市立小樽文学館・美術館の建物は旧郵政省小樽地方貯金局
日銀通りの、日本銀行旧小樽支店の通りを挟んで斜め向かいに位置するこの建物が、
「市立小樽文学館・美術館」
旧手宮線横にありますし、このあたりはよく通るので、建物もよく目にしていますが、シンプルながら堅実でモダンな建物ですよね。
この建物には、市立小樽文学館と小樽美術館が入ってるんですよね。
ちなみに、
1978年(昭和53年)11月3日市立小樽文学館が開館
1979年(昭和54年)8月19日市立小樽美術館が開館
ですが、かつてこの建物は、旧郵政省小樽地方貯金局の建物だったとの事で、正面にはプレートがはめ込まれていて、今もそこに「小樽地方貯金局」の表記を見ることができます。
小樽市HP内の記載によると、
昭和27年に完成したのが小樽地方貯金局
小樽市 : おたる文学散歩 第26話 小坂秀雄と文学館
とのことで、この建物は建築家・小坂秀雄氏のよるものだそうです。
(勉強不足で、建築家についてはちょっと分かりません)
私、小梅太郎は恥ずかしながら文学、芸術に疎いので、ここはあまり利用する事はないというのが正直なところですが、展示会等で何度か訪れています。
そのような歴史的なことも思いつつ、館内を見てみるのも面白いかもしれませんね。
※小樽市HP内の施設案内はこちら。
「小樽市 : 市立小樽文学館」
「小樽市 : 市立小樽美術館」
※市立小樽文学館の詳細や特別展などの情報を掲載する小樽文学舎のサイトはこちら。
「小樽文学舎」
※市立小樽美術館の情報を案内するサイトはこちら。
「市立小樽美術館」
※小樽ジャーナルに、こういう記事もありました。
「企画展「建築家・小坂秀雄と小樽文学館」 (小樽ジャーナル http://otaru-journal.com)」
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コメント
文学館には小樽に帰った時必ず立ち寄ります。
きっかけは友達に存在を教えてもらった事です。
美術館を観て次に文学館へ・・・
なんとも言えない懐かしいにおいがするんですよね。
1階?2階?になるのか、テーブルと椅子だけの部屋の窓から駐車場方向を望むのが何となくホッとします。
ギシギシとする床の音もいいですよ。
投稿: EKO | 2013年9月 7日 (土) 01時24分
私も、文学館の会員ですから毎回入ります。
何となく堅苦しい建物だなぁ~と、思っていたらそういう建物だったんですね。
11月に行きますから、プレートを見てみます。
古いトイレに威厳を感じます(笑)
投稿: John 1940 | 2013年9月 7日 (土) 03時25分
EKOさん、こんばんは。
文学館・美術館には必ず立ち寄るんですね。
そうそう、建物内は何だか懐かしい感じがしますよね。
なるほど、テーブルと椅子だけの部屋の窓から、駐車場方向を眺めるんですね。
今度見てきます(*^-^)
ギシギシの床の音も改めて確認してきます!(笑)
John 1940さん、こんばんは。
おお〜、さすが!会員とは。
正面入口左横の壁面にプレートがあります。
気になって調べてみたら、そういう事でした。
古いトイレ!今度入って確認してきます(笑)
投稿: 小梅太郎 | 2013年9月 7日 (土) 22時04分
ずいぶん歴史のある建物なんですね。
旧郵政省の建物だったのは知らなかったです。
美術館と文学館は小学生の時何度か行った事があります。
デザインは当時の郵政省のトレンドだったんですかね。
何となく東京の旧中央郵便局に似てる感じがします。
投稿: BRAVIA | 2013年9月14日 (土) 18時45分
BRAVIAさん、こんばんは。
私も知らなかったのですが、実は歴史のある建物でした。
記事内にもある、小樽市HP内の記載には、“その後の郵政建築、ひいては日本の公共建築の基本となっています”という記述もあるので、きっとトレンドの元だったのでしょうね。
投稿: 小梅太郎 | 2013年9月14日 (土) 22時17分