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2015年3月28日 (土)

「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」の休館日が4月から水曜日に変わるそうです

小樽の代表的な歴史的建造物であり、かつて北のウォール街と呼ばれた、この辺り一帯を代表する建物でもある「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」の休館日が、4月から変わるそうです。

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(写真は2015年2月3日撮影)

これまで毎週月曜日だった休館日が、2015年4月から、水曜日となるそうですよ(ただし水曜が休日の場合は開館)。

ちなみに、開館時間も4月を境に変わるそうです。
4月~11月までが、9:30~17:00
12月~3月までが、10:00~17:00

このことは、2015年3月25日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されていたのですが、それによると、週末から月曜日にかけて旅行する観光客が多いわりに、全国的に公的機関が運営する観光施設は、月曜日に休むところが多く、観光客に不親切と考えたためだそうです。
(どうしんウェブの記事はこちら:小樽の日銀金融資料館 来月から、月曜日から水曜日の休館に | どうしんウェブ/電子版(道央)

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(写真は2015年2月7日撮影)

「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」の建物は、明治42年(1909年)7月に着工し、明治45年(1912年)7月の完成した歴史的建造物で、設計に携わった辰野金吾という建築家は、日本銀行本店や赤レンガで有名な東京駅の設計にも携わっている方です。

日本銀行小樽支店としての営業は、平成14年(2002年)9月に日本銀行札幌支店に統合が決定したことにより廃止となり、その後、翌年の平成15年(2003年)5月より、現在の日本銀行の広報施設、金融資料館として開設してます(なので、現在も日本銀行の管理する建物です)。

そして、ここはなんと入館料が無料なんですよね。

この歴史的建造物の建物内部を見学できて、さらに資料館として色々と見て、触って、知ることができてと、ボリュームたっぷりなんですが、広報施設とはいえ、無料というのは、なんともありがたいですよね。

今回の休館日の変更で、せっかく来たけど休館日だったという観光客の方が、減るといいですね。

ということで、「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」の休館日は、2015年4月から水曜日なので、お間違えのないように(水曜日が休日の場合は開館)。

※金融資料館のサイトはこちら。
「金融資料館」へようこそ - 日本銀行

【関連記事】
日本銀行旧小樽支店 金融資料館「特別応接室」が一般公開されていたので見に行ってきました


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コメント

小梅太郎様 こんにちは。

確かに月曜休業が多いです。休日の変更は新しい試み。効果あれば良いですね。

ところで、一般的な説明では辰野金吾の名前が表に出てきますが、実際は辰野金吾工事顧問の指導下で、大阪・京都・小樽各支店等の
設計監理に従事した日本銀行技師の長野宇平治が設計したともいわれています。

いよいよ観光シーズンが始まります。旧日本郵船小樽支店も4月1日から見学が出来るそうですね。楽しみです。

投稿: dialin6700 | 2015年3月28日 (土) 09時09分

dialin6700さん、こんばんは。
そうですね。これで観光客の利便性が上がるといいですね。
確かに、ついつい著名な辰野金吾の名前を表に出してしまいますが、辰野金吾は工事顧問で、実務の中心は日銀技師の長野宇平治なんですよね。
今後は詳しく書くときは、そのことも書いたほうが親切ですね。ありがとうございます。
旧日本郵船株式会社小樽支店の開館も嬉しいですね。

投稿: 小梅太郎 | 2015年3月29日 (日) 00時47分

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