旧三井銀行小樽支店
先日、小樽郵便局開局140周年の記事の時に思ったのですが、夏の前に連続で紹介していた「色内大通り」についてが、日銀通りのと交差点まで来たところで、ぱったりと止まってるんですよね(汗)
※前回の「色内大通り」の記事はこちらです。
→「色内大通り/中央通り〜日銀通り」
もちろん、通り沿いの歴史的建造物についての紹介も中途半端なままです。
ということで、やっとですが、時間を見つけつつ改めて紹介していきたいと思います。
(写真の撮影時期が春なのはご勘弁を)
まずは、こちらの建物、
「旧三井銀行小樽支店」
昭和2年(1927年)建築の鉄骨鉄筋コンクリート造2階建地下1階。
場所は、かつての“北のウォール街”を形成する、色内大通り沿いにあり、日銀通りから海側に降りてきて、色内大通りとの交差点を左折すると、右手にこの重厚な建物が建ってます。
その堂々たる佇まいは本当に重厚で威厳があって、歴史を感じさせてくれます。
小樽市指定歴史的建造物には指定されてないのですが、市の案内板が掲げられてます。
その内容によりますと、
『正面の外壁に石積みの5つのアーチを連ね、軒に彫刻を施したルネサンス様式の建物です。石は岡山県北木島産の花崗岩です。内部は、吹き抜けに回廊が巡り、天井に石膏彫刻の模様が飾られてます。(後略)』
とのことです。
設計は曾禰中條建築事務所、施工は竹中工務店。
銀行として最終的には平成14年(2002年)に、三井住友銀行小樽支店として営業を終了してますが、この三井住友銀行小樽支店の閉鎖によって、小樽市内から都市銀行がなくなってしまったんですよね。
ただ、平成14年といったら、最近といってもいいですよね。
それまで、この建物で営業を続けていたのですから、それも凄いですよね。
ただ、中には入ったことがないんですよね。
その後は「白い恋人」の石屋製菓の所有となっていますが、一般には開放されてません。
是非、入ってみたいですね。
夜はライトアップされてますよ。
ちなみに、現在、北洋銀行小樽中央支店が建て替え工事中で、その仮店舗が、この旧三井銀行小樽支店の隣に建てられてます。
で、その北洋銀行の仮店舗営業中の倉庫などとして、この旧三井銀行小樽支店を活用しているそうです。
北洋銀行の新店舗は、平成26年(2014年)3月完成予定とのことです。
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