奥沢水源地の「水すだれ」を見に行ってきました(平成26年度)
今年も奥沢水源地の「水すだれ」を見に行ってきました。
現在、水すだれを正面から見ることのできる、水管橋が一般開放されているんですよね。
水管橋は毎年一定期間一般開放されているのですが、今年度(平成26年度)は、4月26日(土)から11月3日(月)までの期間、一般開放されています(昨年は4月27日〜6月7日と、とても短かったんですよね)。
時間は午前10時から午後4時までで、現在は、すぐ手前の空き地が駐車場になっています。
手前の駐車場。
これが水管橋で、橋の下には川が流れていて、右手が水すだれです。
小樽奥沢水源地の階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称「水すだれ」は、奥沢ダムがダム堤体に陥没が見つかり、2011年(平成23年)8月に廃止された後も残されているんですよね。
小樽市のHPに記載の「水すだれ」の説明を引用させていただくと、
階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)は、大正3年に造られた奥沢ダムと勝納川の水を放流するために造られた施設で、水流の勢いを和らげるため、21メートルの落差を10段で流下させる「水すだれ」は、流路にかかる水管橋、周辺の緑と調和して、見事な景観美をつくり出しています。
小樽市 : 水管橋の一般開放について
ということで、昔から市民に親しまれていますし、自然あふれる周囲の風景と調和した独特の景観は、本当にとても美しく、なかなか貴重ですよね。
ちなみに、奥沢ダムがあったところには排水路が設置されていて、その先には、ダム内にあった取水塔とそれにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)が見えるんですよね。
この眺めは、以前ダムがあったときは、見ることのできなかった風景ですね。
こちらは川下ですが、そもそもここは勝納川の上流に位置するんですよね。
こちらもいい眺めです。
水すだれを含むここ奥沢水源地一帯は、ダムがなくなり小樽市の水瓶としての機能は失ってしまいましたが、この景観は今後も残してもらいたいですし、さらに有効に活用できるといいですね。
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コメント
小樽には、まだ見てなくて是非みたいと思うものがいくつもあるんですが、奥沢水源地の水すだれもその筆頭格の一つです。ただ風景を見たい、建物を見たいという時は、バカ早い朝の四時とか五時に札幌を出て小樽に向かい、昼間なら顰蹙を買いそうな場所に車を止め、カメラに収めたりするんですが、そんな調子で奥沢水源地に向かい時間が早すぎたという苦い経験があります。今年は公開期間も長そうですし、まともな時間に行って見るつもりです。水がめとしての役目が終わったのは何かの情報で知っていたのですが、てっきりこの水すだれもなくなっているものと思ってました。観光資源として残るのかどうか怪しい感じもしますので善は急げですね。
投稿: junji | 2014年6月 9日 (月) 19時49分
junjiさん、こんばんは。
ここの特徴ある風景は、本当に綺麗でいいですよ(*^-^)
今年は水管橋の一般開放の期間も長いですし、駐車場もありますし、確かにチャンスですね。
この水すだれは、何とか残してもらいたいですよね。
今後の動向が気になります。
投稿: 小梅太郎 | 2014年6月10日 (火) 00時00分