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2014年4月

2014年4月30日 (水)

「日の出湯」の建物が変わらず趣があって目に止まります

先日、手宮方面に行ったとき、相変わらず趣があって、目に止まった銭湯「日の出湯」の建物(住所は石山町です)。

Otaru_20140414155931

数年前のことですが、暖簾がかからなくなり、どうやら廃業したという噂を聞きました。

どこにも閉店や廃業といった情報がないんですけどね。

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建物は以前のままですね。


以前の写真があったので、せっかくですから一緒に掲載しておきます。2011年9月8日撮影です。

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やっぱり、のれんがかかっている雰囲気あります。

Otaru_dsc00105

玄関入口の三角屋根の下の模様は、日の出を表したものでしょうか。

Otaru_dsc00104

小樽には古くからの銭湯が何件もあって、昔ながらのファンも多いようですが、私はもったいないことに、行っていたのは子供の頃だけで、以降は銭湯には全然行ってないんですよね。

最近は銭湯の廃業が相次いでいるようなので、応援の意味も込めて、是非行きたいとは思っているのですが…

※小樽市HP内に「小樽市内の銭湯」というページがありました。
小樽市 : 市内の銭湯


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2014年4月29日 (火)

【歩道橋シリーズ番外編】小樽市保健所の「保健所歩道橋」から

前回に続き、ただただ歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」です。

今回は、番外編ってことで、歩道橋といえば普通は道路なんかを渡るためのものですが、今回のは建物に入るための歩道橋です。

保健所歩道橋

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そうです、これは小樽市保健所の建物2階に直接入るための歩道橋なんですね。

Otaru_20140425144749

というか、メインの入り口が2階なんですね。

Otaru_20140425144740

それにしても、こんなところに歩道橋があったとは。

ちゃんと「保健所歩道橋」という看板があるんですよ。

Otaru_20140425144802

確かに、私も何度か用事があって保健所に行った際、この歩道橋から建物に入りました。

Otaru_20140425144838

各階に何があるのかまでは知りませんが、他に入り口はないのかな?

下の広場は駐車場になっているようですが、その上を渡るようになってます。

Otaru_20140425144909

その駐車場から2階の入り口への階段もありますね。

Otaru_20140425145009

ということで、何気なく見ていましたが、こんなとこも歩道橋になっていました。

今回は歩道橋シリーズ番外編「保健所歩道橋」からでした。


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2014年4月28日 (月)

稲穂歩道橋から

ただただ歩道橋のある風景の「歩道橋シリーズ」です。

今回の歩道橋は、国道5号線を小樽駅前を過ぎて北へ向かい、長橋方面に向かうのに左折する交差点があるのですが、この交差点を右折したところに架かる、この歩道橋です。

稲穂歩道橋

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すぐ近くにフードセンター小樽の建物がありますね。

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こんな市街地にまだ渡ってない歩道橋があったのですが、個人的にここは車ではよく通るのですが、なかなか歩く機会がなかったんですよね。

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歩道橋を上り始めると、あちこちに描かれている可愛い絵が目に入ります。

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「2010年 色内小学校一同」と書かれてますね。
交差点を国道5号線からそのまま真っすぐ坂を上った所に、色内小学校があるんですよね。

子供たちもこの歩道橋をよく利用しているのでしょうね。

それではいつものように、歩道橋の上からの眺めです。

こちらが駅前から来て、左折して長橋方面に向かう国道5号線ですね。

Otaru_20140414161747

ちょっと逆光でした。

そして、こちらが港方面です。

Otaru_20140414161653

先には運河沿いに建つ、北海製罐の建物も見えます。

Otaru_dsc09298

この道路は道道820号小樽港稲穂線になるのですが、国道5号線からきて、この先は運河に出て大きく右にカーブして臨港線へと繋がるので、車の通りはかなり多いですよね。

となると、この歩道橋も結構利用されていそうですね。

Otaru_20140414161849

ということで、今回は稲穂歩道橋からでした。

Otaru_20140414161537

そうそう、ちなみに国道5号線には、JRの高架と並んで架かる「稲穂横断歩道橋」という、似たような名前の歩道橋(“横断”が追加になっている)もあるんですよね。

寿司屋通りを上がってきて国道5号線とぶつかる所、ちょうど於古発川(おこばちがわ)が流れ込む所ですね。記事はこちら。
稲穂横断歩道橋から


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2014年4月27日 (日)

坂の途中の色内小学校も学校再編の対象で、2016年3月に閉校するんですね

前回、前々回と、手宮の浄応寺の坂と、それに続く色内小学校前の坂の様子をお伝えしましたが、今回はその色内小学校についてのお話です。

Otaru_20140414160959

それにしても、とても急な坂の途中に建っている色内小学校ですが、写真に収めようとしても、その急な坂と建っている立地のせいか、建物全体を収められませんでした(汗)

(急な坂の途中に建ってます)
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(校舎上の横道から)
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で、この色内小学校ですが、ここも小樽で予定されている学校再編の対象なんですよね。
というか、色内小学校は、2016年3月に閉校するんですね。

小樽の小中学校の統廃合、学校再編のニュースは時々このブログでも取り上げてますが、色内小学校は校区を3つに分け、稲穂小学校、手宮地区統合小学校、長橋小学校と統合する予定だそうです。

参考:
小樽市 : 学校再編の動き(中央・山手地区)
小樽市 : 平成24年11月9日 色内小学校保護者・地域との懇談会

Otaru_20140414161059

実は、先月(2014年3月26日付)の北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、色内小学校が閉校した後の跡地利用に関して、市は道営住宅の建設候補地として道に要望する方針だそうです。

ただ、それに対して、現在色内小学校は災害時避難所でもあることや、高層住宅が建った時の日照問題などで、近隣住民が懸念を示しているとのことです。

Otaru_20140414161234

簡単に学校再編と言っても、学校がなくなるって、在校生、卒業生、関係者にとっては、大変なことですよね。

当ブログとしては、いつも言ってますが、せめて今ある各学校の様子を、記憶としてしっかりと残しておきたいと思っています。

(国道5号線から色内小学校前の坂を見たところ)
Otaru_dsc09252

※色内小学校のサイトはこちら。
色内小学校

【関連記事】ここの坂の記事はこちらです。
手宮の浄応寺の坂を上って、色内小学校前の坂を下りてきた〜「浄応寺の坂」編
手宮の浄応寺の坂を上って、色内小学校前の坂を下りてきた〜「色内小学校前の坂」編


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2014年4月26日 (土)

手宮の浄応寺の坂を上って、色内小学校前の坂を下りてきた〜「色内小学校前の坂」編

坂の街・小樽ということで、このブログでもあちこちの坂を実際に上ってみてます。

先日、手宮の浄応寺の坂を上り、そのまま色内小学校前の坂を歩いて下ってきました。

前回の投稿では「浄応寺の坂」編ということで、浄応寺の坂を上りきったところまでだったので、今回はその続き「色内小学校前の坂」編です。

※「浄応寺の坂」編はこちら。
→「手宮の浄応寺の坂を上って、色内小学校前の坂を下りてきた〜「浄応寺の坂」編

(上ってきた浄応寺の坂側をみたところ)
Otaru_20140414160539

まあ、とにかく浄応寺の坂の急さには参りますが、上りきったその先に続く下り坂も、負けず劣らず急ですよね。

何たって、下が見えませんから(汗)

(坂の上から色内小学校側をみたところ)
Otaru_20140414160722

町名は坂のほぼ上った所を境にして、手宮側が石山町で、今回下る方が稲穂町になります。

Otaru_20140414160751

坂の名前については、手宮側の「浄応寺の坂」に対して、こちら側の坂の方には名前は付いてないと思うのですが、どうなのかな?

