歴史的建造物でもある異国情緒あふれる「カトリック富岡教会」が一般公開中です
小樽市指定歴史的建造物でもある「カトリック富岡教会」が一般公開中です。
期間は平成26年5月1日〜10月31日までで、時間は10:00~15:00となっています。
小樽商大へ向かう「地獄坂」(商大通り)の途中、右手に入る通りの向こうにふと現れる、異国情緒漂うこの教会は、まるで絵に描いたような美しい教会ですよね。
昭和4年(1929年) 建築の木造一部鉄筋コンクリート造3階建てで、建物については小樽市HP内に概要が掲載されているので、引用させていただくと、
小樽におけるカトリックの布教は明治15年に始まり、数度の聖堂建設を経て昭和3年現在地に起工し、翌年6月30日に献堂式を挙げました。
正面玄関部の尖塔アーチから十字架を掲げた八角小塔にいたる上昇感を強調した建物で、外観は主にゴシック様式を取り入れています。2階にある礼拝堂には、色ガラスを組み合わせたアーチ窓から柔らかな光が入り、神聖な空間となっています。
小樽市 : カトリック富岡教会
とのことです。
教会正面左にはマリア像が立っています。
さらにカトリック富岡教会は、「カトリック富岡教会と小樽フラワーマスター連絡協議会の連携による環境整備」として、平成25年度の第20回小樽市都市景観賞を受賞しています。
行き届いた建物の維持保全を行うだけではなく、ライトアップの実施や小樽雪あかりの路への参加、また、敷地内の花壇には小樽フラワーマスター連絡協議会と連携し、彩り豊かな花を植栽して環境整備を図るなど、歴史ある教会と調和した魅力的な空間を様々な形で演出し、地域の景観を創出している。
小樽市 : 第20回小樽市都市景観賞受賞作品
ということで、建物の周囲にはとても綺麗に花が植えられています。
建物横から見ると、2階部分にステンドグラスが見え、ここが礼拝堂になるのですが、
実は一般公開中ということは、建物内の2階にも入ることができるんですね。
ということで、今回は建物内を見学してきました。
こちらが玄関ですね。
カトリック富岡教会ホームページによりますと、
平成26年5月1日から10月31日(10:00~15:00)まで、2階聖堂を一般の方に参観いただけるよう「教会開放」を行っています。写真撮影は自由です。
カトリック富岡教会ホームページ - catholic-tomioka-otaru Jimdoページ
ということで、写真撮影も自由なんですね。
ステンドグラスが上手く撮れませんでした。
何度か入ったことがあるのですが、実際に入ってみると、教会内は厳かな雰囲気が漂っていて、私は信者ではありませんが、やはり厳粛な気持ちになります。
比較的長い期間一般公開しているので、また見に行くチャンスはありそうですね。
【関連記事】
・カトリック富岡教会(以前の記事です)
・第20回(平成25年度)小樽市都市景観賞、及び奨励賞が発表されました
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
スポンサーリンク
| 固定リンク
« 「第48回 おたる潮まつり」は最終日も天気は大荒れ。潮わたりも花火大会も閉祭式も中止 | トップページ | 富岡町にひっそり建つ浅草寺(浅草観音寺)から坂を下った先には浅草横断歩道橋に浅草通りに浅草橋 »
「 歴史的建造物 教会・神社・寺」カテゴリの記事
- 住吉神社 中編:社務所(2011.08.18)
- 住吉神社 前編:大鳥居から参道(2011.08.17)
- 住吉神社 後編:社殿(2011.08.20)
- 塩谷の徳源寺は本堂が歴史的建造物〜境内には保存樹木の巨木〜お寺の前の坂は「停車場の坂」(2015.10.06)
- 白い壁が素敵なカトリック小樽教会住ノ江聖堂(旧名称:カトリック住ノ江教会)(2015.05.19)
「 小樽市都市景観賞関連」カテゴリの記事
- 第22回小樽市都市景観賞に小樽芸術村と旧岡川薬局、奨励賞にNPO法人小樽民家再生プロジェクトが受賞(平成29年度)(2018.01.14)
- たくさんのボートやヨットが係留されている築港の小樽港マリーナの風景(2017.08.14)
- 第21回小樽市都市景観賞と都市景観奨励賞が発表されました(平成27年)(2015.12.01)
- 堺町通りの北菓楼と六花亭の店舗のある空間は小樽市都市景観賞を受賞してるんです(2015.04.02)
- 歴史的建造物でもある異国情緒あふれる「カトリック富岡教会」が一般公開中です(2014.07.28)
コメント