松ヶ枝町の気になる変わった建物は高圧量水器室(?)
前回記事は松ヶ枝町の高台に建つ、旧小樽市水道松ヶ枝配水センターの建物についてでしたが、位置的にはその高台から下りてきた場所にあたる、住宅の合間に、これまた変わった建物が建ってます。
小さな建物ですが、何かの施設のようですね。
屋根の形が面白いですが、全くなんの建物か分からず、古い地図を見てみると「高圧量水器室」と書かれていました。
“量水器”という単語で調べてみると、
管路を流れる液体の体積を積算指示する計量器で,水道水やガソリンの取引に使用。前者は水道メーターと呼ばれている。
量水器 とは - コトバンク
ということで、実はこの近くにはさらに、立ち入り禁止ですが高区配水池もあって、その奥の高台に建つ「松ヶ枝配水センター」と合わせて、この辺り一帯が市の水道関連の施設になっていたんですね。
別の位置から建物への通路がありましたが、ここの通路は一般のお宅への通り道だったかもしれません。もしそうだとしたら大変失礼致しました。
現在、松ヶ枝配水センターが使われていないので、これらの施設ももう使われていないのでしょうね、きっと。
ちなみに“配水池”を調べてみると、
上水道の配水量を調整するために、一時蓄えておく池。
配水池 とは - コトバンク
ということでした。
いや〜、それにしても今回は地味(マニアック?)な建物紹介でしたね(^-^;
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コメント
懐かしい写真ありがとうございます。
高区量水器室は現在も使われています。配水センターは、天神浄水場に移動しましたが、1階部分は、配水池となっており、使用されております。入船町から松ヶ枝町にかけ、低区、中区、高区、松ヶ枝配水池があり、人口が高台へ高台へと増えるにつれ、配水池が海抜が高い位置に作られ、別名低圧、中圧、高圧、超高圧区と呼んでいました。高区配水池の下に配水量を計測する高圧量水器室があり、健在です。配水センターは、市内の配水池等を集中監視する目的で作られました。また、特に、低区~松ヶ枝配水池には、天神系、奥沢系、潮見台系、豊倉系の水が送られてきており水質を効率的に調査出来る事も立地理由と聞いております。偶然目にして、懐かしさからメールさせて頂きました。
投稿: | 2013年7月27日 (土) 23時01分
貴重な情報ありがとうございます。
ここは今も使われているんですね。
配水センターも1階部分は、配水池として使われているんですね。
市内の配水池等を集中監視する目的で作られたという話も興味深いです。
その他、色々と詳しい情報をありがとうございました。
是非、当ブログにまた覗きにきてください。
投稿: 小梅太郎 | 2013年7月28日 (日) 14時40分