小樽市役所の市庁舎本館は、2013年10月15日で完成から80周年
一日過ぎてしまったのですが、10月15日は、その昔小樽市役所の市庁舎本館の落成式が行われた日ということで、誕生日だそうです。
さらに、建てられたのが昭和8年(1933年)なので、今年2013年10月15日で完成から80周年を迎えたそうです。
この市庁舎本館は、小樽市指定歴史的建造物にも指定されていますが、建築当時はかなりモダンな建物だったでしょうね。
以前もブログで紹介したことがあるのですが、改めて小樽市HP内より概要を引用させていただくと、
小樽の有力者土肥太吉の10万円寄付を機に新築されました。
設計者は小樽市建築課長であった成田幸一郎以下の建築課スタッフで、土肥秀二もかかわったといわれています。
外壁はタイル張りで、正面入口の車寄せ部分とその周辺を茨城産花崗岩積みとした近代建築です。
正面上部に彫刻を施した6本の柱を配し、内部中央階段の正面はステンドグラスで彩られ、重厚な市庁舎となっています。
小樽市 : 小樽市庁舎
とのことです。
ちなみに、小樽公園通教会(こちらも小樽市指定歴史的建造物ですね)も成田氏の設計だそうですよ。
完成から80年も経っているということで、老朽化による耐震補強等の色々な問題があるようですが、なにはともあれ、80周年おめでとうございます。ですね(*^-^)
そして、何とかこの重厚で威厳ある姿を今後も残してもらいたいですね。
(2011年1月の撮影)
そういえば、市役所の建物内って、見学しながらの写真撮影とかさせてもらえないのかな?
【関連記事】こんな記事を書いてます。
「小樽市役所」
「旧小樽組合基督教会(現小樽公園通教会)」
関連ブログではこんな記事も書いてます。
道央各市の市役所の老朽化が進んでいるそうで、中でも地元小樽の市役所が最も古かった | ローカルブロガーのメモ帳
※小樽市役所のFacebookページのアルバムに、関連写真が掲載されていました。
「1933年(昭和8年) 市役所庁舎(現庁舎)新築落成」
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コメント
10月9日に初めて訪ねました。荘厳な雰囲気に包まれ、自分の中で一瞬時が止まってしまいました。訪問の要件を忘れ、建物の話に盛り上がりました。こんな素敵な市役所はきっと日本一だと思います。
投稿: びわちゃん | 2013年10月17日 (木) 16時14分
びわちゃんさん、こんばんは。
あっ、この建物の中にいて、一瞬時が止まる感じ、分かります!
ふと天井を見上げたり、ステンドグラスを見つめたるすると、何だか別の時代にいるような感覚になります(もしくは映画の中とか)。
今後も大切に残してもらいたいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2013年10月17日 (木) 23時57分
小樽市役所は不思議な歴史ある建物で何故か本館正門入口より図書館側の本来裏口の方が一般的に利用されてるんですよね。入れば直ぐ各課ある上に階段登らず済むし。正門側は別世界の歴史の中に入る感覚でした。[あの〜初めの誤り送信削除して頂けたら…😭]
投稿: 夢の彼方へ | 2024年2月20日 (火) 10時39分
夢の彼方へさん、こんばんは。
確かに、市役所は本館より、別館となる裏からの利用が多いですね。
そちらの建物のほうに、一般市民が訪れる窓口がありますものね。
正門から本館へ入ると、とても趣があり、小樽の歴史を感じることができますね。
(初めの分、削除しておきました)
投稿: 小梅太郎 | 2024年2月22日 (木) 02時40分