気になる建物/都通りの一本海側の通り(第一大通り)に建つ「舎こんどう」と「和田時計店」
今はほとんど呼びませんが、アーケードのサンモール一番街へと続く、都通りの一本海側の大きな通りは、第一大通りといいます。
その第一大通りに気になる建物が並んで建っています。
何とも気になるこの2つの建物ですが、まずは向かって右の建物。
「舎こんどう」
とてもモダンな雰囲気のある建物ですね。
正面の「近藤商店」という看板と、左右の「板硝子」と「洋食器」という看板は以前からのものなのでしょうかね。
元々、近藤商店は硝子を扱っていたそうです。
この建物は、第8回(平成7年)小樽市都市景観賞作品を受賞しているんですよね。
小樽市のHP内の受賞の説明によると、
大正時代に建築された商店を再活用するに当たり、レトロ感覚の似合う小樽の街並みを印象付ける建物として修景し、現在はレストランとして営業している。細長いガラス窓や柱の配置が当時のモダン建築を思わせる。
小樽市 : 第8回 小樽市都市景観賞作品
とのことです。
現在は“Dining Cafe 舎(やまきち)こんどう”となってます。
店内には入ったことはないので、今回は建物についてのみです。
そして、「舎こんどう」の隣の建物も何だか気になります。
正面に大きな時計を掲げている、
「和田時計店」
この正面の大きな時計を含めた、建物全体の佇まいが何とも目を惹くんですよね。
この和田時計店については、こちらのサイトに紹介されていました。
「小樽・第一大通りの「大時計」存在感じわり-老舗時計店と共に時刻む - 小樽経済新聞」
そこから引用させていただくと、
同店は、創業90年以上の老舗時計店。時計や貴金属の販売と時計修理を主な業務としている。
ということで、老舗の時計店なんですね。
更に、
店の正面に設置された大時計はセイコーのクオーツ時計。1990年、戦中から同店に掛けられていた機械式大時計に代わって設置された。クオーツ時計は、交流電圧のもとで水晶が規則的に振動する性質を利用した時計で水晶時計とも呼ばれる。現在、大時計は電気式が多く、クオーツ式は珍しいという。
とのことで、今も時計は正確に動いているそうです。
そうそう、通りについてですが、ここの第一大通りに対して、第二大通りは現在の国道5号線になります。
ただ、私は第一とも、第二とも呼んだことがないです(汗)
通りについては色々とありそうなので、また別の機会にということで。
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