘羅さんのお寺についてです。お堂にも入ってみました。
※写真については、先日の火渡りの時に撮影したものと、それ以前のものが混在しているのでご了承を。

といっても、この金毘羅大本院の詳細についてはよく分からないんですよね。

小樽ジャーナルの火渡りの際の記事を引用させていただくと、

"こんぴらさん"の愛称で親しまれる御本尊の名は、「金比羅大権現」と言い、江戸時代中期に全国へ信仰が広がった。海上交通の守り神として信仰され、漁師・船員など海事関係者の崇敬を集めている。現在、4代目秋山宥澄氏が住職を務める同寺院は、大正15年に小樽に建立。当時、盛大に遷座法要(御本尊を移動する際に行う)が行なわれた。
こんぴらさん"火渡り"!惜しまれながら最終回 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

とのことで、大正15年(1926年)に小樽に建立されたんですね。

金毘羅大本院に行って、お堂に入ってみました

まず、金毘羅大本院へ行くのに、松ヶ枝町の住宅街を天狗山に向かうように上っていくと(実際に天狗山へは行けないんですよね)、坂の入口に石柱が建っています。

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ここにはお稲荷さんがありました。
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そこからしばらく、木々に覆われた坂道を上っていくと、山門が見えてきます。

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天狗山と書かれたその山門の両脇には、仁王像が安置されてますね。

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そこから参道となる小径を上ると、境内に出ます。

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(実はこの辺りは紫陽花が咲くんですよね)

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すると緑あふれる自然の中に、お寺が建っています。

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この日は例大祭の最中だったので、あちこちに飾りが施されてますね。

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で、この例大祭のちょっと前にも金毘羅大本院にくる機会があって、お堂に入らせてもらったんです(普段は正面の入口は閉まっているようです)。

すると、ここは本堂になるのでしょうか、立派な仁王像(金剛力士像)が安置されていて、ちょっとビックリしました(以下の写真は6月14日撮影)。

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例大祭の時には、ここが開放されていました。

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小樽のこんな山の中に(といったら失礼ですが)、こういう寺院があったとは。
しかも、1926年建立ということは、お寺の歴史はもうすぐ90年ということですよね。

結構、小樽市民でも知らない方が多いかもしれませんね。

そうそう、火渡りの記事でも書きましたが、境内の外れから松ヶ枝町の急な坂道にでる、裏参道が(といっても、ちょっとした裏道ですが)あるんですよね。

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ここの坂道は、最初の金毘羅大本院への石柱を通っていく坂道ではなくて、その横の真っすぐ天狗山方向に上る急な坂道なんですが、かなり上まで上ってきたのが分かりますね。

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坂の上を見ると、天狗山も近いです。
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ということで、以上、金毘羅さんこと「天狗山 金毘羅大本院」の様子でした。

※参考
こんぴらさん"火渡り"!惜しまれながら最終回 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
小樽市 金毘羅大本院

【関連記事】
松ヶ枝町の山の中の金毘羅大本院と紫陽花
今年で最後、松ヶ枝町にある金毘羅さんの火渡りを見てきました
【動画】今年で最後となった小樽の「天狗山 金毘羅(こんぴら)大本院」の火渡りの様子


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コメント

こんばんは
小樽に火渡りするこんぴらさんがあったなんで初めて知りました
小学校の同級生に天狗山のお寺さんの子がいたなーと思っていましたところ小樽ジャーナルを読んで納得
こんな山の中から通っていたのですね

投稿: みなみ | 2015年7月15日 (水) 23時37分

みなみさん、こんばんは。
私も金毘羅さんの火渡りは、話には聞いていたのですが、見たのは初めてでした(今年で最後というのが、何とも残念です)。
お〜!なんと小学校の同級生が、こちらのお寺さんの子だったんですか!
確かに、結構、山ですね(^-^;

投稿: 小梅太郎 | 2015年7月17日 (金) 00時33分

仁王像(金剛力士像)とても立派ですね。こんな立派なものがお堂のあったなんで知りませんでした。実際に見てみたいです。 金毘羅さんの近くで父親が「火の玉をみた」と言っていた話を思い出しました。ですので幼少の頃はちょっと怖かったかな?用事が無い限りはひとりでは近づかなかったのかもしれません。水道山には良く行きましたが・・・。

投稿: yukim | 2015年7月17日 (金) 01時01分

yukimさん、こんばんは。
私もこんな立派な仁王像がお堂にあって、ビックリしました。
安置されたのは、そんなに前ではないようですが、とても立派でした。
金毘羅さんの近くで火の玉となると、場所が場所だけに、子供でなくても、かなり怖いものがありますね(^-^;
水道山、この近くですね!

投稿: 小梅太郎 | 2015年7月18日 (土) 00時25分

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