手宮地区にあるもうひとつの水天宮「能島水天宮」
前回に続いてですが、5月上旬に手宮地区を巡ってきた際に、まだブログで紹介してない話題があるので、遅ればせながら掲載したいと思います。
今回は、手宮地区にもあった、もうひとつの水天宮「能島水天宮」についてです。
能島水天宮について
小樽の水天宮といえば、市街地の港を眺める高台にあり、小樽市指定歴史的建造物でもある“水天宮”が有名ですよね。
※その水天宮については、こちらのカテゴリー「水天宮」に記事をまとめてます。
しかし、手宮地区にも水天宮があるんですね。
実は、私は全然知らなかったのですが、以前、ブログへのコメントで教えてもらい、今回初めて訪れてみたというわけです。
そして、その水天宮の名前が「能島水天宮」というんですね。
そうです。前回紹介した「能島通り」の名前の由来になっている、手宮地区の開発に尽力した「能島家」の名前がついているんですね。
ちょっと調べてみると、北海道神社庁のホームページ内のデータベースに、能島水天宮の由緒の記載がありました。
明治16年10月1日創立される。能島家の守護神として祀られていたが、地域の人々の篤い懇願により、錦豊町会の氏神として崇敬され協賛会組織を作りこれを受け入れたものである。昭和33年神社本庁の承認を受け、昭和34年3月25日登記され宗教法人となる。
能島水天宮
ということで、やはり能島家の守護神として祀られていたんですね。
能島水天宮の場所と様子
能島水天宮の場所は梅ヶ枝町になります。
中央バスの手宮ターミナルから梅ヶ枝町方面に向かうバス通りは、最初は真っすぐの道路ですが、手宮保育所の手前で大きく右に曲がってます。
この右に曲がるところを、正面のちょっと細く坂になっている道に入ると、その先やや右手に能島水天宮の鳥居が建っているのが見えます。
石段を上り、鳥居をくぐると、すぐ正面に小さな社殿が建ってました。
両側に狛犬もいますね。
正面右側に案内書きが書かれていて、そこに明治16年10月1日創立と書かれてますね。
それにしても、こんなところに水天宮さんがあったとは、知りませんでした。
鳥居の階段前から振り返って見たところです。
真っすぐ続く道路の先が、手宮ターミナル方面ですね。
こちらがカーブのところから見た、手宮ターミナル方面。
こちらは梅ヶ枝町方面。
ということで、今回は手宮地区にある、もうひとつの水天宮「能島水天宮」についてでした。
【関連記事】
・手宮地区の「能島通り」を歩く
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コメント
こんにちは、小梅太郎さん。もうひとつの水天宮、よく見つけましたね。前は、バス通りからの坂の入り口(右側、現在は駐車場?)に店舗があったので、あまり目立たなかったんです。写真もたくさん撮影された様で、現在の様子が解って興味深かったです。由緒が書いてある看板にもありますが、一様、お祭りもやってます(屋台は無いですけどね)し、年末年始の参拝やどんど焼き(確か一月七日)もやるんですよ。本当に、紹介して頂きありがとうございましたm(_ _)m
投稿: DCH-MASTER | 2015年6月29日 (月) 10時06分
DCH-MASTERさん、こんばんは。
随分と前に、DCH-MASTERさんから聞いた、手宮地区のもうひとつの水天宮に、今回、ようやく行くことができました。
以前は、坂の入口部分にお店があったのですね。
現在は見通しが良くなったようで、近づいていくと鳥居が見えてきて、「お〜!あった〜!」って感じでした(*^-^)
確かに案内書きの看板には、例祭の日付が書いてますものね。それにどんど焼きもあるのですね。
いえいえ、こちらこそ、もうひとつの水天宮は、ともて興味深かったです。
投稿: 小梅太郎 | 2015年6月29日 (月) 22時19分