末広中学校は励ましの坂を上った先
坂の街・小樽は、学校も坂の上に建っていることが多いように思うのですが、ここは結構極めつけかもしれませんね。
「小樽市立末広中学校」
※写真撮影が2014年10月7日なので、紅葉前なのはご勘弁を。
なにせここは、最近、テレビでも取り上げられて、話題になった「励ましの坂」を上ったその先に建ってるんですよね。
「励ましの坂」といえば、手宮のバスターミナルから手宮公園に上る急な坂で、歩くと本当に大変なんですよね(すいません、この時は車でした…)。
(坂の上から振り返って見たところ)
小樽市のHPにこの坂についての記載があります。
手宮のバスターミナルから煤田山(ばいでんやま)の項上にある末広中学校までは、904メートルあり、標高差は83メートル、最大斜度は24パーセントあります。車ではあっという間の道のりも、徒歩では約20分かかります。
小樽市 : おたる坂まち散歩 第1話 励ましの坂(はげましのさか)
登るのがあまりにも大変な坂なので、この坂を誰言うとなく「励ましの坂」と呼ぶようになったそうです。
で、この坂をほぼ上りきった右手に手宮公園と手宮公園陸上競技場の駐車場があり、そのすぐ先の左手には、小樽稲荷神社が木々に囲まれて趣きのある姿を見せています。
(小樽稲荷神社の先から振り返ってみたところ)
で、坂道は右に大きく曲がって、
ここからは少し下って行くのですが、末広中学校はその先にあるんですね。
(グラウンド)
いや〜、あれだけ急な励ましの坂を上りきった、さらにその先とは…
反対側にも道が続いていて、生徒たちがどちらから登校してくるのかは分かりませんが、どちらにしても、頂上付近に学校があるんですから、とにかく大変です。
毎日登下校するだけで、足腰が鍛えられそうですね。
(再び励ましの坂)
ところで、この末広中学校ですが、小樽市のHPを見ると、学校再編の対象になってるようですね。
(参考:小樽市 : 学校再編の動き(高島・手宮地区))
それによると、末広中と北山中の統合計画があって、平成29年4月1日の統合を計画しているようです。
校舎は、現在の手宮西小学校を統合中学校に改修する予定とか(変更になっていたら、ごめんなさい)。
(参考:塩谷・長橋地区学校再編実施計画 - kita_sue_keikaku.pdf)
う〜ん、ちょっと寂しい話ですね。
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コメント
私が通っていた頃は木造校舎で石炭ストーブの時代でした。
当時美術の教科担任だったのが冨沢謙先生という方で、
後から知ったのですが中村善策の愛弟子で美術界では名の
通った先生だったのです(現在もご健在です)。
お手本で書いてもらったスケッチは、残念ですが今はもう
ありません。
住んでいたのは高島だったので励ましの坂を歩くのは時々
でした。末広中学校から高島方面へ降りるルートは、港へ
向かう道と、旧高診療所へ向かう2ルートがあります。どち
らもマイナーな坂ですが励ましの坂に負けないくらいキツい
ですよ。冬は車が通らない(通れない)のでそり遊び
で楽しみました。
投稿: dialin6700 | 2014年11月11日 (火) 11時35分
間違いなく小樽の最急坂校でしょう(旧石山含む)我が母校「松ヶ枝中」など可愛い急坂に思えて来ます(笑)因みに私も美術「冨沢謙」先生でした。見た目から芸術家?らしく情熱ある指導を受けました。御健在本当に嬉しく思います!!(私の時代末広.北山の各中は不良生徒が多く恐かったですね)
投稿: T75 | 2014年11月11日 (火) 16時31分
dialin6700さん、こんばんは。
木造校舎の時代でしかた。懐かしい時代ですね。
勉強不足で申し訳ありませんが、中村善策は小樽生まれの画家さんですね。で、その愛弟子の冨沢謙先生に教えてもらっていたというのは凄いですね。
末広中学校から高島方面へ降りる、励ましの坂と反対のルートも、やっぱり急なんですね。
その、港へ向かう道と、旧高診療所へ向かう2ルートも、機会があったら歩いてみたいです。
T75さん、こんばんは。
末広中学校へ行くための励ましの坂は、やっぱり急ですよね。
いや〜、旧石山中学校や松ヶ枝中学校もかなりの坂の上ですよね。
おお〜、T75さんも冨沢謙先生でしたか!
凄い先生に教えてもらっていたのですね。
投稿: 小梅太郎 | 2014年11月11日 (火) 23時04分
手宮バスターミナルから手宮公園へ上り始めの2・3本目の左手通りに
赤い屋根の懐かしい感じの木造の家がありますよね。
紅葉橋の青い屋根の家、手宮の赤い屋根の家、印象的な家並みです。
投稿: EKO | 2015年10月10日 (土) 19時14分
EKOさん、こんばんは。
あ〜!分かります!
手宮バスターミナルから手宮公園への、励ましの坂の途中から左に入ったところにある、趣ある木造の家ですよね。
昔ながらの木造の家は、大事に住まわれているんだな〜と、しみじみ思いますよね。これからも残ってもらいたいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2015年10月11日 (日) 03時36分