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2014年11月 6日 (木)

もうすぐ「旧小樽病院」となってしまう市立小樽病院の建物

量徳小学校跡地で建設中だった、小樽の新市立病院が完成して、12月1日の開院に向けて準備が進めれられていますが、となると、当ブログ的に気になるのは、現在の小樽病院の建物についてです。

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(写真は2014年10月23日撮影)

新市立病院の場所は、現在の小樽病院の通りを挟んだすぐ横なんですが、確か現在の小樽病院の場所は駐車場になる予定だったはず。
(参考:完成予想図 | 新市立病院のお知らせ | 小樽市病院局

ということは、もうすぐ「旧小樽病院」となってしまう現在の建物は、新市立病院が開院した後、ほどなく取り壊されるということですよね!?

旧小樽病院という名称で呼ぶ期間もほとんどなく、建物がなくなってしまうとなると、それはちょっと残念ですね。

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まあ、病院としては、老朽化が進み、駐車スペースもほとんどないなど、色々と問題もあったわけですから、そんなことは言ってられないでしょうが(汗)

ということならばと、先日、新市立病院と一緒に、現在の小樽病院の様子も見てきました。
※新市立病院の様子はこちらの記事で。
小樽の新市立病院の建物は完成し、12月1日の開院に向けて準備中

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確かに、壁など見るからに古くなっているのですが、小樽病院の建物といえば、ひときわ気になるのが、こちらの建物ですね。

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病院の左手側の下り坂を下りてすぐのところに石垣があるのですが、そこに立っているこの建物。
なんとも渋いです。

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角の曲線がいいですね。

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何だか階段の雰囲気といい、建物自体が北運河にある北海製罐小樽工場の第3倉庫の縮小版のような趣で、古いですが味があります。

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窓から室内の明かりが見えるので、現在も使われているのですが、実は以前にも、この建物についての記事を書いたことがあって、その時にコメントで、現在も利用されているという情報をいただいたんですよね。
※その時の記事はこちら。
気になる小樽病院の裏の建物

けど、もちろんこれも取り壊されるんですよね。中を見てみたかったです。

さて、この建物の脇の坂道を上っていくと、病院の裏手になります。

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振り返った先には、新市立病院の建物が見えますね。

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裏には大きな煙突がありました。

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そして、ぐるっと回って病院の表の通りにまた出てきました。

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馴染みのあるこの小樽病院の建物も、間もなくお役御免となってしまうんですね。


【関連記事】
現在(2013年)の市立小樽病院の建物

※以前の小樽病院裏の建物についての記事です。
気になる小樽病院の裏の建物

※北海製罐(株)小樽工場の記事です。
平成24年度「小樽市指定歴史的建造物」に新たに3棟追加: 小梅太郎の「小樽日記」
北海製罐株式会社小樽工場: 小梅太郎の「小樽日記」(第3倉庫について)


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その他の気になる建物」カテゴリの記事

コメント

渋い建物・・・ここは元々は看護婦寮だったそうです。
寮が移転したあとは病院関係者の休憩所です。
外側階段の踊り場に喫煙所もありました。
中は6畳位の昭和レトロな畳部屋に分けられ銭湯みたいに大きくはないですが何人かが入れるお風呂もありました。
昔の看護婦さん達の大変さが感じられる場所です。

投稿: 桃 | 2014年11月 6日 (木) 23時28分

桃さん、こんばんは。
情報、ありがとうございます。
元々は、看護婦寮だったんですね。
その後は、休憩所なんですね(更衣室と聞いてました)。
お〜!中は畳部屋なんですか!?しかもお風呂があったとは。
やっぱり、病院関係者の夜勤とかのためなんでしょうか。大変だったんですね。
中の様子をどなたか記録として撮っているのかな。ちょっと気になります(^-^;

投稿: 小梅太郎 | 2014年11月 7日 (金) 23時24分

更衣室兼休憩室です。
昔の下宿というか、1フロアに6畳位の部屋がいくつかありドアで個室になってました。
靴を脱ぎ一段上がると畳の部屋に押入れがありました。
洗面所やトイレお風呂、流し台は共同。
夜は使ってないんじゃないかな。
ぶっちゃけ夜のこの建物内は怖いです(笑)
階段左側の一階は給食室なはず。
ここも取り壊されるんですね。

投稿: 桃 | 2014年11月 8日 (土) 23時37分

桃さん、こんばんは。
なるほど、更衣室兼休憩室!
1フロアにいくつかの畳の部屋。靴を脱いで一段上がって…
なんとなく、想像できて、楽しいです(*^-^)
階段左側の一階は給食室ですか。写真で電気がついてますね
あっ、夜は確かに怖そうです(^-^;

投稿: 小梅太郎 | 2014年11月10日 (月) 00時07分

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