小樽商大生が作った「小樽あんかけ焼きそば事典」発売中
昔から小樽市民には馴染みがあったのですが、今ではすっかり小樽のご当地メニューとして、市内外で定着してきた小樽あんかけ焼きそば。
その小樽あんかけ焼きそばについて、小樽商科大学第13期江頭ゼミの学生らが作った「小樽あんかけ焼きそば事典」が発売中です。
小樽商科大学の江頭進教授のゼミ学生が、研究の一環として教授の指導のもと、学生自らが食べ歩いて取材し、執筆等の制作作業も行い作り上げたということですよ。
小樽・札幌市内の書店などで15日から発売中で、1冊370円。
ということで、早速買ってきました(*^-^)
「完全調査」2013年度64店舗、ということで、64店舗を1店につき1ページずつ、あんかけ焼きそばの写真入りで、その特徴やお店についてを紹介しています。
写真等は手作り感が出てますが、内容はなかなか読み応えがありそうですよ。
まだ、全部は読み終わってませんが、途中のコラムもなかなか面白く、さらに最後の特集「小樽あんかけ焼そばルーツ探し」も興味深いです。
それと、個人的にとても共感したのが、江頭教授による巻頭の「はじめに」の内容です。
小樽のあんかけ焼そばのルーツとも言われるのが「梅月」ですが、今回その「梅月」の写真がほとんどなかったそうです。
そして(「はじめに」から文章を書き起こしで引用させていただきますと)、
われわれの過ごしている日常は、当たり前のものであるがゆえに、意識的に残さなければ記録されないまま消えてしまう。『小樽あんかけ焼きそば事典』は、単なるご当地グルメの紹介本ではなく、2013年という一つの時代に小樽で確かに生きていた人たちの記録を残す、そういう想いで編集されたものです。
とのことです。
本当にそうですよね。
このブログにもそういう想いがあるんだよな〜、って黄昏れちゃいました(笑)
というわけで、今後はこの“事典”を参考に、あんかけ焼そばを食べに行きたいと思います。
※Amazonでは9月18日現在、取り扱いできない状況です。
※小樽あんかけ焼そばのサイトはこちら。
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コメント
梅月懐かしいですね。五香の大きな餃子や焼きそばも美味いと思いました。昔の梅月に、芸能人のサインが多く見られ、今の商大通店の人が修行中の頃に、TVに出演してチカ魚料理を作っていたのを思い出しました。
投稿: | 2013年9月19日 (木) 06時35分
名無しさん。こんにちは。
昔の梅月に行かれてたのですね。
残念ながら、私は記憶にないのですが、やはり人気店だったのですね。
最近行ってませんが、五香は健在です(*^-^)
投稿: 小梅太郎 | 2013年9月19日 (木) 12時05分
あんかけ焼きそば辞典買いました。そして昨日大丸ラーメンに食べに行ってきました。半分以上の人があんかけ頼んでましたよ。
投稿: ユイカ | 2013年9月24日 (火) 10時37分
ユイカさん、こんばんは。
おお〜、買われたのですね。
そして、さっそく大丸へ行かれたのですか!
やっぱり、あんかけ焼そばが人気なんですね〜
投稿: 小梅太郎 | 2013年9月24日 (火) 22時22分