宗円寺〜五百羅漢像は見られませんでした
国道5号線から潮見台方面に入り、小樽潮陵高校の前の坂を上り、更に先の急な坂道を随分と上って行くと建ってます、
「宗円寺」(「そうえんじ」 宗圓寺とも表記されますね)
坂の途中に立派な石垣があって、
階段を上った先に、建ってるんですよね。
前回紹介した、ここに来るための急な坂道「五百羅漢の坂」の名前の由来にもなってますが、ここ宗円寺には、北海道指定有形文化財(平成6年2月9日指定)の「木造五百羅漢像」が安置されてます。
って、タイトルにも書きましたが、今回はその五百羅漢像は残念ながら見ることができませんでした
参拝のための入り口に行くと、
参拝の期間は10月まででした
冬期は見学できないんですね。
ちゃんと調べていかないといけませんね。何せ、気の向くまま巡っているもので…。反省…
加えて、そもそも五百羅漢像は撮影禁止のようです。
(写真では読めませんが、ここに書いてました)
実は、小樽市民なのに、恥ずかしながら、五百羅漢像は拝見したことがないんですよ。
小樽市内の文化財として、小樽市のホームページに説明がありましたので、引用させていただきます。
『五百羅漢像を安置している宗圓寺は、寛永7(1630)年に松前藩主7代公廣の追善供養のため福山に建立されましたが、明治42(1909)年に羅漢像や建物の部材とともに小樽に移設されたものです。
この五百羅漢像は、14代章廣が供養のため南部藩主に依頼し、文政8(1825)年盛岡より勧請し宗圓寺に納めたといわれていますが、室町〜桃山時代の作と思われるもの11体、江戸中期のもの236体、江戸末期のもの268体という調査結果が報告されています。このうち江戸中期のものの製作者名「暉常(うんじょう)」は最近の調査で松前に居住した能面師であったことが判りました。以上のように羅漢像の大半が江戸中期から末期のものであり、製作者についても一様ではありませんが、北海道での仏教信仰や彫刻の歴史を考えるうえで重要な資料となっています。』
境内には、案内板もありました。
ということで、歴史も古いですね。
元の本堂は残念ながら解体され、建て替えられたようですね。
境内にはお稲荷さんのお堂もありました。
福廣稲荷と書いてました。
ここに来るには、かなり坂を上ってくるのですが、振り返るととても良い眺めが広がってますよ。
「五百羅漢の坂」の記事でも載せましたが、こんな感じです。
ということで、五百羅漢像はとても貴重で価値があるものとのことなので、是非、見に来たいですね。
来春までの楽しみにとっておきます。
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コメント
随分前に、盛岡の報恩寺の五百羅漢像を観たことがありますが、小樽にもあるんですね。
また、次回の楽しみが出来ましたよ。古代文字もまだ観てませんしね…。(期間限定なので。)
投稿: John1940 | 2012年11月14日 (水) 01時25分
John1940さん、こんばんは。
私もここは、今回初めて出向いたんです。
で、残念ながら見ることはできなかったのですが、
また、楽しみができたと思ってます。
まだまだ、小樽にも知らない見所がありますね(*^-^)
投稿: 小梅太郎 | 2012年11月14日 (水) 18時41分