小樽に新しいぱんじゅう店がオープンしました。
「正福屋(しょうふくや)」
場所は、小樽駅前から運河方面に中央通りを真っすぐ進み、都通りのアーケードを過ぎて、次の交差点の手前です。
この正福屋は、これまで札幌の狸小路にお店があったんですね。
そこを閉店して、あえて小樽に移転してきたそうです。平成26年3月10日のオープンです。
で、先日(2014年3月13日付)の北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも、この正福屋オープンのニュースが掲載されていたのですが、小樽との関わりがちょっと興味深かったので、ここでも紹介しますね。
巡り巡って正福屋がオープン
まず、ぱんじゅうといえば、小樽名物とも言える小樽ではお馴染みの食べ物なんですが、今川焼を丸く(釣鐘状に)した形で、大きさはたこ焼きを一回り大きくしたくらいで、中に餡などの具材が入ってます。
小樽でぱんじゅうは昔から銘菓だったようで、その有名店の中のひとつ「田中のぱんじゅう(甘党一番)」があった場所が、今回、正福屋がオープンした場所だそうです。
で、「田中のぱんじゅう」の店主の田中さんは、自分の店舗を構える前に、札幌狸小路の「十八番」でぱんじゅう職人として働いていたそうで、その後、小樽でお店を出して人気店となったわけですね。
一方、札幌の「十八番」では、田中さんのレシピを受け継ぎ、その後もぱんじゅうを焼いていたそうですが、そのレシピを引き継いだのが「正福屋」とのことで、7年前から札幌狸小路(十八番跡)で営業を続けていたそうです。
そして、今回の「田中のぱんじゅう」のあった場所でのオープンということで、つまり、「正福屋」さんは、札幌で「田中のぱんじゅう」の味を受け継いで、かつて「田中のぱんじゅう」のお店があった小樽の場所に移転してきたということで、う〜ん、何だか巡り巡ってますね。
参考:ぱんじゅう - Wikipedia
※参考にさせていただいた、正福屋のサイトはこちら。
正福屋のホームページへようこそ
正福屋(しょうふくや) ...
正福屋のぱんじゅうを食べてみた
実は先日、お店に買いにいったのですが、行列ができていて断念したんです。
落ち着いたら買いにいこうと思っていたところ、タイミングよく母親が買ってきてくれました。
正福屋のぱんじゅうは、北海道産の小麦と小豆を使って、こしあん、つぶあん、クリームなど、種類が色々あるようです。1個70円。
食べてみると、生地がもちっとしていて、たい焼きや今川焼きのような食感ですね。
(小樽の他店は、生地が薄くカリッとしたのが多いですね)
その場で食べたのではなくて、家に持ち帰ったので、ちょっと冷めていましたが十分美味しかったです。
包み紙には、温め直す方法が描かれてました(レンジで温め後、オーブントースターで焼く)。
※クリックすると拡大します。
私は残念ながら、「田中のぱんじゅう」の記憶がないのですが、知っている方はどうでしたでしょうか?
懐かしいものがあったでしょうか?
正福屋の看板商品には「ベビーカステーラ」もあるので、今度食べてみたいですね。
ちなみに、この正福屋があった場所は、先日、館ブランシェとして復活を遂げた、洋菓子の館の小樽駅前店があった場所でもありますね。
(2013年5月19日撮影)
小樽のぱんじゅうが激戦の様相
今回、正福屋がオープンしましたが、小樽のぱんじゅうと言えば、都通りの「西川のぱんじゅう」や、
小樽運河ターミナルの「桑田屋本店」が人気ですね。
それに以前、コメントにて教えてもらったのですが、桜町にも美味しいぱんじゅうのお店があるとかで、何だか激戦になってきましたね、小樽のぱんじゅう。
実は先日、西川のぱんじゅうを買ってきました。
ここのは皮が薄くてパリッとしていて、中には粒あんがびっしり入ってます。
焼きたては熱々で、口の中をやけどしそうなので要注意ですね。
ということで、小樽名物のぱんじゅう。
何だか懐かしい感じがするのも、小樽らしいですね。
※桑田屋のサイトはこちら。
ぱんじゅう・まんじゅうの桑田屋(北海道小樽市)
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