色内大通り/日銀通り〜堺橋まで(最終回)
色内大通りの様子についての記事を1年ぶりに再開したものの、相変わらず飛び飛びになっていますが、前回までは色内大通りと日銀通りの交差点に建つ建物について紹介しました。
そして、今回で「色内大通り」の様子としては最終回になります(長かった…)。
それでは、前回までの歴史的建造物が集まる交差点から、堺町方面に進みたいと思います。
(写真の撮影時期が主に1年前の4月なのでご勘弁を)
って、そもそも手宮方面から続く色内大通りとは、実際はどこまでなんだろう?
ちなみに交差点から、堺町方面に歩き出したこのあたりは、まだ色内町です。
歩き出してすぐ左手は、中央バスのバス停と奥はターミナルになってます。
通りを進むと右手奥には、明治時代に造られた石倉を改造して店舗にしたという「染織アトリエ Kazu」があります。
そして、左手には小樽市指定歴史的建造物でもある、明治39年(1906年)建築の「旧名取高三郎商店」が趣のある佇まいを見せています。
(写真は2012年6月27日撮影)
現在は「大正硝子館 本店」として利用されていて、レトロな店内には手作りのガラス細工が並んでいます。
通りはここで交差点になるのですが、そういえば以前は大正硝子館の向かいの角には、寿司屋とか、ジンギスカンのお店があったと思うのですが、今はなくて、小樽掖済会(エキサイ会)病院の駐車場になってます。
ちなみに、この交差する通りは、寿司屋通りから続く通りで、
(これと次の写真は2012年3月28日撮影)
下を於古発川(おこばちがわ)が流れていますね。
(このあたりは妙見川とも呼ばれてます)
そして、ここに架かる橋が「堺橋」で、この先から堺町に入り、通りは「堺町本通り」となります。
(この写真は2013年4月5日撮影)
この通りの表記は「堺町本通り」と「堺町通り」という2つの表記を見ますが、どちらが正式なのかは、ちょっと分かりませんでした。
(この案内板は「堺町本通り」)
橋を渡ってすぐの左角にも、モダンな古い建物が建ってますね。
この建物は、明治41年(1908年)建築の「旧百十三銀行小樽支店」で、現在は天然石・アクセサリーやガラス雑貨を扱うお店「小樽浪漫館」が入ってます。
いや〜、ということで、長々と続いた「色内大通り」については、これでひとまず終了です。
ちゃんと一気に紹介できれば、もっと興味深い記事になったかもしれませんが、それでも色内大通りはやっぱり面白い。
(終点の交差点から振り返ったところ)
近いうちに、まとめ記事も書いてみようかと思います。
【参考サイト】
「染織アトリエ Kazu」のHPはこちら。
「大正硝子館」のHPはこちら。
【過去の「色内大通り」の記事はこちらをどうぞ】
「色内大通りを端から端まで/予告編」
「色内大通り/手宮側の端〜旧日本郵船」
「色内大通り/旧日本郵船〜道道820号小樽港稲穂線」
「色内大通り/道道820号小樽港稲穂線〜竜宮通り」
「色内大通り/竜宮通り〜中央通り」
「色内大通り/中央通り〜日銀通り」
「色内大通りと日銀通りの交差点を眺める」
【こんな記事も書いてます】
「於古発川(おこばちがわ)再び」
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コメント
お久しぶりです
大正浪漫館はお菓子の千秋庵の時に内部に入った事があります 実は千秋庵で働いてたんですよ(笑) 内部はそんなに古い感じはなく普通の工場って感じでした
投稿: あゆ | 2013年5月 3日 (金) 18時01分
あゆさん、こんばんは。
そうか〜、ここは千秋庵でしたか。
しかも、働いていたとは、内部を熟知ですね(*^-^)
あまり銀行らしくない建物ですが、
天井も高く、お店はなかなかいい雰囲気にしてますね。
投稿: 小梅太郎 | 2013年5月 3日 (金) 23時12分
一連の通りシリーズ素晴らしいです。頻繁に帰省出来ない私にとって懐かしく涙がポロポロこぼしながら嬉しく拝見しました。あの本屋さんで買った本、洋品店で買った靴下、たばこ屋さんで買った当たらなかった宝くじ、思い出があふれてきます。
投稿: びわちゃん | 2013年7月22日 (月) 14時51分
びわちゃんさん、こんばんは。
通りシリーズ、読んでいただきありがとうございます。
通りって、そこにある店、建物、眺め等、人それぞれに思い出がありますよね。
それに、少しずつその様子も変わってくるので、ある時の様子を残しておくのもいいかな〜と思ってます。
そのうち、通りごとのまとめ記事も書こうと思ってます(*^-^)
投稿: 小梅太郎 | 2013年7月22日 (月) 23時55分