Otaru_20140414160928

この坂の途中に色内小学校がるわけですが、確かに小樽は坂の上や途中に学校が建っていることが多いのですが、この色内小学校もすごい所にありますね(ちなみに、色内小学校は稲穂町にあるんですよね)。

Otaru_20140414160945

周りに建物が多いせいか、あまりに坂が急なせいか、建物全体が見渡せません(汗)

Otaru_20140414161128

これは、通学もなかなか大変ですね。

Otaru_20140414161339

坂を下りきると、小樽駅前から真っすぐくる国道5号線にぶつかります。

Otaru_20140414161027

Otaru_20140414161027t

国道5号線はここで曲がって長橋方面に向かうのですが、この坂道が手宮方面への抜け道になっているせいか、車がひっきりなしに通ってるんですよね。通行注意です。

(国道5号線から色内小学校前の坂を見たところ)
Otaru_dsc09252

ということで、今回は、手宮の浄応寺の坂を上って、色内小学校前の坂を下りてきました。


【関連記事】
前回の「浄応寺の坂」編はこちら。
手宮の浄応寺の坂を上って、色内小学校前の坂を下りてきた〜「浄応寺の坂」編
浄応寺の坂についての、以前の記事はこちら。
手宮:浄応寺の坂《前編》
手宮:浄応寺の坂《後編》


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2014年4月25日 (金)

手宮の浄応寺の坂を上って、色内小学校前の坂を下りてきた〜「浄応寺の坂」編

久しぶりに手宮の浄応寺の坂を上ってきました。
(普通は用がなければ、上らないのでしょうが…)

Otaru_20140414155904

このあたりの住所は石山町ですね。

手宮市場の近くの交差点から入っていくと、坂はすぐに急になるんですが、この坂は本当にいつまでたっても急なんですよね(汗)

Otaru_20140414160117

いや〜、この坂は本当に大変で、ずっと前のめりで歩いている感じです。

途中、右手に立派な石垣が見えてきて、ここが坂の名前の由来になっている浄応寺です。

Otaru_20140414160247

門が立派ですね。

Otaru_20140414160411

ここ浄応寺には、事故にまつわる逸話が残されてます。

Otaru_20140414160324

以前も浄応寺の坂について紹介したこことがあって、その際にも触れたのですが、小樽市のホームページ内 広報おたる連載「おたる坂まち散歩」によると、大正13年12月27日、手宮駅構内で大爆発があったそうです。

それは、約10トン半の火薬類を貨車に積み替える作業中に起きた事故で、この爆発による死者は64人、行方不明者は30人もの多数に上ったとのことで、急きょ、浄応寺の境内にて、むしろが敷かれ、遺体を安置して検死作業が行われたそうです。

この痛ましい事故の一周年に、住職が関係者とともに犠牲者の慰霊と事故の戒(いまし)めにと建てた慰霊碑が、今も山門のかたわらにあるそうです。

もうひとつは火事にまつわる話。
後の昭和31年の春、色内小学校屋内石炭小屋から出火し、火は瞬く間に校舎を全焼し、坂の上にある石山中学校まで広がったそうです。

石山中学校のすぐ下の浄応寺にも火の手が周りだしたのですが、寺のすぐ下から続く、木造の長屋が並ぶ手宮方面への延焼を防ぐため、本堂を全力で守り、なんとか寺と手宮を火の手から守ったそうです

急な坂の途中に静かに佇むこのお寺に、その昔、そんな大変なことがおこっていたんですね。
※参考:
小樽市 : おたる坂まち散歩 第14話 浄応寺の坂(前編) (じょうおうじのさか)
小樽市 : おたる坂まち散歩 第15話 浄応寺の坂(後編)


さて、坂を上り続けると、途中、平成14年(2002年)に閉校した、旧石山中学校の門が見えてきます。

Otaru_20140414160451

坂を上り切った所にも入口がありますね。

Otaru_20140414160652

で、やっとのことで、坂を上りきりました。

振り返ると、こんな感じです。

Otaru_20140414160539

いくら坂の街・小樽とはいえ、これは毎日の生活道路にしている住民の方は大変です。


さて、坂はこの先、今度は急な下り坂へと続いていて、この坂の途中には色内小学校があるんですよね。
色内小学校ですが、住所は稲穂なんですね。

Otaru_20140414160722

ちょっと長くなったので、色内小学校側の様子はまた今度。

Otaru_20140414160751

それにしても、この坂道は稲穂方面と手宮方面をつなぐ抜け道になっているせいか、車通りが多いですね。
ぷらぷら写真を撮っていたら、危ないです(汗)


【関連記事】浄応寺の坂についての、以前の記事はこちら。
手宮:浄応寺の坂《前編》
手宮:浄応寺の坂《後編》


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2014年4月24日 (木)

ここにあった建物は、壁のツタの紅葉が綺麗な病院の建物でした

ここ何回か、建物についての投稿が続いたので、その流れでちょっと前から気になってブログに書こうと思っていた、この写真のここについて。

Otaru_20140324145813

ここです。

Otaru_20140324145751

この場所は、オーセントホテルの交差点のサンモール一番街の入り口すぐ下です。

今は駐車場になっているこのスペースには、以前は小樽ライフクリニックという病院があったんですよね。

病院は移転したようで、建物がなくなるのはあっという間で、その後はいつの間にかご覧の通り、駐車場になってました。

で、ここにあった建物の何が気になっていたかというと、建物は小路に面してこんな感じに建っていたんです。

Otaru_dsc00571
※以下の写真は2012年10月18日の撮影です。

ちなみに、小路を挟んで建っているのは、北海道タオルの渋い建物の横の倉庫ですね。

実は、この壁面にはツタが這っていたのですが、このツタが秋には真っ赤に色づいていたんです。

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この小路を通る時に見上げると、なかなか見事な眺めで、結構気に入ってたんですよね。

Otaru_dsc00566

写真があまりなくて、建物がなくなるんでしたら、もっとちゃんと写真に残しておくんでした。

やっぱり、最近は建物の取り壊しもあっという間なんで、市内で気になる建物や風景があったら、何はともあれカメラに収めておいた方がいいですね。

この時にも改めて思いました。

それでも一応、これでここにあった“壁のツタの紅葉が綺麗な建物”の記録として、残せておけたかな。


【関連記事】
気になる建物/北海道タオル株式会社


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2014年4月23日 (水)

気になる建物/手宮方面・錦町に建つ「いせや」の名前の建物

手宮方面へ道道454号線(小樽海岸公園線)を通って行くと、錦町のスーパーチェーンシガ小樽手宮店の先の交差点右手に、以前から気になっていた建物があるんです。

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その建物には「いせや」という名前が掲げられているので、目にしている方も多いと思います。

Otaru_20140414155141

2階の縦長の窓と角の曲線が、ちょっと上品でモダンな印象を与えていて、それでいて何だか可愛くもありますね。

Otaru_20140414155154

奥にも倉庫のような造りの建物が続いています。

Otaru_20140414155229

ただ、この建物についてはもちろん、「いせや」というお店(?)についても、詳細は全然分かりませんでした。

なので、今回はほんと、単に気になる建物としての掲載のみですね。

Otaru_20140414155312

※ネットで調べると、この建物は「旧勢月菓子舗」という記載も目にしましたが、まだ文献等では未確認です。
参考;北海道小樽市No.4


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2014年4月22日 (火)

小樽公園南側の通り沿いの、ファンタの看板が目印の気になる木造の建物がなくなってました

入船町から緑町に抜ける、小樽公園の南側の通りがあります。

この通り沿いには歴史的建造物の天上寺もあるのですが、その天上寺のすぐ下の横道に入る角に、以前から気になっていた木造の建物があったんです。

が、先日、その前を通ったら、解体されたようで建物ごとなくなってました。

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囲いの中は、すっかり更地ですね。

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で、どんな建物だったかというと、木造のこんな建物でした。

