専門学校「国際インテリアアカデミー」(旧寿原産業鳳星寮)の建物にからまるツタの紅葉
先日(23日)、市内の紅葉をあちこちと見て歩いていた際、ふと、真っ赤に紅葉したツタが壁にからまる建物が目に入りました。
からまるツタが見事に紅葉しているこの建物は、専門学校の「国際インテリアアカデミー」の建物です。
看板もあるのですが、現在は使われてないようですね。
ここの看板には「専門学校 国際インテリアアカデミー 生徒昇降口」と書かれていますね。
場所は相生町ですが、入船町との境の通り沿いに建っていて、建物前の通りを真っすぐ行くと、堺町通りのルタオ本店の近くに出ます。
実は、この建物については、気になる建物ということで、以前も紹介したことがあるんですよね。
→気になる建物/相生町の専門学校 国際インテリアアカデミーの建物
その際は、建物詳細については分からないと書いたのですが、ちゃんと調べたら書籍「小樽の建築探訪」に掲載されていました。
※「小樽の建築探訪」のついてはこちらの記事をどうぞ。
→小樽の古い建物について参考にしている書籍です「小樽の建築探訪」
それによると、この建物は元々は「寿原産業鳳星寮」とのことで、寿原産業の店員のための寮だったそうです。
建築は昭和9年(1934年)と古いのですが、戦中戦後には陸軍と進駐軍が使用したそうで、その後に会社の寮および倉庫になり、昭和60年(1995年)から専門学校「国際インテリアアカデミー」として再利用されたそうです。
(以上、参考「小樽の建築探訪」)
(看板には「IAI」の文字と国際インテリアアカデミーの表示)
その後、国際インテリアアカデミーは閉校なのか休校なのか詳しくは分かりませんが、現在、建物の扉やシャッターは閉められたままのようです。
正面玄関は通りと反対側で、横の坂道を上って入っていったところにあるのですが、こちらのツタの紅葉も、見事というか何だか凄いことになってました。
ということで、以上は23日の様子なんですが、その後、小樽は28日に初雪も降ってしまったので、紅葉の様子はちょっと変わってしまっているかもしれません。
小樽の紅葉ももう終わりでしょうかね。
【関連記事】
・気になる建物/相生町の専門学校 国際インテリアアカデミーの建物
※Amazonで「小樽の建築探訪」をチェックする。
※「小樽の建築探訪」の記事はこちら。
・小樽の古い建物について参考にしている書籍です「小樽の建築探訪」
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コメント
紅葉したツタは綺麗ですが凄い事になっていますね(゚0゚)
建物の中も見てみたいです。
今はどの様に維持管理されているんでしょうね。
投稿: EKO | 2014年10月29日 (水) 23時01分
EKOさん、こんばんは。
ほんと、特に建物の反対側(正面玄関側)にまわったら、何だかツタが凄いことになっていて、ちょっとビックリでした(゚ー゚;
確かに、古い建築で趣きあるので、中も見てみたいですよね。
今はどうしてるんでしょうかね。
投稿: 小梅太郎 | 2014年10月29日 (水) 23時18分