先月のことですが、日本銀行旧小樽支店金融資料館の「望楼ツアー2014」に参加してきました《後編》
先月2月15日に「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」の望楼ツアーに参加してきました。
前回の記事では、普段は立ち入ることのできない、その「望楼」の様子をお伝えしました。
→「先月のことですが、日本銀行旧小樽支店金融資料館の「望楼ツアー2014」に参加してきました《前編》」
で、望楼ツアーが一通り終わり、2階の一室に戻ってきてからは、2階から1階を見下ろせる回廊の一部に出ることができたんです。
そこからの眺めもなかなか見られない眺めなので、後編として、今回はその様子をお伝えします。
平成14年(2002年)9月に小樽支店としての営業は廃止になり、平成15年(2003年)5月より、日本銀行の金融資料館として開設しているこの建物は、日本銀行本店や東京駅の設計にも携わった建築家・辰野金吾が設計に携わっており、レンガ造りの壁にモルタルを塗った外観がとても特徴的です。
さらに、屋根はレンガの壁から鉄骨を組んで支える構造となっているそうで、建物内を見ると営業場所の空間には柱がなくて、大きな吹き抜けの空間になってるんですよね。
その様子が2階からだとよく分かります。
この2階の周囲には回廊が巡っていて、昔は警備員が見回りをしていたそうですよ。
ドア越しの様子。
ドアの窓越しに見た回廊。
今回は、その一部に出させてもらって、館内を2階から見学させてもらいました。
この眺めは、なかなか貴重ですね。
柱にはアイヌの守り神、シマフクロウをモチーフにした像が飾られてますね。
ツアーが終わって1階に下りてきて、改めて館内を見上げると、やっぱり雰囲気があります。
ちなみにここは、2階へ向かう階段。
回廊部を見上げたところ。
営業カウンターも渋いですよね。
なんか、映画に出てきそうな雰囲気です。
あと、正面玄関のドアのこのマーク。
これは「日本銀行」のマークとのことで、館内のあちこち、天井の飾りなんかにあるんですよね。
という感じで、金融資料館自体の紹介は今回はしてませんが、望楼ツアーはかなり面白かったです。
できればまた来年参加したいですね。
【関連記事】当ブログの日本銀行旧小樽支店金融資料館の記事です。
「日本銀行旧小樽支店 金融資料館《前編》」
「日本銀行旧小樽支店 金融資料館《後編》」
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コメント
とても貴重な体験をされたんですね。

重厚で且つモダンな建物で魅力的です
正面玄関ドアのマークはお札にもありますね
投稿: EKO | 2014年3月 5日 (水) 00時51分
EKOさん、こんばんは。
ここの2階から上に上がることができたのは、とても貴重でした。
本当にこの建物は重厚で素敵な建物ですよね。
お〜!ほんとだ!マークはお札にもありますね(*^-^)
投稿: 小梅太郎 | 2014年3月 6日 (木) 02時44分