忍路験潮場と忍路験潮場開設百周年記念碑
小樽の忍路湾はこじんまりとして、とても静かな隠れ家的な海です。
その忍路湾の端に、とても歴史のある、北海道大学忍路臨海実験所が建っているのですが、
(北海道大学忍路臨海実験所については、こちら)
その建物の前に、なにやら、比較的新しい碑が建ってます。
ここには「忍路験潮場開設百周年記念碑」と書かれてます。
※この記念碑について、国土地理院と小樽ジャーナルのHPに記載があったので、参考にさせて頂きました。
験潮場とは、国土地理院が、土地の高さの基準の決定、地殻変動の監視などを行い、潮位(潮の干渉による海面の高さの変化)観測を行ない、海面の高さを測るための施設とのことです。
そして、その忍路験潮場とは、北海道大学忍路臨海実験所の建物の海側に建っている、この建物のようです。
そして、この忍路験潮場が海面の高さを測り続けて、2005年(平成17年)に100周年を迎えたのを記念して建てたのが、この記念碑なんですね。
なるほど。
まず、1901年(明治34年)に北海道日本海側の観測地点として小樽験潮場が開設された後、小樽港内の埋め立て工事のため、1905年(明治38年)に小樽験潮場は廃止され、同年11月に小樽市の忍路湾に全国で10番目の験潮場として忍路験潮場が設置されたそうです。
この事については、今回初めて知ったのですが、こんなところにも小樽の歴史があったのですね。
そうそう、その横にあるのは、国土地理院の水準点(水準測量に用いる際に標高の基準となる点)とのことです。
(う〜ん、詳しいことはよく分かりません)
忍路の海については、こちらの記事もどうぞ。
→「今年も夏の忍路の海へ、そして忍路のパン屋さんにも」
参考:国土地理院HP、小樽ジャーナルのHP
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コメント
小樽の人も知らないでしょうね。
験潮場かぁ。
重要な施設なんですね。
建物もオシャレ
これからも残して欲しい建物です。
…忍路トンネルまでは分かりますが、トンネル右先を行くと‘湾’になっているんですね
穏やかで綺麗ですね~。
投稿: BRAVIA | 2012年8月31日 (金) 23時38分
BRAVIAさん、こんにちは。
私も今回、この碑を見て何だろうと思い、調べてみて、験潮場について初めて知りました
北海道大学忍路臨海実験所の建物は本当に素敵な建物で、是非長く残してもらいたいです。
忍路トンネルの小樽側手前の道を入っていって、道なりに進むと忍路湾に出るんです。
本当に綺麗な海です。
投稿: 小梅太郎 | 2012年9月 1日 (土) 12時20分