小樽郵便局が開局140周年
小樽郵便局が、2012年10月1日で開局140周年を迎えるそうです。
小樽郵便局は、北海道で郵便事業が始まった1872年(明治5年)、信香町に郵便取扱所として設置されたのが始まりとのこと。
札幌や函館、室蘭とほぼ同時期に開局したそうですよ。
現在の場所に竣工したのは1956年(昭和31年)のようですね。
更に現在の建物は1994年(平成6年)完成と、建物自体は比較的新しいのですが、同年、第7回小樽市都市景観賞を受賞してます。
小樽市のホームページに受賞の解説が載っているので、引用させてもらいます。
『周辺の歴史的な街並と調和させるために、交差点に面する部分は他の角地の建物と合わせて曲面にしたり、最上階をセットバックさせて視覚的に高さを押さえるなどの工夫がされている。また、外装材や色彩などにも配慮することによってクラシカルなデザインの庁舎となり、特別景観形成地区内の交差点としての格調高い街角景観の形成に寄与している。』
ということですが、実は色内大通りと日銀通りが交わるここの交差点は、かつての「北のウォール街」を象徴するような佇まいで、この小樽郵便局の建物の他に、
「旧北海道拓殖銀行小樽支店(ホテルヴィブラントオタル)」
「旧三菱銀行小樽支店(小樽運河ターミナル)」
「旧第一銀行小樽支店(トップジェント・ファッション・コア)」
の3つの歴史的建造物が、各交差点に陣取ってるんですね。
そういう意味で、前述の“周辺の歴史的な街並と調和”ということにもなるんですね。
ちなみに、市民はこの小樽郵便局を「本局」と呼んでます。
目の前のバス停は「本局前」となっているくらいですから。
10月5日まで、本局内で古い局舎の写真数点や、古い制服が展示されていてますよ。
※色内大通りと日銀通りの交差点については、以前のこんな記事もどうぞ。
→「日銀通りと色内大通りの交差点」
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