(冬の写真は2013年1月4日撮影)
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野澤商店とファンタの看板が目印だった、何とも味のある建物だったんですよね。

(夏の写真は2011年7月30日撮影)
Otaru_dsc08846

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野澤商店としては営業してなかったようですが、建物には雑貨とカフェのお店が入っていたようなんですよね。

Otaru_dsc08845

残念ながらお店には入ったことがなくて、このお店がどうされたかも、ちょっと分かりません。

そういえば、壁に建物の前と横の通りの名前の看板が掲げられていたんです。

Otaru_dsc02852

Otaru_dsc02854

この通りの名前が正式なものかどうかは分かりませんが、そういう所も何だか気になっていたのかもしれません(坂の名前とか、通りの名前が気になるもので…)。

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名前の知られた建物ではないのですが、何となく目に止まって気になっていた建物が、ふとある日なくなっていると、何だかちょっと寂しいですね。

(この写真は2013年10月18日撮影)
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2014年4月21日 (月)

大正硝子館「大正硝子 たるっ こ倶楽部」が入った寿司屋通りの古い建物が気になってます

寿司屋通りの旧手宮線の散策路へ上る階段のすぐ横に、以前から気になっていた古い建物があるんですが、ここに2014年1月より、「大正硝子 たるっ こ倶楽部」がオープンしているんですよね。

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「大正硝子 たるっ こ倶楽部」は、大正硝子館が自社のアウトレット品を販売する他、地元小樽の水産加工品(ニシン小樽漬など)も販売していて試食もできるそうです。

Otaru_20140414142948

こじんまりとしお店ですが、何だか楽しそうなお店ですね。

さてさて、個人的に気になるのがその建物ですね。

Otaru_20140414142743

ここの建物はよく見ると3店舗がくっついて並んでいて、「たるっ こ倶楽部」が入っているのは左端です。

Otaru_20140414142933

実は以前、気になる建物として、右側の「マルヒラ」という看板が掲げられているお店について掲載したことがあるんですよね。
気になる建物/寿司屋通り下の●ルヒラ菓子舗?

(以前は右側の「マルヒラ」看板の建物に注目しました)
Otaru_20130727153205

とはいえ、建物については全く分からなかったのですが、今回の「たるっ こ倶楽部」オープンを伝える新聞記事(2014年1月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄)に“築81年の古民家を改築”という記載があったんです。

なるほど!ということは、今から81年前というと、1933年(昭和8年)建築ということ?

まあ、はっきりとはしないですが、そのくらい古い建物だったということですね(汗)
建物についてちょっと分かったので、少しだけすっきりしました。

ちなみに、3店舗がくっついて並んでいるうち、今回「たるっ こ倶楽部」が入った左側は、以前はクリーニング屋さんの看板が掲げられていましたね。

(以前の様子。2013年7月27日撮影)
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(今回の様子。2014年4月14日撮影)
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2014年4月20日 (日)

ニュースより/旧小樽倉庫の屋根瓦を全面ふき替えるとのことですですが、上空から屋根を見てみたい!

小樽市は本年度、旧小樽倉庫の屋根瓦を29年ぶりに全面的にふき替えるそうです。

Otaru_20140414151819

先日(2014年4月15日付)の北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

小樽市指定歴史的建造物でもある「旧小樽倉庫」には、南側に観光案内所もある観光物産プラザ「運河プラザ」、北側に「小樽市総合博物館 運河館」が入ってるんですよね。

Otaru_20140414151829

この旧小樽倉庫は明治23年(1890年)〜27年(1894年)に建てられた倉庫で、2つの中庭を持つ日の字型に倉庫が配置されたかなり広い建物で、屋根のシャチホコも特徴です。

1985年に全面ふき替えしたそうですが、近年は老朽化で損傷が激しく、雨漏りなんかも起きているとのことで、今回29年ぶりとなる全面ふき替えを決めたそうです。

一般市民としては、こいう歴史的建造物は小樽らしさでもあるので、是非、きちんと修繕してもらいたいとは思うのですが、新聞記事によると、事業費は1億3150万円を見込んでいるそうです…

う〜ん、こういう歴史的建造物の維持・保存というのは、やっぱり大変ですね(雨漏りなどの部分補修だけでも年間200万円かかるそうです…)。

Otaru_20140414151856

あ〜、それにしても、上空から屋根を見てみたいです!

あれ?ホテルノルドの上から見られるのかな?


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2014年4月19日 (土)

今年も南樽市場横の勝納川で鯉のぼりが元気に泳いでます

今年もまた、南樽市場横の勝納川に、恒例の鯉のぼりが掲げられました。

Otaru_20140419141554

毎年、4月の第2日曜日に設置しているんですよね。

Otaru_20140419143548

勝納川の国道5号線に架かる高砂橋から、南樽市場下の真砂橋のちょっと先までの間に、今年は全国各地から寄贈された鯉のぼり240匹と、昨年に続き大漁旗60枚が設置されているとのことです。

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(国道5号線に架かる高砂橋から)

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(上流を見たところ)

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(南樽市場下の真砂橋から)

Otaru_20140419143401
(真砂橋からさらに下流を見たところ)

最初は地元町内会「若松2丁目会」の有志が持ち寄った、約10匹から20匹ほどの鯉のぼりを飾ったのがはじまりとのことで、今年で12年目。

今ではすっかりこの時期の風物詩になってますよね。

Otaru_20140419143509

5月11日まで飾るそうなので、しばらくは春風を受けて泳ぐ鯉のぼりを楽しめますね。


※すいません、“2002年”というのは2014年4月18日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄を参照して記載していて、今年で12年目というのは小樽ジャーナルの記事(春の風物詩! 勝納川を舞う鯉のぼりや大漁旗)を参照しました。けど、12年目となると2003年からでは?ということに気づいてしまったので、本文中の“2002年に”の記述を“最初は”に変更しました。実際のところは未確認です(2017.4.17追記)。

【関連記事】
春の勝納川に恒例の鯉のぼり、今年は大漁旗も(2013年度)
再び勝納川の鯉のぼり〜高砂橋から(2012年度)
春の勝納川に鯉のぼり〜真砂橋から(2012年度)
勝納川の鯉のぼり(2011年度)


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2014年4月18日 (金)

何気に目に止まったのは、水道局横の超短い坂道

坂の街・小樽ということで、このブログでは名前有る無しに関わらず、小樽市内の気になった坂について時々紹介していますが、今回の坂道はこれまでの最短の坂道ですね。

Otaru_20140414141521

何気に目に止まるんです、こういう坂。

Otaru_20140414141521b

何がって、坂のてっぺんがすぐ目の前にあって向こう側が見えないんですが、こうなると坂を上って坂の向こうを見たくなるのが人情というもの(って、そう思うのは私くらい!?(^-^;)。

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場所は水道局の横で、振り返れば正面に図書館があります。

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まあ、実はここの道は何度も通ったことがあって、この短い坂を(あっという間に)上ると、その先は緩やかに下る道が真っすぐ続いているだけなんですけどね(汗)

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ちなみに、この通りを真っすぐ進んでいくと、国道5号線にぶつかり、そのまま先は花園の飲屋街の嵐山通りに繋がっていて、タクシーなんかの抜け道になっているようです。

Otaru_dsc08528
※この写真は2013年12月17日撮影

ということで、今回の坂道は何気に目に止まった、水道局横の超短い坂道でした。

それにしても、嵐山通りは雰囲気ありますね〜


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2014年4月17日 (木)

すっかり氷も溶けて「妙見小僧」がいつもの姿を見せてました

すっかり当ブログではお馴染みの感もある「妙見小僧」は、国道5号線を渡る歩道橋「稲穂横断歩道橋」の柱の根元部分にいます。

実は前回、近くを通って見に行った時は、氷に覆われていて姿が見えず、いったいどうなったかと心配しましたが(笑)、先日、様子を見に行った所、いつもの姿を見せてくれていました。

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氷も溶けて、「妙見小僧」登場です!

