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2013年6月25日 (火)

小樽を代表する豪華な邸宅「和光荘」(旧野口邸)

潮見台の静かな高台に建つこの建物は、小樽を代表する豪邸として有名です。

和光荘

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北の誉酒造の2代目である野口喜一郎の自宅として、大正11年(1922年)に建築された、木造3階建て一部鉄筋コンクリート造りの邸宅です。

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※写真は2012年11月5日撮影分と2013年5月21日撮影分が混在してますのでご了承願います。

勝納川沿いの北の誉酒造の工場を見下ろす位置に建ってるんですよね(小樽潮陵高校の裏手になります)。

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正面はモダンな洋館で、奥には和風の建物が続く和洋折衷の建物とのことですが、外からは奥の様子がよく見えません。

それもで、正面の洋館部分は見るだけでも素敵で、まさに豪邸と呼べる素晴らしさです。

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小樽ジャーナルのサイトから引用させていただくと、

裏に廻ると日本庭園が拡がり、大正天皇が宿泊した和室がある。
 昭和29年8月には昭和天皇夫妻の宿泊所としても利用された。残り少なくなった小樽を代表する豪邸の一つで、現在は会社のクラブとして利用されている。
小樽ジャーナル

とのことで、歴史もありますね。

Otaru_dsc06441

建物の横には小樽市の案内板が設置されています。

Otaru_dsc01094
(この写真のみクリックすると拡大します)

ちなみに案内板にもある設計者の佐立忠雄は、日本郵船(株)小樽支店を設計した佐立七次郎の子息だそうです。
(設計には野口喜一郎自身も携わっているんですね)
(参考:「和光荘(旧野口喜一郎宅)/北海道文化資源DB」)

Otaru_dsc01082

現在は建物内は一般公開はしておらず、外観のみ見ることができます。

Otaru_dsc01092

建物には近づくことができ、周囲は綺麗に整備されています。

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基本的には非公開で中に入ることはできないのですが、たまにイベント等で内部を見学させてもらえることがあるようなんです。

う〜ん、是非、建物内も見てみたいですね。

【関連記事】
和光荘の紅葉

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歴史的建造物 邸宅」カテゴリの記事

コメント

和光荘何十年ぶりに見たんだろう・・・
子供の頃 お姫様が住む家だと思っていた所

よく友達と庭に入って 管理人の人に怒られたことを想い出しました。
まだ健在なんですね!今度行ってみようと思ったけど どうやって行ったんだろう

投稿: ラテ | 2013年6月25日 (火) 22時29分

小樽、知らない建物がいっぱいあります。
建物内、見たいですね。

投稿: Ray | 2013年6月25日 (火) 23時00分

ラテさん、こんにちは。
おお〜、何十年かぶりですか!
確かにここは、お姫様が住んでいそうな豪邸ですよね。
庭に入ってみたいです(*^-^)
多分行き方は、潮陵高校の上から回っていく感じでしょうか。
機会があれば是非。


Rayさん、こんにちは。
結構、知らないながらも歴史のある建物が、
まだ小樽にはありますよね。
建物内、見てみたいですね〜

投稿: 小梅太郎 | 2013年6月26日 (水) 15時13分

 詳細な角度よりの写真ありがとうございます。ほんと私も建物内を見てみたいです。公開するのはいつなんでしょう。

投稿: teineyamamieru | 2013年6月26日 (水) 17時31分

teineyamamieruさん、こんばんは。
この建物は素敵ですよね。
定期的ではなく、昨年はイベント(ツアー)で公開していたようなんで、いつなのかは分からないみたいです。

投稿: 小梅太郎 | 2013年6月26日 (水) 22時42分

和光荘記憶に有ります。鉄分隊長の元松中出発し天神小から中通りひたすら歩き量徳寺まで。途中真栄町?!上小さな十字路に当たり寄り道その大分上に集落みたいな所があり驚きました。ラテさんのコメに納得共鳴。憶えているけどどうやって行ったんだろう…小樽市内でも友人に連れられ場所は記憶にあれど途中ルート思い出せない場所たくさん有ります。だから和光荘含め小樽日記は貴重な百科事典何です。

投稿: 夢の彼方ヘ | 2023年9月21日 (木) 00時03分

夢の彼方ヘさん、こんばんは。
確かに、この和光荘もそうですが、なかなか行きにくいところにあって、どうやっていったのかな、という場所はありますよね。
この和光荘については、所有者が変わったりして、私も現在の状況を把握できてなくて、気になっている建物のうちのひとつです。

投稿: 小梅太郎 | 2023年9月21日 (木) 02時15分

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