元祖あんかけ焼そばの味とのれんを受け継ぐ「梅月 商大通り店」が閉店
小樽のあんかけ焼そばの話題には必ず登場する、その元祖とも言われるのが、静屋通り(長崎屋の裏)にあった中華料理の「梅月」ですよね。
その初代の梅月は既にありませんが、初代梅月から唯一のれん分けしたお店が、商大通り(地獄坂)にある、
「梅月 商大通り店」
小樽市民には店名と共に馴染みのあるお店ですが、その「梅月 商大通り店」が閉店するという情報がTwitterで飛び込んできました。
小樽あんかけ焼きそば親衛隊さんからです。
梅月商大通り店閉店のお知らせです。 #ankake #otaru http://t.co/rJDUBoq9mg
— 小樽あんかけ焼きそば親衛隊 (@Otaru_Ankake) 2013, 12月 26
そのリンク先は、「小樽あんかけ焼きそば親衛隊」サイトです。
→「【梅月商大通り店】閉店のお知らせ « あんかけ焼そば」
で、なんと、12月29日(2013年)午後3時をもって閉店するということです。
「え〜!」と思いつつ、本日28日行ってきました!
実は、以前何度かお店に行ったのですが、ことごとく入れませんで(満員とか定休日とかで…)、なんとか今回初めて入ることができたんです!
心配しつつ行ったのですが、何だかやっと入ることができて感激です。
ただ、最初で最後というのが相当残念なんですが…
で、中華料理屋さんということで色々メニューがあるんですが、
注文したのはやっぱりこちら、
「あんかけ焼そば」(780円)
これが食べたかったんです。
豚肉、エビ、イカ、白菜等々、具材がたくさんなのは、小樽のあんかけ焼そばですね。
味はとてもシンプルな醤油味で、これは食べ飽きない味ですね。
あんはしっかりしていて、最後まで薄まらず、麺に絡みます。
その麺は細めで、程よく焼き目がついていて、食べる場所によってはパリパリとしたり、しっとりしたりと、食感がいいですね。
途中でからし、紅ショウガ、酢をお好みで追加しながら、ペロッと食べてしまいました。
食べ終わった皿ですいません(^-^;
いや〜、繰り返しますが、これが最初で最後というのは残念です。
もっと何度もくればよかった〜!
本家の「中華料理 梅月」は残念ながら、あまり記憶にはないのですが、そこで修行された最後のお弟子さんが、この「梅月 商大通り店」の店主さんだそうですが、これで梅月の名前は小樽からなくなってしまうんですかね。
復活はあるのでしょうか。
※初代の梅月は、元々「割烹 梅月」というお店だったのが、昭和32年9月静屋通りに「中華料理 梅月」として移転オープンしたとのこと。
ちなみに「梅月 商大通り店」は、平成13年(2001年)にオープンとのことです。
参考:小樽あんかけ焼そば事典
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コメント
残念ですね!スカイラインが好きな店主さんでしたね。関係ありませんが映画「永遠のZERO」は感動的でした。店主さんににていた兵隊が居ましたね。原因は何だろう!?復活はあるのか!?
投稿: | 2013年12月29日 (日) 11時57分
名無しさん、こんにちは。
本当に残念ですね。
もっと食べに行けばよかったと、
こうなってから後悔するんですよね。
投稿: 小梅太郎 | 2013年12月29日 (日) 15時55分
そうですか~。残念ですね。確か開店が昼の12時だったと記憶しています。おいしかったので、どこかで復活して欲しいですね。
投稿: のぶりん | 2013年12月29日 (日) 21時16分
のぶりんさん、こんばんは。
そうなんです。とても残念です。
本当に、梅月のあんかけ焼そばはとても美味しかったので、
復活してほしいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2013年12月30日 (月) 23時29分
初代の梅月には、小樽に住んでいた子供の頃の記憶があり、
同名の商大通りのお店にはずっと行ってみたいと思っていました。
おととしに帰郷した時は定休日で食べられず、
去年夏、ようやく食べることができました。
学生向けの数種の定食がメインで、
あんかけ焼きそばはメインの扱いではなさそうでした。
今思えば、あまり活気がないような印象を受けた記憶があります。
いずれにしても、閉店はとても残念です。
なお、初代梅月の味を守っているお店として、
札幌の白石の、御舟というお店があります。
こちらはおととしの夏に行ってきましたが、
ご主人は梅月の出身で、こちらの方が自分の記憶の味に近いように思います。
ただ、量がすごく多かった(笑)。
投稿: けいすけ | 2014年1月 1日 (水) 23時34分
けいすけさん、こんばんは。
初代の梅月からご存知なんですね。
そののれんを受け継ぐ「梅月 商大通り店」ですが、こじんまりとした、庶民の中華料理店といった感じですよね。
あんかけ焼そばは、最近の小樽での盛り上がりとともに、人気があったようです。
梅月の出身の方のお店が札幌にあるというのは聞いていましたが、白石の御舟というお店ですか!
機会があったら、行ってみたいです。
情報、ありがとうございます。
投稿: 小梅太郎 | 2014年1月 2日 (木) 22時16分
小梅さま
はじめまして
私、自分のルーツを探るべく
小樽情報を色々検索しておりました。
私は現在東京で働いております。
実は父方の祖父の代は割烹梅月をしておりました。その時代、お店で使っていたお膳や掛け軸が
残っています。割烹から中華に変わったザックリした流れは親戚から聞いておりました。血筋なのか私も料理人をしています。「梅月」という名前が無くなったのはとても寂しく感じております。
いつかもう一度小樽で梅月をとずっと思っていました(洋食ですが・・・)また詳しい情報があればアップしてくださいまし。楽しみにしております。
投稿: sakurai | 2014年6月 3日 (火) 00時46分
sakuraiさん、はじめまして。
訪問ありがとうございます。
なんと、お祖父さんが「中華料理 梅月」の前身、それこそ元祖“梅月”の「割烹 梅月」をされていたのですか!!
すごいルーツですね!
sakuraiさんも料理人をされてるんですね。
これで梅月の名前が小樽からなくなるのは、本当に寂しいです。
何か情報があれば、是非アップしたいと思います。
今回は、コメント本当にありがとうございました。
投稿: 小梅太郎 | 2014年6月 3日 (火) 23時15分