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ちなみに、前回はこんな感じで完全に氷に覆われてたんですよね。すごい氷でした。

(3月24日撮影)
Otaru_20140324140900


ところで、いつも思うのですが、きちんと看板があるということは、この「妙見小僧」は普段から管理されているということなんですかね。

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ちなみに、ここでカメラを構えていると、道行く人が怪訝そうな顔をして通り過ぎていくんですよね(汗)

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そんな視線にもめげず、今後も妙見小僧に会いにいきます(笑)


【関連記事】
久しぶりの「妙見小僧」は氷に覆われて姿が見えませんでした
久しぶりの妙見小僧はちょっと寒そうでした


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2014年4月16日 (水)

小樽出抜小路の火の見やぐらに上ってみたら、小樽運河の眺めが素晴らしかった!

観光客で賑わう小樽運河の浅草橋のある交差点の一角に、火の見やぐらがシンボルとなっている「小樽出抜小路」があります。

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ここには所狭しと飲食店が入っていて、雑多な感じが何だか楽しい空間になっていて、建物もレトロな雰囲気を出してますよね。

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で、以前に出抜小路を紹介した時にも触れたのですが、出抜小路のシンボルでもある、この火の見やぐらには上ることができるということで、機会があったら上ってみたいと思っていたんです。


機会がありました(笑)
先日、近くに行った時にふと思い出しまして、上ってみることにしました。

とはいえ、入り口が分からなかったのですが、運河側の臨港線とは反対にあたる、天ぷら屋さんの横からの小路に入ってみると、

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何やら入り口と階段があって、その横には、

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火の見やぐらの案内板がありました。

どうやら無料で利用できるということで、安心して階段を上っていくと、2階には長い通路があります。

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確かに位置的には、火の見やぐらは運河側に建っているので、この先ですよね。

途中、2階から階下のお店の様子を見ることができるのですが、いつもと違う眺めなので、なかなか興味深いですね。

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Otaru_20140414144338

あっ、途中には展示もありました。

Otaru_20140414144947

そのまま通路を歩いていくと、ドアを開けて建物内に入り、

Otaru_20140414144404

さらに通路を進むと、休憩スペースが設けられていました。

Otaru_20140414144425

どうららここが、火の見やぐらの真下になるようです。

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ここから螺旋階段を上って、

Otaru_20140414144726
(螺旋階段の上)

火の見やぐらの上に出てみると、

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お〜!これはなかなかいい景色!!

小樽運河を普段は見ることのできない角度から一望できますね。
これは素晴らしい眺めです。

Otaru_20140414144552

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さらにぐるっと、一周眺めてみると、こんな感じです。

Otaru_20140414144651

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山側に青銅製の半鐘が下がっていたのですが、これは実際に使用されていたのものだそうです。

Otaru_20140414144643

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実はこの火の見やぐらは、以前は入場無料ではなくて、コイン式の入場ゲートがあったそうで、そのコインは出抜小路のお店を利用するともらえたそうです。
(↓途中の看板の裏側に、書かれてました…汗)
Otaru_20140414144819

いつから無料になったのかは分かりませんが、今は安心して(?)入っていけますね。

Otaru_20140414144434

ただ、この火の見やぐらに上れるということは、あまり知られてないのでしょうか。この時の私以外には誰一人入ってきませんでした。

こんなにいい眺めが楽しめるのに、知られていないとなると、何だかもったいないですね。
ひょっとして、穴場!?

Otaru_20140414144917

【関連記事】
美味しいお店が集まる「小樽出抜小路」:

※店舗情報などの詳細は、こちらの小樽出抜小路のサイトで。
小樽出抜小路へようこそ


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2014年4月15日 (火)

まだ雪の残る、4月の小樽公園・花園グラウンド周辺の眺め

天気が良かった昨日の午後に、小樽公園を歩いてきたのですが、この時期の公園内は、道路は雪は解けているのものの、周囲にはまだまだ雪が残ってますね。

Otaru_20140414140611

これもまた、この時期らしい眺めですが、小樽公園内の花園グラウンドはというと、

Otaru_20140414140536

こちらも雪で真っ白ですね。

ただ、よく見ると、何やらグラウンド内に通路のようなものができてますね。

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これは雪割り作業中かな?

見た感じ、雪の深さも結構あるので、グラウンドの雪解けにはまだまだ時間がかかりそうです。

Otaru_20140414140626

周囲は解けてきているのですが、グラウンド内がなかなか解けないんですね。

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もちろん、すでに小樽も街中には雪はなくて、確か、小樽のアメダスでは、積雪深は既に0(ゼロ)cmになっている思うのですが、あるとこにはまだありますね。

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2014年4月14日 (月)

山手地区統合小学校建設予定地の車両整備工場が解体前倒し〜もう建物はありません

緑小と最上小、そして入船小の一部が統合して誕生する「山手地区統合小学校」(2018年開校予定)の建設予定地が、小樽公園の入船町側の一角に位置する小樽市旧車両整備工場跡地になったという話題は、先月、当ブログでも取り上げました。

※その時の記事はこちら。
車両整備工場跡地に緑小と最上小、そして入船小の一部を統合する新しい統合小学校を建設

で、先日(2014年4月8日付)の北海道新聞朝刊小樽・後志欄によると、その旧車両整備工場の屋根の一部が雪の重みで損壊したため、市が予定を前倒しして、4月7日より取り壊し工事を始めたということで、ちょっと様子を見てきました。

Otaru_dsc09278

う〜ん、もう建物はほとんどないですね。

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建物のどの部分の屋根が損壊したのかもわかりません。

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早いものです。

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新聞記事によると、同工場は1949年に建設された木造2階建てで、当初は公用車の整備に使用されていたものの、近年は市のスクールバスなどマイクロバス3台が駐車していただけだそうです。今回の屋根の損壊によるけが人はなかったそうです。

ちなみに、こちらが先月、当ブログに掲載した、解体前の建物です(今回の屋根の損壊はこの裏手かな?)。
(2014年3月24日撮影)
Otaru_20140324134543

Otaru_20140324134637

ということで、この時に車両整備工場の建物を見に行ったのが、結局、この建物を見た最後になったんですよね。

窓のガラスも割れていたりして、確かに既に朽ちかけていた建物ではあるのですが、あの古びた建物はもう見ることはできません。
そしてそのうち、ここに何があったかも忘れちゃうんですよね。

※小樽公園側から見たところ。
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2014年4月13日 (日)

気になる建物/相生町の専門学校 国際インテリアアカデミーの建物

相生町と入船町の境の通り沿いに建つ、枯れたツタの絡まる外観が、とても気になるこの建物。

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正面のドアの周囲の感じが、何とも雰囲気たっぷりで、ここを見ると洋館の佇まいですね。

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看板には「専門学校 国際インテリアアカデミー 生徒昇降口」と書かれています。

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ということで、ここは専門学校の国際インテリアアカデミーの建物なんですね。

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横には看板もあり、「IAI」の文字と国際インテリアアカデミーの表示があります。

Otaru_20140402154653

この学校は閉校したのかどうかは分かりませんが(どこかで休校中という記載も目にしましたが)、いずれにしても、現在は使われてないんですね。

先ほどのドアが生徒昇降口ということは、正面玄関はまた別のところにあると思い、横の坂道を上って反対側に回ってみると。

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こちらが正面玄関のようですね。

Otaru_20140402154721

こちらから見ると、とてもオシャレな可愛い外観の建物です。

Otaru_20140402154748

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残念ながら、建物の詳細については全く分からなかったのですが、何とも気になる建物でした。


ちなみに、住所は相生町になるのですが、入船通りと平行している、堺町の郵便局から入ってくる通り沿いになります。

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写真は左手がその国際インテリアアカデミーの建物で、通りの先にルタオの建物が見えますね。


