梁川商店街にて藤森茂男氏の魅力を伝える、小樽美術館「小樽運河・いまむかし」とのコラボ企画が開催中
市立小樽美術館で特別展「小樽運河・いまむかし」が、7月5日(日)までの日程で開催されてますが、これと関連して、この企画展を後援する梁川商店街が、中央市場と商店街にて、運河保存運動の父と言われる藤森茂男氏の魅力を伝えるコラボ企画を開催中です。
中央市場で「デジナーレの精神~藤森茂男の実像」
梁川通りをまたいで建つ中央市場の第3棟内特設スペースでは、藤森茂男氏自身やデザイナーとしての作品を紹介する展示会「デジナーレの精神~藤森茂男の実像」が開催されてます。
展示では、藤森茂男氏自身の生い立ちなどの紹介の他、作品としては、潮まつりの浴衣や提灯、手書きのポスターなどが展示され、花園グラウンドで開催されていた時の会場レイアウト図なんかもあってと、とても興味深かったです。
そうそう、旧サンビルのロゴマークも、氏の作品なんですね。
ちなみに展示パネルによると、「デジナーレ」とは「デザイン」の語源で、「一般的な人間生活に中で、物事を予測し、それに具体的に対処する」という意味のラテン語で、藤森茂男氏がデザイナーとして生涯大切にした言葉だそうです。
梁川商店街の街灯に藤森茂男氏の20のメッセージ
梁川商店街の街灯は、スズラン型と呼ばれる、5個の水銀灯を連ねた特徴的な形をしているのですが、この街灯に藤森茂男氏からの20のメッセージが下げられています。
藤森氏が生前に残した、運河や小樽についてのメッセージだそうで、全部は読んでませんが、とても心に響く言葉が書かれていますよ。
そうそう、そもそも藤森茂男氏の運河画廊が、ここ梁川商店街にあるということで、このコラボ企画が開催されているんですよね。
ということで、近くに寄った際には、梁川通りの街灯に下がるメッセージを読んでみたり、ちょっと中央市場を覗いてみてはいかがでしょうか。
参考:「小樽運河・いまむかし」に連動! 藤森氏の魅力を紹介 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
【関連記事】
・これは気になる特別展「小樽運河・いまむかし」が市立小樽美術館で開催中
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・梁川商店街を紹介する「小樽梁川通り」公式ガイドブックはしっかり読みたい充実の内容です
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コメント
遅蒔きながら友人より「梁川通り」公式ガイドブックが送られて来ました。中々の出来で貴重なコレクションがまた増えました。なると‥‥写真入り‥ウ~食べたい!(>_<)ゞ
投稿: T75 | 2015年6月12日 (金) 19時47分
T75さん、こんばんは。
「梁川通り」公式ガイドブック、手にされたのですね。
よくあるパンフレットとは、ちょっと違いますよね。
なるとはやっぱり食べたくなりますよね(^-^;
投稿: 小梅太郎 | 2015年6月13日 (土) 03時52分