小樽市は「おたる水道100年のあゆみ」を発刊。PDFファイルで見られますが内容が難しいです
小樽市は、昨年(平成26年)、水道創設100周年、下水道60周年を迎えたんですよね。
で、これを記念して「おたる水道100年のあゆみ」と題した記念誌を発刊したそうです(編集発行は小樽市水道局。平成27年3月23日発行)。
(「おたる水道100年のあゆみ」PDFの表紙より)
小樽の上下水道の歴史を、当時の写真や資料とともに掲載しているそうで、小樽市ホームページにはPDFファイルが置かれていますので、興味のある方はどうでしょうか。そこからダウンロードもできます。
→小樽市 : 「おたる水道100年のあゆみ」の発刊について
ページ数は274ページにも及び、かなりのボリュームです。
ただ、内容的には、編集後記にも掲載されているのですが、
技術史としての側面もあるため専門的記述が随所に登場し、コラムを 挟むなどの工夫はしましたが、全体に一般の方にとっては難解な内容に感じられるかも しれません。
ということで、工事や施設などの専門的な話などびっしりと文章が続き、技術的な内容はかなり難しくて、ちょっと資料として読むにはハードルが高すぎですね。
それでも、枚数は多くはないですが、冒頭の写真などはやっぱり興味深いですね。
できれば、奥沢ダムなんかはもうありませんので、もっとたくさん写真を掲載してもらえれば、一般の方も見やすかったかもしれませんが、技術史という側面を考えれば、そうもいかないのかな。
ということで、「おたる水道100年のあゆみ」発刊についてでしたが、小樽の水は美味しいとよく言われるのも、こういう歴史があってなんですよね。
それについては、本当に感謝ですね。
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