あれ?歴史的建造物の「旧塚本商店」(旧(株)丸市 後藤商店)に新しいお店が入ってる!?〜Cafe 色内食堂
先日、運河近くの色内大通りを歩いていたら、あれ?小樽市指定歴史的建造物の「旧塚本商店」(旧(株)丸市 後藤商店)に、新しいお店が入ってる?
建物の前まで行ってみると、そのお店の名前は「Cafe 色内食堂」というんですね。
いつからオープンしているのかは分かりませんが、2階で営業しているようですね。
すいません、実はお店には入ってないので、どんなお店なのかの報告はできません。ごめんなさい。
実は2年ほど前に、使われていなかったこの歴史的建造物の、正面の看板や壁などの改修工事が行われ、2013年5月にオシャレなフレンチレストラン「マルイチ後藤商店」がオープンしたのですが、間もなく日本料理のお店に変わり、そのお店もいつの間にか、閉まっていたんですよね。
この歴史的建造物を活用した、今度の「Cafe 色内食堂」が賑わうといいですね。
ところで、小樽市指定歴史的建造物でもある、この建物についてですが、大正9年(1920年)の建築で、黒塗りの外壁が目を引く、なかなか堂々とした佇まいですよね。
元々は塚本商店の建物で、その後「(株)丸市 後藤商店」となり、その時の看板が現在もかかっているというわけです(現在の看板は、先の改修工事の際に新しく修復されたものです)。
参考までに、この歴史的建造物について、小樽市のホームページより引用させていただきます。
本建物は、近江(滋賀県)出身の呉服太物商の店舗として建てられました。
小樽では、明治37年5月8日の大火で市街地を焼き尽くしたことから、防火構造の建物が普及しました。
本建物も防火のために、外壁をコンクリートで塗り固め、出入口や窓を防火戸で覆う工夫を施し、幾多の災いをしのいできました。昭和63年には、暖簾を張るなど優れた建物の再活用によって、第1回小樽市都市景観賞に選ばれました。
小樽市 : 旧塚本商店
(建物の横には、小樽市指定歴史的建造物の案内板)
参考記事:小樽・旧塚本商店 歴史的建造物レストランに 金庫はワインセラーに-北海道新聞[小樽・後志版ひろい読み]
【関連記事】
・後藤商店(旧塚本商店)に新しい看板
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コメント
私も主人から教えてもらって、気になっていました。
ここは堺町通から離れているので、あまり集客が見込めませんよね。
よほど美味しくて、口コミで評判にならないと・・・。
お値段は手頃だし、なるべく早めに行ってみようと思います。
投稿: surigon | 2015年2月24日 (火) 08時07分
surigonさん、こんばんは。
やっぱり、気になりますよね!
確かに、場所的に実はあまり目立たない位置なんですよね。
行った方のTwitterの写真を見たのですが、とても美味しそうでした。
繁盛するといいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2015年2月24日 (火) 23時10分