ワインカフェ&ショップ小樽バインの建物は歴史的建造物の旧北海道銀行本店
先日、日銀通り沿いにある、小樽バインにお昼を食べに行く機会があったのですが、モダンかつ重厚な雰囲気を漂わせるその建物は、小樽市指定歴史的建造物でもある「旧北海道銀行本店」の建物なんですよね。
明治45年 (1912年)建築で、石造2階建です。
場所は日銀通り沿いの、日本銀行旧小樽支店(金融資料館)の通りを挟んで斜め向かいに建っていて、いわゆるかつての北のウォール街の一角です。
(店内の窓から見た日本銀行旧小樽支店)
小樽市HP内に建物概要が掲載されているので引用させていただきます。
設計は、通りをはさんで建つ日本銀行旧小樽支店(小樽市指定有形文化財)の設計に携わった長野宇平治で、請け負ったのは地元の加藤忠五郎でした。
銀行建築独特の重厚さをもち、玄関や窓まわりの石組みデザイン、コーナー部分や窓の間隔の変化などに特徴があります。
外観の正面は、ほぼ創建時の姿で残っています。
小樽市 : 旧北海道銀行本店
ということですが、ちなみにこの旧北海道銀行とは、現在の同名銀行とは別の銀行で、1944年(昭和19年)に北海道拓殖銀行へ吸収合併されて消滅してます。
(参考:北海道銀行 - Wikipedia、旧北海道銀行本店 - Wikipedia)
現在ここは、「ワインカフェ&ショップ小樽バイン」となっていて、地元産のワインと、地元の食材を使った料理を楽しむことができます。
薄焼きタイプのピザやパスタなんかが人気のようで、チーズメニューにシーフード料理、ローストポークなどの肉料理も揃えてますね。
小樽バインのサイトに、メニューなども掲載されているので、そちらもどうぞ。
→ワインカフェ&ショップ小樽バイン:観光のおみやげや記念にご来店をお待ちしております。
ちなみに、この時に食べたのが、“旬の味覚” 初夏のメニューの「道東産ホタテのジェノベーゼ」と、骨付きソーセージの焼きカレー(3週間ランチメニューなので、もう提供されてません)でした。
歴史的建造物の建物は、外観はとても重厚で趣きがあり、店内は落ち着いた内装ですが、肩肘張らずに気軽に入れるお店ですね。
カフェにはワインショップが併設されてます。
店名の由来はサイトDescriptionに書かれていました(2015年6月時点)。
ワインカフェ「小樽バイン(BINE)」の店名の由来は[WINE]の頭文字[W]を当店経営 母体のバス会社「北海道中央バス」の[B]、および店舗建物が小樽市歴史的建造物の 指定をうけた元銀行店舗だったことに因んでの[BANK]の[B]といれかえた造語です。
建物は、経営母体の中央バス本社ビルでもあります。
【関連記事】
・小樽バイン/旧北海道銀行本店
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
スポンサーリンク
| 固定リンク
「 飲食店」カテゴリの記事
- 小樽のメルヘン交差点にハローキティカフェ(OTARU CAFE×HELLO KITTY)が2月1日にオープンしてます(まだ行ってませんが)(2019.02.28)
- 梁川通りの「そば処 やま安」で熱々の鍋焼きそばを食べてきた(2019.02.08)
- 「自然派ラーメン処 麻ほろ」でこってり醤油のとろチャーシュー定食を食べてきた(2019.01.28)
- ルタオの新店舗「パトス」オープン(2011.05.16)
- 歴史的建造物の旧後藤商店(旧塚本商店)の一角に十割蕎麦と天ぷらのお店「小樽北匠庵」がオープンしてます(まだ行ってませんが)(2018.10.13)
「 歴史的建造物 銀行」カテゴリの記事
- 歴史的建造物でもある「銀の鐘1号館」(旧中越銀行小樽支店)の建物の壁が綺麗になっていた(2016.09.06)
- 「第5回小樽アートプロジェクト2015」が「旧北海道拓殖銀行小樽支店」(現 ホテルヴィブラントオタル)にて開催中(2015.07.30)
- 知らなかった、色内大通り沿いのこの重厚な建物は旧横浜正金銀行小樽支店(現 三立機電)(2015.07.19)
- ワインカフェ&ショップ小樽バインの建物は歴史的建造物の旧北海道銀行本店(2015.06.13)
- 「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」の休館日が4月から水曜日に変わるそうです(2015.03.28)
コメント