【関連記事:追記2018.8.18】
※こちらの記事で、この建物についてもう少し詳しく書いています。
専門学校「国際インテリアアカデミー」(旧寿原産業鳳星寮)の建物にからまるツタの紅葉


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2014年4月12日 (土)

ニュースより/小樽の橋の老朽化が進む中、小樽市は橋梁長寿命化修繕計画を策定

小樽には何だか古い橋がたくさんあるようで、その老朽化が問題になっているとのことです。

本日(2014年4月12日付)の北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、小樽市が管理する橋で、建築後50年以上が経過しているものが、全体の29%に上るそうですよ。

ちなみに現在、小樽市が管理する橋梁は136カ所とのことです。

なんで、この記事が気になったかというと、このブログでも、時々小樽の川とそこに架かる橋の様子を紹介したりしていて、“橋”って何だか目に止まるんですよね。

ただ、趣があったり、風情があったりと、外観が目に止まることはあっても、あまり老朽化のことは気にしたことがありませんでした。

小樽市は老朽化が進んでいる橋を修繕して、耐用年数を延ばすため、橋梁長寿命化修繕計画を策定し、2015年度から10年間で35カ所の橋を補修するとのことです。

う〜ん、橋梁長寿命化修繕計画ってよく分かりませんが、劣化が進んでから橋の架け替え工事や大規模な補修をするのではなくて、早めに修繕をすることによって費用を抑えることができるそうで、小樽市のHPに記載があって、

小樽市では、今後多くの橋梁の老朽化が進む中で、計画的な修繕を実施し安全で円滑な交通を確保しつつ、維持管理の効率性を高め、橋梁の長寿命化、修繕・更新費用の縮減を図るため、橋梁の長寿命化修繕計画を策定しましたので公表いたします。
小樽市 : 小樽市橋梁長寿命化修繕計画

ということで、その「小樽市橋梁長寿命化修繕計画」ついての詳細も記載されてますので、興味のあるかたはどうぞ。

その計画策定に際して、優先度を付けているのですが、その中で、私もよく知っている、緑町の市民会館から下りてきたところの「紅葉橋」が3番目だったそうです。

Otaru_20131010105737

もちろん、橋の安全第1は言うまでもありませんが、長い年月の間に老朽化した、その橋たちの今の状態が何だか気になるんですよね(汗)
(う〜ん、小樽の橋を見て回るか!?)


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2014年4月11日 (金)

旧百十三銀行小樽支店(現 小樽浪漫館)

いや〜、先日から観光客で賑わう堺町通りに建つ、歴史的建造物について紹介を続けていたのですが、この建物については既に掲載していたと思い込んでましたが、未掲載でした。

小樽市指定歴史的建造物のこちらの建物です。

旧百十三銀行小樽支店

Otaru_dsc05492
※写真が以前撮ったものなのでご了承を(2012年4月25日撮影)

明治41年(1908年) 建築の木骨石造2階建。

場所は、色内大通り側から於古発川(おこばちがわ)に架かる、堺橋を渡ってすぐの左角に建ってます。

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そして、ここから堺町通り沿い左手に、小樽市指定歴史的建造物の「旧金子元三郎商店」「旧岩永時計店」「旧第百十三国立銀行小樽支店」と続いていて、堺町通りのこの付近の景観を、歴史を感じさせる趣あるものにしてるんですよね。

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で、興味深いのが、ここのちょっと先に建つ上記の「旧第百十三国立銀行小樽支店」は、明治30年(1897年)に百十三銀行へ改組・整備され、その後、業務拡大のために明治41年(1908年)に移転したのですが、その移転先として建てられたのが今回のこの建物なんですね。

すぐ近くに、新旧建物が今も残ってるんですね。

※ちなみに、こちらが移転前の「旧第百十三国立銀行小樽支店」です。
Otaru_20140402150056

いつもの小樽市指定歴史的建造物の案内板に、そのことが書かれてます。

Otaru_dsc05498
※クリックすると拡大します。

小樽市ホームページにも建物概要が掲載されているので、そちらから引用させていただくと、

小樽支店の設置は明治26年で、当初の店舗はこの通りのもう少し南寄りにありますが、業務拡大に応じ建築されたのがこの建物です。
寄棟、瓦屋根で、角地に玄関を設け、上部にギリシャ建築を思わせる飾りを配しているのが特徴です。
設計は池田増治郎で、外壁は石張りとなっていましたが、その後外壁に煉瓦タイルを張り現在の姿となりました。
小樽市 : 旧百十三銀行小樽支店

とのことです。

建物は、当初は外壁は石張りだったんですね。

Otaru_dsc05497

何だか、窓や壁の装飾などが洋風で、とてもモダンですね。

現在は天然石・アクセサリーやガラス雑貨を扱うお店「小樽浪漫館」が入ってます。
クリスマス小物は一年中扱っているそうです。

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※「小樽浪漫館」のサイトはこちら。
小樽 浪漫館 | 天然石・アクセサリー販売の株式会社タンザワ

Otaru_dsc05502

そうそう、店内奥はカフェになっているんですよね。
とても落ち着いた雰囲気で、静かにちょっと休憩するのにいい感じです。

Otaru_20140414143710

Otaru_dsc05504

ちなみに、たまたま古い写真を書籍で見たのですが、ここには千秋庵が入っていたのですね。
もう小樽の千秋庵はないので、ちょっと懐かしいです。


【関連記事】最近、堺町通り関連について書いてます。
堺町通り商店街に観光案内所がオープン
小樽堺町通り商店街を案内する「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」が便利かも
「堺町通り」はいつも観光客で賑わってます
旧金子元三郎商店 (現 おたる瑠璃工房 運河店)
旧岩永時計店(現 小樽オルゴール堂 堺町店)
旧第百十三国立銀行小樽支店(現 海鳴楼本店)
旧北海雑穀株式会社(現 彩や)


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2014年4月10日 (木)

「小樽あんかけ焼そば親衛隊」がB-1グランプリを主催する愛Bリーグの正会員に

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小樽のあんかけ焼そば好きにはちょっと嬉しいニュースが、本日(2014年4月10日付)の北海道新聞朝刊やTwitterに掲載されていましたね。

それは、「小樽あんかけ焼そば」をPRしながら、小樽という街のさらなる活性化を目指している市民団体「小樽あんかけ焼そば親衛隊」が、B-1グランプリを主催する愛Bリーグ(B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会)の正会員(本部加盟会員)に昇格したそうです!

パチパチパチ〜!!

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確か、昨年夏に準会員(支部加盟会員)になったというニュースがあったと思うのですが、こんなに早くに正会員(本部加盟会員)になれるものなのでしょうかね。すごいですね〜!

