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2014年7月30日 (水)

小樽市能楽堂夏季公開〜歴史的建造物の「旧岡崎家能舞台」が一般公開されてます

小樽公園の北側、市民会館のすぐ近くに、歴史を感じさせる伝統的な和風建築の小樽市公会堂が建っています。

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実は、この小樽市指定歴史的建造物でもある小樽市公会堂の建物の左奥には、外からは見えなのですが、小樽市能楽堂があるんですよね。

この小樽市能楽堂は「旧岡崎家能舞台」とも呼ばれています。

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この小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)も小樽市指定歴史的建造物なんですが、現在、「小樽市能楽堂夏季公開」ということで、一般公開されています。

期間は、2014年6月1日(日)~9月7日(日)で、9:00~17:30までです。
(※夜間催事の日は催事終了時間まで)

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公会堂に入って、すぐ左の階段を下りて行けば、能楽堂があります。

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有料イベントが開催されているとき以外は、無料で見学できます。
(入場無料のイベントも開催されているようです)

以前は、年に1、2回の公開だったようですが、近年は3カ月ほどの長い期間の公開になってますね。

小樽市指定歴史的建造物としての「旧岡崎家能舞台」につていは、小樽市のHP内に概要があるので、引用させていただくと、

荒物雑貨商として財をなした岡崎謙が、大正15年、入船町の自宅中庭に建てたもので、後に市に寄贈され、昭和36年、公会堂隣接の現在地に移されました。
檜の舞台をはじめ、要所には佐渡産神代杉(じんだいすぎ)が用いられ、格式にのっとった能舞台で東北以北唯一のものといわれています。
鏡板の老松、唐獅子、若竹は狩野派17代秉信(もちのぶ)が描いたものです。
大正15年1月舞台開きを皮切りに、芸道研さん
小樽市 : 旧小樽区公会堂・旧岡崎家能舞台

ということで、格式にのっとった能舞台で東北以北唯一のものなんですね。

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舞台の写真撮影について、電話で尋ねたところ、OKとのことでしたので撮影してきました。
(もちろん、ロープ内に入って舞台に上がるのはNGです)

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大正15年(1926年)の建築とのことで、歴史と伝統を感じさせる格式ある舞台は、何とも趣がありますね。

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外からこの能楽堂は見えないので、意外と市民でもその様子を見たことがない方が多いかもしれませんね。

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内側から見る公会堂の眺めも珍しいかも。

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そうそう、紅葉橋の坂から、その側面がちょっとだけ見えます。

現在、「旧岡崎家能舞台を生かす会」が、ここ旧岡崎家能舞台の再建を目指して、そして小樽の能楽文化を広めるために、様々な活動をしています。

まだ、実際の能は見てないので、この舞台で見てみたいですね。

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※小樽観光協会のサイト「おたるぽーたる」での、小樽市能楽堂夏季公開の案内はこちら。
小樽市能楽堂夏季公開
もしくは、小樽市の公会堂のサイトのこちら。
小樽市公会堂

※能楽堂については、小樽市の公会堂のサイトのこちらでも。
小樽市公会堂 [能楽堂について]

【関連記事】
小樽市公会堂(旧小樽区公会堂)と紅葉

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公会堂の庭です。
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