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2014年4月 1日 (火)

小樽市役所は歴史的建造物〜本館正面から入ると時代は昭和に逆戻り

市民にはもちろん各種手続きなどで関わりの深い小樽市役所ですが、ここの市庁舎本館は小樽市指定歴史的建造物でもあるんですよね。

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実際に正面から見てみると、重厚で威厳のある外観で、上部には彫刻を施した6本の柱があってと、なかなかモダンな建物なんです。

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歴史的建造物に指定されている本館の建物は、昭和8年 (1933年)の建築ということで、築80年を経過してるんですよね。

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そして、本館は建物内部もとても趣があって、実際に正面玄関から入ってみると、時代が昭和に逆戻りしたような素敵な雰囲気が漂ってます。

ただ、正直に言いますと、本館の正面玄関から入ることって、あまりないんですよね。

というのも、役所の手続き関連の窓口は、主に渡り廊下て繋がっている奥の別館にあって、直接別館の出入り口を利用することが多いんです。
(奥の別館も、かなり古いですけどね…汗)

別館への渡り廊下
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奥の別館
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なので、今回は、あらためて正面玄関から入って、その趣のある雰囲気を味わってきました(用もないのに…)。
ちなみに受付で聞いたら、撮影はOKとのことでした。

まず、正面玄関から入ると階段があって、その先の上部にはステンドグラスが飾られてます。

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これがまた何とも素敵なんですよね。

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天井から下がる照明や階段の手すり、そして廊下さえも何とも味わい深くて、やっぱり何だか昭和の懐かしい香りがしますね。

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全体的に明るすぎず、落ち着いた照明の灯りもこの雰囲気に一役買ってます。

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と言ってますが、あくまでここは市役所で、この先の2階には市長室や副市長室なんかがあるんですよね。

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ということで、今回は小樽市役所本館の正面玄関から入ったところの様子でしたが、建物については、いつも参考にさせてもらってる、小樽市HPより引用させていただくと、

外壁はタイル張りで、正面入口の車寄せ部分とその周辺を茨城産花崗岩積みとした近代建築です。
正面上部に彫刻を施した6本の柱を配し、内部中央階段の正面はステンドグラスで彩られ、重厚な市庁舎となっています。
小樽市 : 小樽市庁舎

ということです。

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ただ、歴史ある小樽市役所もこの古さですから、老朽化も激しくて、雨漏りがあったり、市役所は災害時の拠点施設にもなることから耐震補強工事等が急がれているのも事実のようです。

実際、ちょっと前に新聞に掲載されていたのですが、新年度から2年間で、ここ市役所本庁舎や市民会館、小中学校など市内20カ所の公共建築物の耐震診断を実施するそうです。
(2014年2月13日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄より)

歴史的建造物の維持・管理というのは何かとお金もかかって大変そうですが、こういう建物は何とか残してもらいたいものです。

現役で、しかも市役所として利用されているというのが、なんとも小樽らしいですからね。


実は先日、時々寄稿させていただいている、小樽の魅力を発信する「おたるくらし」というサイトに、ここ小樽市役所の建物についての記事を掲載していただいたんです。
小樽市役所は歴史的建造物 | ここかしこが慕わしいまち

そこでは書ききれなかった内容を、今回の記事で書いてみました。


【関連記事】市役所については、こんな記事も書いてます。
小樽市役所の市庁舎本館は、2013年10月15日で完成から80周年
小樽市役所


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コメント

こんばんは。
歩いて行く時は正面からですね。
地下食堂、久しく行ってないなぁ(泣

投稿: どう | 2014年4月 2日 (水) 18時10分

そうです!?小樽市役所は2つの顔が有りますね。そして大多数の市民が、図書館側からの出入口を当然の如く利用してます。また市役所の機能が極論から言えば、正規正面口が必ずしも必要とはしてないと思います。何せ正面口へ向かい歩いて来た人でさえ…(笑)全国でも「歴史ある顔、実用性の顔」と言う2つの顔を持つ貴重な市役所建造物と思ってます。発熱中…書いてて訳分からなくなりました(笑)すみません

投稿: T75 | 2014年4月 2日 (水) 21時36分

どうさん、こんばんは。
確かに歩いての場合は、正面からですね。
地下食堂!実は行ったことがないんです。
一度食べに行ってみたいです(*^-^)


T75さん、こんばんは。
そうなんですよね。どうしても急いでいると、図書館側の別館入り口を利用することが多いですよね。
確かに、市民にとって必要な手続きは、ほぼ別館に集中してますからね(^-^;
おっと、発熱ですか。
お大事にしてください。

投稿: 小梅太郎 | 2014年4月 2日 (水) 23時17分

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