実は、北海道での正会員は、これまで「オホーツク北見塩やきそば」の「オホーツク北見塩やきそば推進協議会」だけだったんですよね。
全国の正会員は64団体だったんですが、北海道はこれでやっと2つめなんですね。

北海道には美味しいものがたくさんありますが、なかなかこのようなご当地グルメで地域活性化というような活動は盛り上がらないのかな。

と考えると、「小樽あんかけ焼そば親衛隊」の活動はすごいことですね。

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で、正会員になると、あの、B-1グランプリへの出展ができるようになるんですよね。

2014年のB-1グランプリ本大会は、10月に福島県郡山市で開催されるそうです。

そこで、小樽の魅力と小樽あんかけ焼そばの美味しさを、がっつりとアピールすることでしょう。
何だか楽しみですね。

※小樽あんかけ焼そば親衛隊の公式Facebookページはこちら。
小樽あんかけ焼そば親衛隊


※B-1グランプリ公式サイトはこちら。
ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ公式サイト


※愛Bリーグのサイトはこちら。
愛Bリーグ(アイビーリーグ)|ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会


【関連記事】
小樽あんかけ焼そば親衛隊が愛Bリーグの準会員に。さらに北見、旭川と「北海道焼きそば王国連絡協議会」結成


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2014年4月 9日 (水)

旧北海雑穀株式会社(現 彩や)

観光客で賑わう堺町通りに建つ、歴史的建造物についてここ数回にわたって紹介しています。

今回は、小樽市指定歴史的建造物ではないのですが、こちらの古い木骨石造の建物。

「旧北海雑穀株式会社

注) 平成29年度に小樽市指定歴史的建造物に指定されました(2017年5月18日追記)。

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堺町通りを色内大通り側から於古発川(おこばちがわ)を渡って入ってくると、通りの左手に「旧百十三銀行小樽支店」「旧金子元三郎商店」「旧岩永時計店」「旧第百十三国立銀行小樽支店」、そしてこの「旧北海雑穀株式会社」といった歴史的建造物が建っているんですよね。

ちなみに、この「旧北海雑穀株式会社」以外は、小樽市指定歴史的建造物に指定されてます。

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この建物は、明治40年(1907年)建築ということで、「旧金子元三郎商店」「旧岩永時計店」と同じような佇まいの木骨石造で2階建です。

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建物の前に建物概要の案内板が設置してあるので、その内容を書き起こしますと、

北海雑穀株式会社は資本金20万円を以って明治40年7月10日設立して諸雑穀委託販売を商いとしてはじめました。
建物規模は正面5間、奥行4間で、屋根は瓦、外壁は軟石、窓に飾り鉄扉、両袖に卯立を立て、和風意匠としては木柱、漆喰壁、2階天井は棹縁杉天井で床の間を設けている。洋風意匠として2階上げ下げ窓と飾りカーテンボックス、階段の手摺などがあり、意匠の混在が見うけられます。
明治の風格と趣が残る建物です。

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※クリックすると拡大します。

とのことで、2002年から2003年にかけて建築復元工事が行われたようです。

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両側にうだつがありますね。

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この頃の建物は、窓にも特徴があって、目を引きますよね。

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現在は、「小樽 硝子の灯・彩(いろどり)や」という、とんぼ玉制作体験が人気の、ADVANCE倶楽部が運営している店舗が入ってます。

Otaru_20140402151547

ADVANCE倶楽部の店舗の記事はこちら、
旧川田商店(小樽アドバンス倶楽部)
旧梅屋商店(小樽硝子屋本舗〜和蔵〜)

※小樽ADVANCE倶楽部のサイトはこちらです。
小樽ADVANCE倶楽部 | トップページ

【関連記事】ここ数回、堺町通り関連について書いてます。
堺町通り商店街に観光案内所がオープン
小樽堺町通り商店街を案内する「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」が便利かも
「堺町通り」はいつも観光客で賑わってます
旧金子元三郎商店 (現 おたる瑠璃工房 運河店)
旧岩永時計店(現 小樽オルゴール堂 堺町店)
旧第百十三国立銀行小樽支店(現 海鳴楼本店)


《追記 2017.5.18》 
旧北海雑穀株式会社(現 小樽硝子の灯・彩や)は、平成29年(2017年)4月25日付で小樽市指定歴史的建造物に指定されました。
旧北海雑穀株式会社(現 小樽硝子の灯・彩や)が新たに小樽市指定歴史的建造物に【平成29年度】


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2014年4月 8日 (火)

旧第百十三国立銀行小樽支店(現 海鳴楼本店)

観光客で賑わう堺町通りに建つ、歴史的建造物についてここ数回にわたって紹介しています。

堺町通りには、古い建物や倉庫などの歴史的建造物が多く残っていて、それらが店舗として今も活用されているんですよね。

で、今回は小樽市指定歴史的建造物のこちらの建物。

旧第百十三国立銀行小樽支店

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この建物は、明治26年(1893年)建築の木骨石造1階建です。

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場所は、色内大通り側から於古発川(おこばちがわ)を渡り、堺町通りに入って比較的すぐの左側に建っているのですが、ここには於古発川側から、「旧百十三銀行小樽支店」「旧金子元三郎商店」「旧岩永時計店」といった小樽市指定歴史的建造物が立ち並んでいて、なかなか歴史を感じさせる街並になってます。

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いつもの小樽市指定歴史的建造物の案内板です。

Otaru_20140402145948

小樽市ホームページにも建物概要が掲載されているので引用させていただくと、

この建物は、小樽支店として建てられましたが、業務拡大に応じ明治41年にこの通りの少し北寄りに支店が移されています。
その後、木材貿易商の事務所や製茶会社の建物としても使用されました。
平屋建ての比較的小規模な建物ですが、寄棟の瓦屋根に「トンガリ」飾りを付けた和洋折衷の構成で、明治の面影を良く伝えています。
軒下に刻まれた分銅模様のレリーフが百十三銀行のシンボルです。
小樽市 : 旧第百十三国立銀行小樽支店

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とのことで、確かに銀行建築にしては、小さめですね。

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ちなみに、第百十三国立銀行は、明治30年(1897年)に百十三銀行へ改組・整備され、その後上記の概要にも書かれていますが、小樽支店は業務拡大のために明治41年(1908年)にすぐ近くに新築移転しています。

で、その移転先の建物が堺町通りと於古発川(おこばちがわ)との角に建っている、現在は小樽浪漫館の旧百十三銀行小樽支店なんですね。
(参考:「小樽の建築探訪」小樽再生フォーラム編/北海道新聞社

現在、この建物にはオルゴール専門店の「海鳴楼本店」が入っていて、海鳴楼ブランドのハンドメイドオルゴールが店内に並んでいます。

Otaru_20140402150225

※海鳴楼のサイトはこちら。
小樽 オルゴール専門店 オルゴール堂 海鳴楼

Otaru_20140402150149

そうそう、窓に「花」の文字が見えますが、以前はここに花月堂が入っていたんですよね。

【関連記事】ここ数回、堺町通り関連について書いてます。
堺町通り商店街に観光案内所がオープン
小樽堺町通り商店街を案内する「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」が便利かも
「堺町通り」はいつも観光客で賑わってます
旧金子元三郎商店 (現 おたる瑠璃工房 運河店)
旧岩永時計店(現 小樽オルゴール堂 堺町店)


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2014年4月 7日 (月)

旧岩永時計店(現 小樽オルゴール堂 堺町店)

観光客で賑わう堺町通りには、古い建物や倉庫などの歴史的建造物も多く残っていて、それらが店舗として今も活用されています。

今回は、その堺町通りに建つ、こちらの小樽市指定歴史的建造物についてです。

旧岩永時計店

Otaru_20140402145535

場所は、色内大通り側から於古発川(おこばちがわ)を渡って堺町通りに入ってすぐ左側に同じく小樽市指定歴史的建造物の「旧金子元三郎商店」が建っていて、そのすぐ先です。

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明治29年(1896年)建築の木骨石造2階建。

Otaru_dsc09262

いつもの小樽市指定歴史的建造物の案内板です。

Otaru_20140402145453

小樽市ホームページに建物概要が掲載されているので引用させていただくと、

この建物は、時計卸商、初代岩永新太郎の店舗として建てられ、店員で編成された楽団を持つハイカラな商店でした。
平成3年の改修により正面2階のバルコニー、半円アーチ扉、手摺などが修理され、ほぼ創建時の姿になりました。
屋根の装飾、軒の繰り型など細部にもデザインが施され、瓦葺き屋根を飾る一対の鯱は商店では珍しい装飾であり、当時の小樽商人の意気込みが感じられます。
平成5年、小樽市都市景観賞を受賞しています。
小樽市 : 旧岩永時計店

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昭和25年に老朽化により改造されていて、その後概要にある通り、平成3年に建築当時の姿を再現するため、2階のバルコニー部分などを改修したそうです。
(参考:「小樽の建築探訪」小樽再生フォーラム編/北海道新聞社

