坂牛邸の庭で馬酔木が白い花をたくさんつけてます
小樽公園の南側(入船町側)に隣接して建っている、小樽市指定歴史的建造物の「坂牛邸」。
とても趣のある建物で、私も大好きな建物なのですが、先日メールで、ここ坂牛邸の庭に、馬酔木(あしび/あせび)の木が白い花房をたくさんつけていますと、連絡をいただきました。
道央圏では馬酔木の庭木は大変珍しいとのことで、私は花については全然詳しくないのですが(見るのは大好きです)、是非見てみたいと思い、見に行ってきました。
けど、馬酔木の花ってどんなの?(汗)
(すいません、そんなことも知りませんで…)
で、こちらが、その坂牛邸の庭の馬酔木の花です。
場所は、坂牛邸の西側(公園の駐車場のある通り側)の庭で、車庫のすぐ横です。
最初、馬酔木の花を知らなかったので、調べてから行ったのですが、素通りしてしまいました(大汗)。
実は、見に行った時に、ちょうど関係者の方がいて、この馬酔木についてや、更に坂牛邸の庭についても色々と案内していただきました。
ありがとうございました。
馬酔木の名は、馬が葉を食べれば毒に当たって、酔うようにふらつく、ということでついたそうですね。
ちょっと調べてみたら、分布は本州、四国、九州の山地に自生していて、やや乾燥した環境を好むということで、そもそも北海道ではあまり馴染みがないようですね(参考:アセビ - Wikipedia)。
けど、ここの庭では、見事に花が房になって咲いてます。
近くで見ると、小さなツボのような花がたくさん集まっていて、可愛いんですよね。
そういえば、北海道でお馴染みのスズランを思わせる花ですね。
ということで、坂牛邸の馬酔木の花を楽しませていただきました。
馬酔木の花がどのくらいもつのは、勉強不足で分からないのですが、興味のある方は見に行ってみてはいかがでしょうか。
今回、貴重な情報をどうもありがとうございました。
※小樽市指定歴史的建造物の坂牛邸は、田上義也氏の設計により昭和2年(1927年)に建築されたもので、建物は平成22年から田上義也記念室として公開されています(毎週金・土・日曜 10:00〜15:00の公開。入館料:300円)。
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※坂牛邸については、こんな記事も書いてます。
・冬の坂牛邸
・再び坂牛邸へ
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コメント
馬酔木の花ですか、私も初めて知りました。坂牛邸には何度も行っているのに気づきませんでした。ところで割合近くだと思いましたが「馬酔木」という飲食店がありますね。ここの建物もなかなか趣きがあって素敵です。外観だけは見に行ったのですがなんとなく私には敷居が高い感じで・・・。夜しか営業していないみたいだし・・・。中も見てみたいなぁ。
投稿: ままお | 2015年4月30日 (木) 15時52分
ままおさん、こんばんは。
馬酔木の花って、私は元々花には疎いのですが、それにしても、馴染みがないですよね。
今回、坂牛邸の馬酔木について連絡をいただいて、何だかいいものを見せてもらった感じです。
馬酔木という、建物がいい感じの居酒屋(?)がありますね。
私は行ったことがないのですが、うちの奥さんが何回か行っていて、料理も美味しくていいお店と言っていました。
ままおさんに進める前に、私が行ってみないといけませんね(^-^;
投稿: 小梅太郎 | 2015年5月 1日 (金) 02時29分
アセビがこんなに大きくなるなんて知りませんでした。見事ですね。本州で見るアセビは公園やお庭にある低木というイメージで、写真を撮る時は体勢を低くしますが、坂牛邸のアセビは見上げて撮る感じですね。樹齢どのくらいなのでしょう。次回帰省した時に見に行ってみます。情報ありがとうございました。
投稿: yukim | 2015年5月 1日 (金) 21時41分
yukimさん、こんばんは。
ここの馬酔木は、背が高かったですよ!
なるほど、私は全然馬酔木のことが知らなかったのですが、道央の小樽というのに加え、大きさも大きくて珍しいのでしょうかね。
う〜ん、樹齢までは聞かなかったのですが、かなり古いのでしょうね。
是非、機会があったら見に行ってみてください!
投稿: 小梅太郎 | 2015年5月 1日 (金) 23時36分