« 住ノ江町の浄暁寺と高田幼稚園 | トップページ | 天気の良い日に手宮公園へ〜紅葉はもうちょっと先 »

2014年10月 6日 (月)

住ノ江町の気になる薄い建物は「丸ヨ石橋商店別邸」

先日、住ノ江町方面に行った時に、久しぶりに“あの”薄い建物を見てきました。

“あの”薄い建物とは、これです。

Otaru_20141003135427

住ノ江町にあるこの建物、外観は古いもののなかなか趣のある建物なんですが、とにかく薄いんですよね。

Otaru_20141003135557

横から見ると、その薄さが際立ちます。

Otaru_20141003135546

以前、この気になる薄い建物をブログで取り上げた時は、建物の詳細については分からなかったんです。
住ノ江町周辺で見かけた気になる建物

Otaru_20141003135442

Otaru_20141003135456

しかし、この建物については、ディープな小樽のガイドブック「小樽散歩案内」に掲載されていました。

「小樽散歩案内」(p.118)によると、この薄い建物は「丸ヨ石橋商店別邸」として建てられたものだそうです。
ただ、詳細については不明とのこと。

Otaru_20141003135531

※石橋商店とは、北の誉酒造の創業者・野口吉次郎が奉公した商家とのことで、こちらのサイトに詳しく乗っていたので、参考まで。
北の誉酒造りミュージアム酒泉館 ~北の誉が誕生するまで~
第6章 野口と寿原小樽商工会議所ホームページ内)

Otaru_20141003135509

それにしても、この薄い建物、中がどうなっているのか、気になりますね。

Otaru_20141003135515

【関連記事】
住ノ江町周辺で見かけた気になる建物
小樽散歩案内〜小樽をディープに知りたいならば、是非手元に置きたい本


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


スポンサーリンク

|

« 住ノ江町の浄暁寺と高田幼稚園 | トップページ | 天気の良い日に手宮公園へ〜紅葉はもうちょっと先 »

その他の気になる古い建物」カテゴリの記事

コメント

この建物、正面から見て左側の部分は右側よりも厚みがあるんですね。
建物を裏側から見ると幼稚園の敷地とくっついている様にも見え・・・なんとも不思議です。
建物の内部が気になります。

投稿: FF | 2014年10月 7日 (火) 20時22分

FFさん、こんばんは。
改めて見に行ってきました!
おおっ!?厚みが違うんですかね!?
そうそう、裏側は幼稚園の敷地なんですよね。
ほんと、見れば見るほど、不思議な建物です。

投稿: 小梅太郎 | 2014年10月 7日 (火) 23時45分

フッフフもの好きな両親が「住吉神社横の通りにこんな薄っぺらな建て屋が…!」と教えたら早速見に行ったそうです(笑)。帰り南樽市場ついでに勝納川のぞいたらまだ鮭が見れたそうです

投稿: T75 | 2014年10月12日 (日) 17時45分

T75さん、こんばんは。
なんと、ご両親も見に行かれましたか!
話題作りになって、良かったです(*^-^)
勝納川の鮭、まだ見られたんですね!

投稿: 小梅太郎 | 2014年10月13日 (月) 00時47分

中が見たい。多分何もないと思うけど。
仮想では中にWIZの模型があるといわれている。
もしくは、ゴスロリの美少女がいると。

投稿: 夢猫 | 2018年7月14日 (土) 08時54分

夢猫さん、こんばんは。
中が気になりますよね!!
すいません、WIZの模型が分からないのですが(^-^; もし興味があるなら、実はこの建物内を取材された方がいて、「住ノ江の薄い家 旧石橋家別邸洋館」で検索すると、建物内の写真も掲載した投稿を見ることができます。

投稿: 小梅太郎 | 2018年7月15日 (日) 03時11分

小梅太郎さんこんにちは。
今日、新ねっとわーく小樽7月号を読みました。興味深い内容でした。この「薄い洋館」こと丸ヨ石橋別邸洋館には母屋が存在したそうですが、母屋が解体されたことでこの建物が単体となり、その特異性が際立ったように思います。
私はインターネットを通じてこの建物の存在を知り、2回ほど外観の見物に行きましたが中々飽きることがなかったです。
またネット上では徐々にこの建物の存在が認知されてきている様子で、「小樽 丸ヨ石橋」とGoogle検索すると、「丸ヨ石橋商店別邸」として所在地や今月撮影された新しい写真などがGoogleに登録されています。
新ねっとわーく小樽7月号の記述に、「目立った傾きや歪みも見られない」とあって、この建物が好きな私としては心底嬉しかったです。もし修復のために寄付を募るようなことがあったら、貧困の身の私ですが進んで寄付したいと思います。

投稿: ジロ | 2018年7月15日 (日) 16時57分

こんにちは、小梅太郎さん。
内部写真みれました。
最初、灰色の廃墟かと思いました。椅子にもたれた700年前の貴族様がいるかとおもいました。
明治時代に醤油製造で成功した後に作った増築物件。
弥生時代から作られた醤油でした。
WIZの模型はウィザ―ドリィというファミコンソフトであったゲームです。ミニチュア模型も発売されていました。
そのあと、続編が続きますが現在は詳しくはわかりません。

投稿: 夢猫 | 2018年7月16日 (月) 11時55分

ジロさん、こんばんは。
はい!私も新ねっとわーく小樽7月号を読みました!!
とても詳しくて、興味深い内容ですよね。
新ねっとわーく小樽7月号で取材して記事を書かれている方は、以前、お世話になった方なのですが、ネットで「旧石橋家別邸洋館」と検索して上位に出てくるサイトが、この方が書いているサイトで、今回の取材内容に基づいた、さらに詳しい事柄についても書かれていますので、参考までに。
新ねっとわーく小樽にも書かれていましたが、この貴重な薄い建物を再生する、いい方策が生まれるといいですね。


夢猫さん、こんばんは。
内部写真、見れたようでよかったです。
そうなんです。こんな風になっていたんですね。私もこれで初めて見て、驚きました。
WIZの模型とは、そういうことでしたか!!
説明していただき、ありがとうございます!

投稿: 小梅太郎 | 2018年7月17日 (火) 01時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 住ノ江町の気になる薄い建物は「丸ヨ石橋商店別邸」:

« 住ノ江町の浄暁寺と高田幼稚園 | トップページ | 天気の良い日に手宮公園へ〜紅葉はもうちょっと先 »