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すぐ近くの「旧金子元三郎商店」と同じく、小樽市都市景観賞も受賞してるんですね。

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屋根にはシャチホコが見守ってますね。

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つい最近までここは実際に「岩永時計店 本店」として営業していたのですが、現在は「小樽オルゴール堂 堺町店」に店舗を貸しているとのことです。

店内の中央には、岩永時計店の店舗だったときからシンボルとしてあった、大きな古時計が今も時を刻んでます。

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写真を撮ってもいいということで、撮らせていただきました。

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説明書きによると、明治29年(1896年)購入のフランス製の大時計で、高さは2.5mあるそうです。

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歴史を感じさせますね。

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ちなみに岩永時計店は都通りにも店舗があり、そちらは支店になるようです。

※岩永時計店のサイトはこちら。
岩永時計店・時計・小樽時計屋


【関連記事】ここ数回、堺町通り関連について書いてます。
堺町通り商店街に観光案内所がオープン
小樽堺町通り商店街を案内する「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」が便利かも
「堺町通り」はいつも観光客で賑わってます
旧金子元三郎商店 (現 おたる瑠璃工房 運河店)


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2014年4月 6日 (日)

旧金子元三郎商店 (現 おたる瑠璃工房 運河店)

いつも観光客で賑わう堺町通りには、古い建物や倉庫などの歴史的建造物も多く残っていて、それらが店舗として今も活用されているんですよね。

観光客向けのお店が多いということで、正直に言いますと、普段あまり行くことがないのですが、たまに行くと、やっぱり通り沿いのそれらの建物には目が止まります。

ということで、先日、久しぶりに堺町通りに建つ歴史的建造物をゆっくり見てきたので、一部ですが紹介してみたいと思います。

まず今回は、小樽市指定歴史的建造物のこちらの建物。

旧金子元三郎商店

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色内大通り側から於古発川(おこばちがわ)を渡って堺町通りに入ってすぐ左側に建ってます。

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明治20年(1887年)建築の木骨石造2階建。

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いつもの小樽市指定歴史的建造物の案内板がありますね。

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小樽市ホームページに建物概要が掲載されているので引用させていただくと、

金子元三郎商店は、明治・大正期に海陸物産、肥料販売および海運業を営んでいました。
店主金子元三郎は、明治32年に初代小樽区長に就任し、その後衆議院議員に数回選出されるなど、小樽を代表する政財界人でした。
両袖にうだつを建て、2階正面の窓には漆喰塗りの開き窓が収まり、創建時の形態をよくとどめています。
小樽の典型的な明治期商店の遺構といえます。
平成5年、小樽市都市景観賞を受賞しています。
小樽市 : 旧金子元三郎商店

ということで、小樽市都市景観賞も受賞してるんですね。

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しっかりとした木骨石造の外観と、両側の立派なうだつが目につきます。

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この日はお店が閉まっていて、2階の窓の開いている様子が見られなかったのが残念でした。

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こちらが側面。

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こちらが建物の裏側ですね。

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この建物は、いくつかの店舗を経ているようですが(以前は多喜二弐番館という寿司屋さんや小樽オルゴール堂カリオン堺町店といった店舗だったようです)、現在は「おたる瑠璃工房 運河店」として様々なアクセサリーを扱っています。

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【関連記事】ここ数回、堺町通りについての記事を書いてます。
「堺町通り」はいつも観光客で賑わってます
小樽堺町通り商店街を案内する「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」が便利かも
堺町通り商店街に観光案内所がオープン


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2014年4月 5日 (土)

ニュースより/今年もおたる運河ロードレース大会が6月15日(日)に開催(私は出ませんが…)

今年も小樽運河周辺の海沿いのコースを走る、運河ロードレース大会が開催されます。

第26回おたる運河ロードレース大会

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※写真は第25回大会の様子

今年は6月15日(日)の開催ということで、その申し込み受付が4月7日(月)から始まるそうです(締め切りは5月7日(水)まで)。

あっ、私は走るのは苦手なので参加しませんが(汗)

昨年、大会の様子を初めて見に行ったのですが、多くのランナーが懸命に走る様子を見ていると、ついつい声援を送ってしまいますね。

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小樽ジャーナルにて、大会についての記事があり、昨年の参加人数についての記載がありました。

25回の参加人数は、申込者数3,482名。当日受付した人数は3,186名、完走者は3,043名となり、前年より200名ほど増えている。
第26回おたる運河ロードレース大会総会 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

ということで、参加者も増えていて、すっかりお馴染みの大会になってるんですね。

大会の詳細は小樽市のHPに掲載されています。
→「小樽市 : おたる運河ロードレース大会

頑張って走ってゴールした後の清々しい様子を見ていると、ちょっとだけ走ってみたくもなるのですが…、やっぱり無理(笑)

ちなみに参加資格があって、

ハーフを2時間30分以内、10kmを1時間20分以内、5kmを35分以内、2.5kmを20分以内で走れる健康な方とします。
小樽市 : おたる運河ロードレース大会

とのことですよ。

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【関連記事】昨年の様子です。
「第25回運河ロードレース大会」を観戦してきました


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2014年4月 4日 (金)

「堺町通り」はいつも観光客で賑わってます

先日、久しぶりに観光客で賑わう堺町通りに行ってきましたが、そういえば、堺町通りについての紹介ってしたことがなかったですね。

ということで、今回は「堺町通り」について。

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まず、この通りの名前ですが、「堺町通り」と書きましたが、観光マップや案内板で、「堺町本通り」と表記されることもあるんですよね。

どっちが正式なのかはちょっと分からないのですが、今回は「堺町通り」と表記します。

通りの範囲もこれまたよく分からなくて、南側はメルヘン交差点からですが、北側がどこまでなんでしょうかね。

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(メルヘン交差点から。この写真は2012年10月26日撮影)

おそらく、於古発川(おこばちがわ)(妙見川)に架かる堺橋の交差点までで(ここまでが堺町)、そこからは色内大通りになると思うのですが、その先の日銀通りとの交差点までを含めている場合もありそうです。

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(堺橋から。この写真は2013年4月5日撮影)

堺町通りは現在、多くの観光客が訪れている、すっかりメジャー観光スポットですが、昔は特に何も無い、港近くの倉庫や会社が並んでいる単なる通りという記憶なんですよね。

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(今も普通の会社の建物もありあます)

運河が埋立てを巡る長い論争の末に一部を埋立てられたのが1986年(昭和61年)で、これを契機に小樽は観光の街へと変わっていくのですが、運河に近いここ堺町通りにも、以来、次々と観光関連の店舗がオープンしたいったそうです。

ちなみに、堺町通りといえば北一硝子の店舗やギャラリーがありますが、北一硝子がこの通りに最初の店舗を構えたのが1981年(昭和56年)と、当時、まだ周囲が観光化する前から開店していたんですね。

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ちなみに、木村倉庫を利用した北一硝子三号館が開店したのが1983年(昭和58年)とのことです。

北一硝子

北一硝子が既にこの通りにあったため、運河埋め立て後の観光地化にあたり、ここ堺町通りにお店が集まりやすかったのかもしれませんね。

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各店舗の詳細は、あまりにたくさんあるので省きますが、先日、小樽堺町通り商店街を案内するマップ(冊子)「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」ができ、そちらに色々と詳しく紹介されているので、手にしてみてはいかがでしょうか。

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マップには堺町通りに軒を連ねる120店舗のうち、小樽堺町通り商店街加盟店88店について掲載されてますよ。
(ちなみに、堺町通り商店街振興組合ができたのは、2012年と最近なんですね)

マップは小樽駅やホテル、運河プラザや浅草橋、堺町通り商店街の観光案内所などに置かれてます。

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ほんと堺町通りはいつも観光客で賑わっていて、それはとてもいいことなんですが、そのせいか、反対に小樽市民の足は遠のいちゃっている感じですよね。

