趣きある小樽稲荷神社の林は小樽市指定保全樹林〜紅葉にはもうちょっとでした
最近、テレビでも取り上げられて、話題になっている、手宮公園へと上る「励ましの坂」。
このブログでも何度が取り上げてますが、この坂は本当に急なんですよね。
で、今回はその坂の話ではなくて、この坂を上りきったところに建っている、木々に囲まれたとても趣のあるこちらの神社です。
「小樽稲荷神社」
訪れたのはちょっと前で、まだ紅葉には早かったのですが、ここ小樽稲荷神社は、境内は広くはないものの、鳥居から周囲の木々、そして社殿とその様子がとてもいい雰囲気なんですよね。
この“小樽”の名前を付けている稲荷神社ですが、創建は元禄3(1690年)と古く、社殿は何度か場所を移した後、明治42年(1909年)の大火災を機に、現在地に移転改築したそうで、翌明治43年7月(1910年)に竣工したそうです。
現在の「小樽稲荷神社」という名称は、大正元年10月についたそうです。
参考:
・手宮の夏祭り! 小樽稲荷神社例大祭始まる (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)
・北海道神社庁のホームページ内「小樽稲荷神社」
(更に右奥には小さな祠があります)
(社殿の右手にも鳥居がありました)
ところで、とても趣のあるこの神社の林は、小樽市から保全樹林として指定されているんですよね。
(保全樹林の看板)
明治43年神社の新築移転当時よりあった樹林で、手宮公園に隣接した貴重な自然林である。
小樽市 : 保存樹木等の指定 一覧
明治43年から既にあったとは、古くからですね。
種類はクリ(栗)ミズナラ(水楢)等だそうです。
訪れた日から数日経っていて、日に日に木々は色づいてきているでしょうから、しばらくはこの趣のある神社の林の素敵な紅葉を見ることができそうですね。
【関連記事】
・手宮公園に向かう励ましの坂のナナカマドと紅葉には早かった小樽稲荷神社
・手宮公園周辺の紅葉〜その後
・小樽稲荷神社と保全樹林の紅葉
・手宮公園に向かう「励ましの坂」
(それにしても「励ましの坂」は急ですね。今回は車でしたが…)
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