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2015年2月22日 (日)

梁川商店街を紹介する「小樽梁川通り」公式ガイドブックはしっかり読みたい充実の内容です

先日、発行になって、あちこちのメディアで取り上げられている「小樽梁川通り 公式ガイドブック」。

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これは、梁川商店街振興組合の公式ガイドブックなんですが、よくある観光ガイドマップとはちょっと趣きが違う内容になっていると、話題なんですよね。

梁川通りは、小樽駅からすぐ近くにある通りで、場所は駅前からの中央通りを下りてきてすぐで、アーケードの都通りと中央通りを挟んで反対側に続く通りですね。

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梁川通りは小樽でも歴史があり、かつて、ここ稲穂町一帯の土地を所有していた榎本武揚(えのもとたけあき)の雅号の梁川(りょうせん)を訓読みにしたのが、通り名の由来です。

現在は、大きな賑わいを見せる通りではないのですが、何だか昭和の雰囲気を今に残す、懐かしい感じのする通りなんですよね。

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実は美味しいお店がたくさんあったりして、若鶏時代なると、大和家本店、伊勢鮨といった、よく知られたお店もこの通りにありますね。

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中央市場もここ梁川通りをまたいで建物が並んでます。
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大正11年創業の銭湯「柳川湯」もあります。
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で、今回の梁川通り公式ガイドブックでは、もちろん、通りの紹介とともに飲食店などのお店についても、詳しく紹介されていて役立ちますが、それだけにはとどまらず、周辺の見所を紹介していたり、梁川通りの歴史などについても詳しく、分かりやすくまとめられている、充実の内容なんですよね。

梁川通りを中心とした、読み物としても内容の濃いものとなっているので、個人的にはかなり面白く読んでます(まだ、全部は読み終わってませんが…)。

表紙と次の見開きに掲載されている、手書き風のイラストもまた、懐かしい雰囲気の梁川通りにピッタリのテイストですね。

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個人的に興味がわいたのが、「通りの呼称の変遷」(p.11)についての解説なんですが、通りの名前って、いったいどこからどこまでなのかって、いつも疑問に思うんですが、時代とともにその認識が変わってくるようですね。

ちなみに、現在の梁川通りは、基本的には、駅前の中央通りから、龍宮神社から下りてくる龍宮通りまでの区間とのことです。

(中央通りの都通り方面を見たところ)
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梁川通りを歩くと、通りの両側に立つ、ちょっと変わった形の街灯が目に入りますが、この5個の水銀灯を連ねたこの形を「スズラン型」と呼ぶそうです。

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この街灯がまたさらに、通りに何だか懐かしい雰囲気を醸し出していますね。

ということで、梁川商店街振興組合による、梁川通り公式ガイドブックですが、これは無料なんですが、手にしたら、是非しっかり読んでもらいたいガイドブックですね。

そして、ガイドブックを手に、懐かしい雰囲気漂う梁川通りを歩いてみてはいかがでしょうか。

※この公式ガイドブックは、当初はちょっと入手しにくかったのですが、観光案内所などに置いてあるそうで、例えば、運河プラザでは見本が置いてあり、カウンターで言えばもらえるそうです。

【関連記事】
梁川通り(やながわどおり): 小梅太郎の「小樽日記」


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小樽の通り」カテゴリの記事

コメント

私も手に入れました!(博物館で)
運河プラザでもあったのですね~見当たらなかったので、無いのかと思ってました。
これ、ガイドブックと言うより、読み物的ですよね。
古い写真や歴史なども紹介されているので、面白いです。
紙もしっかりしていて、とても無料とは思えません。
保存用にもう1冊欲しいです。

投稿: surigon | 2015年2月23日 (月) 12時07分

surigonさん、こんばんは。
この公式ガイドブック、本当に読み物として面白いですよね。
博物館にも置いてましたか。
こういう内容の濃いものなので、よくあるパンフレトのように、ばらまく感じではないですね。
運河プラザも最初は置いてませんでした。
これは保存版が欲しくなりますよね。

投稿: 小梅太郎 | 2015年2月23日 (月) 23時48分

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