歴史的建造物も多く、面白そうなお店もたくさんあるので、もうちょっと小樽市民も出かけるようになるといいですね。

【関連記事】
堺町通り商店街に観光案内所がオープン
小樽堺町通り商店街を案内する「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」が便利かも


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2014年4月 3日 (木)

小樽堺町通り商店街を案内する「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」が便利かも

いつも観光客で賑わう小樽堺町通りですが、先月、ここ小樽堺町通り商店街を案内するマップ(冊子)ができたというニュースがあって、先日初めて手にしました。

小樽堺町通り商店街 楽しみマップ

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堺町通りに軒を連ねる120店舗のうち、商店街加盟店88店について掲載されています。

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小樽ジャーナルにもマップについての記事が掲載されていたので、引用させていただくと、

約900mの堺町通りには、約120店舗が軒を連ねている。2012(平成24)年7月、小樽堺町通り商店街振興組合(森川正一理事長)を設立。小樽を全国に発信し、多くの市民や観光客に利用してもらい、商店街の活性化に繋げようと、このほど同商店街初めてのガイド本5万部を発行した。国の補助(地域商店街活性化事業)400万円を活用した。
「イケメン図鑑」付き! 堺町通り"楽しみマップ"完成 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)

とのことで、初めてのガイド本なんですね。

マップには地図とともに、そこがどのようなお店なのかが、PRコメントと併せて紹介されているので、これは便利で楽しいかも。

通り沿いにあれだけたくさんのお店があると、正直、何の店か知らない(分からない)ところも多いですから、訪れる観光客もどこにどんなお店があるのか分かるといいですよね。

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ところで、堺町通りは観光客にはすっかりお馴染みで、行くといつも多くの観光客で賑わっている通りですが、そのせいか、かえって小樽市民の足は遠のいちゃっているかもしれませんよね。

実際、私も買い物で堺町通りに出かけるというのは少ないですし…

小樽市民もこのマップを手にして、どんなお店が堺町通りにあるのかを知れば、行く機会も増えるかもしれませんね。

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ちなみに、おじさんには関係ないのですが、このマップには特集で“堺町イケメン図鑑”なるものも掲載されているので、興味のある方は見てみては(笑)

このマップは、小樽駅やホテル、運河プラザや浅草橋の観光案内所などの他、先日オープンして前回紹介した、堺町通り商店街の観光案内所にも置いてます。

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堺町通りの観光案内所についてはこちらの記事で。
→「堺町通り商店街に観光案内所がオープン


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2014年4月 2日 (水)

堺町通り商店街に観光案内所がオープン

小樽の観光地では、運河とともに多くの観光客が訪れるのが、堺町通りです。

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その堺町通り商店街に3月31日、観光案内所がオープンしました。

これまで堺町通りには、こういう案内所がなかったんですね。

今でこそ人気の観光スポットですが、今回案内所を設置した堺町通り商店街振興組合ができたのは、2年前の2012年とのことで、最近なんですね。

それに、今のように観光関連の店舗が軒を並べるようになったのは、小樽運河の埋め立て問題から今の状態になって、小樽が観光の街となってからですから、そんなに昔の話ではないですよね。


で、今回できた観光案内所ですが、場所は堺町通り沿いで、メルヘン交差点のちょっと手前です。

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って、実は最初は気づかなくて通り過ぎてしまいました(汗)

というのも、その場所が大正硝子館 堺街店の建物の前なんですが、というか、大正硝子館の建物のちょっとへこんでいるところにあって、目の前にはその大正硝子館の看板が…

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これはちょっと分かりにくいかも。

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せめて、建物前の目立つところに、案内板なりの観光案内所があるというサインが欲しいところですね。

2014年4月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、国の補助金で人件費を賄うため、設置期間は12月までの予定で、好評なら来年以降も続けるということです。

今回は中には入らなかったのですが、自由に持っていくことのできる、堺町通りのマップや商店街のパンフレットも置いてあるそうです。

案内所の前に並べられていたのは、堺町通りを詳しく紹介する「小樽堺町通り商店街 楽しみマップ」ですね。

Otaru_20140402154026

案内所には英語や韓国語の話せるスタッフが3人常駐するそうです。
時間は、9:00~19:00まで。

せっかくですから観光客の皆さんにたくさん活用してもらい、小樽観光の助けになるといいですね。

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※小樽堺町通り商店街のサイトはこちらです。
小樽堺町通り商店街


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2014年4月 1日 (火)

小樽市役所は歴史的建造物〜本館正面から入ると時代は昭和に逆戻り

市民にはもちろん各種手続きなどで関わりの深い小樽市役所ですが、ここの市庁舎本館は小樽市指定歴史的建造物でもあるんですよね。

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実際に正面から見てみると、重厚で威厳のある外観で、上部には彫刻を施した6本の柱があってと、なかなかモダンな建物なんです。

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歴史的建造物に指定されている本館の建物は、昭和8年 (1933年)の建築ということで、築80年を経過してるんですよね。

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そして、本館は建物内部もとても趣があって、実際に正面玄関から入ってみると、時代が昭和に逆戻りしたような素敵な雰囲気が漂ってます。

ただ、正直に言いますと、本館の正面玄関から入ることって、あまりないんですよね。

というのも、役所の手続き関連の窓口は、主に渡り廊下て繋がっている奥の別館にあって、直接別館の出入り口を利用することが多いんです。
(奥の別館も、かなり古いですけどね…汗)

別館への渡り廊下
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奥の別館
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なので、今回は、あらためて正面玄関から入って、その趣のある雰囲気を味わってきました(用もないのに…)。
ちなみに受付で聞いたら、撮影はOKとのことでした。

まず、正面玄関から入ると階段があって、その先の上部にはステンドグラスが飾られてます。

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これがまた何とも素敵なんですよね。

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天井から下がる照明や階段の手すり、そして廊下さえも何とも味わい深くて、やっぱり何だか昭和の懐かしい香りがしますね。

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全体的に明るすぎず、落ち着いた照明の灯りもこの雰囲気に一役買ってます。

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と言ってますが、あくまでここは市役所で、この先の2階には市長室や副市長室なんかがあるんですよね。

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ということで、今回は小樽市役所本館の正面玄関から入ったところの様子でしたが、建物については、いつも参考にさせてもらってる、小樽市HPより引用させていただくと、

外壁はタイル張りで、正面入口の車寄せ部分とその周辺を茨城産花崗岩積みとした近代建築です。
正面上部に彫刻を施した6本の柱を配し、内部中央階段の正面はステンドグラスで彩られ、重厚な市庁舎となっています。
小樽市 : 小樽市庁舎

ということです。

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ただ、歴史ある小樽市役所もこの古さですから、老朽化も激しくて、雨漏りがあったり、市役所は災害時の拠点施設にもなることから耐震補強工事等が急がれているのも事実のようです。

実際、ちょっと前に新聞に掲載されていたのですが、新年度から2年間で、ここ市役所本庁舎や市民会館、小中学校など市内20カ所の公共建築物の耐震診断を実施するそうです。
(2014年2月13日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄より)

歴史的建造物の維持・管理というのは何かとお金もかかって大変そうですが、こういう建物は何とか残してもらいたいものです。

現役で、しかも市役所として利用されているというのが、なんとも小樽らしいですからね。


実は先日、時々寄稿させていただいている、小樽の魅力を発信する「おたるくらし」というサイトに、ここ小樽市役所の建物についての記事を掲載していただいたんです。
小樽市役所は歴史的建造物 | ここかしこが慕わしいまち

そこでは書ききれなかった内容を、今回の記事で書いてみました。


【関連記事】市役所については、こんな記事も書いてます。
小樽市役所の市庁舎本館は、2013年10月15日で完成から80周年
小樽市役所


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