地獄坂で知られる商大通りを小樽商大までヘトヘトになりながら歩いてきた
先日、ちょっと小樽商科大学(商大)に行く機会があって、せっかくだからと頑張って歩いて行ってきました。
そうです、小樽商大に向かう商大通りといえば、「地獄坂」の名前で知られる急な坂道ですね。
しかも今回は、すっと下の国道5号線から小樽商大まで歩いたので、その様子をお伝えします。
実際に歩くと本当に大変で、終盤はヘトヘトでしたよ。
商大通りと地獄坂について
小樽商科大学へと上っていく商大通りに、地獄坂の名前がついていますが、その小樽商大の始まりである第五高等商業学校が開校した、明治44年の翌年の「小樽新聞」に、すでに地獄坂の名前が登場しているそうです。
開校当初は周囲に家もなく、冬は雪深く、夏は暑くて汗だくになってと、学生にとっては本当に大変な坂だったことから、この地獄坂という名前で呼ばれるようになったそうです。
そもそも商大通りがどこからどこまでなのか、地獄坂はどこの範囲なのかはよくわかりませんが、商大通りはかなり下の方までその通り名で呼ばれているようで、地獄坂は山手線のバス通り(緑第一大通)との交差点から上がそう呼ばれている感じですね(はっきりとは分かりませんが)。
※地獄坂については、小樽市HP内『広報おたる「おたる坂まち散歩」』に記載があるので参考までに。
・小樽市 : おたる坂まち散歩 第19話 地獄坂(2)
実は、もうひとつ地獄坂と名前のついている坂道があって、それは、このすぐ近くの小樽警察署の前の坂道なのですが、そちらの坂道については、こちらの記事をご覧ください。
→もうひとつの地獄坂を眺める〜小樽警察署の前の坂がもうひとつの地獄坂
商大通りを上る〜国道5号線から山手線のバス通りへ
それでは、まずは、商大通りを国道5号線から出発です。
この日はちょっと時間的に逆光になってしまい、写真が見にくいのはご勘弁を。
ちなみに、ここから下に下りていくと、寿司屋通りですね。
こちらは、国道5号線に架かる高架です。
さて、国道5号線を渡り、すぐにJRの高架をくぐって上りはじめます。
シオン教会の横を通って、最初の交差点には、右手に稲穂小学校が建ってます。
ちなみに、この部分の坂道に限っていえば、以前、こんな記事も書いてますので、よければどうぞ。
→稲穂小学校の交差点から国道5号線手前の高架下をくぐる
稲穂小学校の横の道は、ここに通った昭和の大スター石原裕次郎さんにちなんで「裕次郎の小径」と名前がついてます。
以前のこちらの記事をどうぞ。
→稲穂小学校の横の「裕次郎の小径」
そうそう、ここが商大通りだというのは、この辺りにも標識があるんですよね。
次の交差点は、保健所のあるところですね。
このまま左に曲がれば、図書館や市役所のある通りです。
→小樽図書館前を上るくねった坂道
さらに商大通りを上っていくと、途中左に、お菓子屋の「菓匠 おたる 六美」があって、
その先でようやく山手線のバス通り(緑第一大通り)との交差点に出ます。
(撮った写真があまりに逆光だったので、これは別の日の写真です)
後ろを振り向くと、こんな感じですが、商大通りはまだまだ続きます。
商大通りを上る〜いよいよ地獄坂を上り商大へ
ここからは商大通りも、いよいよ地獄坂といったところですね。
看板もあります。
上ってすぐに右手に2013年の年末に閉店してしまった「梅月 商大通り店」の建物が今もあり、
そして、その先の右手には、「カトリック富岡教会」が異国情緒あふれる姿を見せてくれます。
さらに上っていくと、道はそのまま上る坂道と左手に曲がる道に分かれます。
(すいません、思いっきり逆光ですね)
左手は、最上線のバス通りにもなっている、緑第二大通りです。
→最上線のバスが通る「緑第二大通り」
坂はまだまだ続きますが、
ここから振り返ると、こんな素晴らしい眺めなんですよね。
さて、さらに坂道を上っていくと、
坂道は右に大きく曲がってますが、
その先にはまだまだ急な坂道が続いてます。さすが地獄坂。
この先、右手に旭展望台への道があるのですが、冬期は通行止めですね。
そして、ここには小樽商業高校がありますが、ここに登校するのも大変ですよね。
坂道は時々振り返り、今まで上ってきた道を眺めるのがいいですね。
小樽は眺めがいいですからね。
ただ、坂道はまだ続きます。クタクタです…
で、最後の真っすぐな坂道を上っていくと、
左手に小樽商大の門が見えてきて、やっと到着です。
いや〜、地獄坂は長いですね。本当にヘトヘトです。
学生さんたちは、毎日歩いてるんですかね。これは大変です。足腰強くなりますね。
(最後に振り返った眺めです)
ということで、以上、商大通り(地獄坂)の様子でした。
ちなみに、国道5号線からここまで、写真を撮る以外はせっせと歩いてきたのですが、40分ほどかかりました。
ふ〜、疲れた…
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コメント
こんにちは、太郎さん。大変な坂道をお疲れさまでした。私も昨年5月に駅前から商大まで徒歩で往復してへとへとでした。この時期は歩道も歩きにくくご苦労されたと思います。2月に2週間程帰省し、真冬の小樽と春めいた小樽両方味わいました。
投稿: びわちゃん | 2015年3月 4日 (水) 11時00分
びわちゃんさん、こんばんは。
駅前から商大までは、きついですね。ほんと、ヘトヘトになりますね。
冬は雪に足が取られて、本当に歩きにくいんですよね。
2月は、2週間程帰省されてたんですね。
何だか、今年は2月に入ってから、雪が少なくて、今もほとんどのアスファルトの道路が出ていて、変な天候の冬ですね。
けど、確かに、春っぽい小樽でもありますね。
投稿: 小梅太郎 | 2015年3月 5日 (木) 00時57分
長い坂道お疲れ様でした!学生時代郵便配達のアルバイトで小樽の坂道は嫌というほど味わったのでよくわかります。
高架下のあたりの写真を見るとはれるや食堂、稲穂小学校前を見ると青葉模型店を思い出します。
富岡教会は私が生まれて初めて見た教会です この近所に3才~4才まで住んでたので。子供の頃なぜかこの教会が怖かったのを覚えています。多分ドラキュラ=十字架みたいなイメージがあったんでしょうね(笑)。
投稿: 百川 | 2015年3月 5日 (木) 08時30分
百川さん、こんばんは。
郵便配達ですと、あちこち歩き回ったのでしょうね。
小樽は歩く仕事は、より大変ですね。
高架下のはれるや食堂は、私は行ったことがないのですが、4年くらい前に閉まってしまいました。青葉模型店は分からないな〜
富岡教会は、いかにもといった外観の教会ですよね。
素敵ですが、確かにドラキュラのイメージはあるかも(^-^;
投稿: 小梅太郎 | 2015年3月 6日 (金) 01時43分