ニュースより/小樽市の除雪費が今年度も足りなくなりそうとのこと
今年も小樽は何だか雪が多いです。
先日は気温が上がって、雪がちょっと解けたりしたんですが、まだ2月ですからね、これからまだまだ雪は降り続きます。
今日も午後から、かなり気合い入れて降ってますしね(汗)
そんな小樽の市内のあちこちでは、市の除雪車が作業に追われてますが、どうやら小樽市の除雪費が今年度もピンチだそうです。
“今年度も”というのは、昨年も除雪費が足りなくって増額しているんですよね。
先日(2014年2月1日付)の北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。
あまり数字を見てもピンとこないのですが、新聞記事によると、小樽市の今年度の当初予算の除雪費9億4500万円が足りなくなりそうとのことで、これまでで既に予算の約7割を執行していて、昨年度に続き専決処分で数億円の除雪費を増額する方針だそうです。
(昨年度は、結局過去最高の14億9800万円となったそうですよ)
小樽市内のこの冬の累積降雪量は434cm(平年比13%増)、積雪深は1月31日午後5時現在で、1mを超えてる(平年の2割増)とのことですが、今日(2月4日)のアメダスによる積雪深を見てみると、午後9時の段階で115cmとなってます(さらに積もってる…)。
あちこちの市道で除雪作業が急ピッチで行われていますが、イベント「小樽雪あかりの路」が間もなく、2月7日より開幕するので、それまでには市内で一通りの除雪作業を終わらせるとのことです。
なるほど、訪れた観光客の皆さんには、気持ちよく、そして安全にイベントを楽しんでもらいたいですからね。
道路の雪は、道幅は狭くなるし、歩行者は見えなくなるし、何かと危険で生活にも支障をきたしますし、もちろん放っておくことはできないですから、お金がないのは困ったものですが、市には何とか頑張ってもらいたいですね。
参考:2014年2月1日付 北海道新聞朝刊小樽・後志欄
《追記 2014.3.17》
その後、2月5日の専決処分により、3億5千万円を追加して13億円とし、さらに3月上旬の大雪により3億円程度を追加するということで、最終的に除雪費総額は過去最高の約16億円に上る見通しだそうです。
→ニュースより/ようやく雪解けが始まりましたが、3月上旬の大雪で小樽市の除雪費が過去最高に
※文中の専決処分について勉強です。
地方自治法に基づき、本来議会の議決が必要な事項について、議決をせずに首長自らが決めること。緊急で、議会を招集する時間がない場合などに限った補充的手段。専決処分した場合は次の議会で報告し、承認を求めなければならないが、承認されなくても、効力に影響はない。災害復旧予算などに使われるケースが多い。
専決処分 とは - コトバンク
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コメント
きのうニュースを見ていたら、無駄遣いとされた約3600億円が、補正予算で復活しているそうです。
国の予算と地方自治体の予算では、流れが違うと思いますけど、雪国には必要経費ですよねぇ~。
何とかならないものかと思いました。
投稿: John 1940 | 2014年2月 5日 (水) 21時55分
John 1940さん、こんばんは。
無駄遣いの復活ですか。しかも約3600億円ですか!(^-^;
雪国はこの時期、小樽に限らずどこも予算的に大変そうです。
ほんと、何とかならないものですかね〜
投稿: 小梅太郎 | 2014年2月 5日 (水) 23時36分