竣工100周年記念「旧寿原邸ガーデンフェスタ」
先日ちょっと触れました、小樽市指定歴史的建造物「旧寿原邸」の竣工100周年を記念した、
「旧寿原邸ガーデンフェスタ」
が、昨日8月4日(土)に開催されました。
今回は、特に大きなイベントという訳ではないのですが、昨秋からボランティアさん達が清掃や修繕を行っているということで、改めて、当時の小樽の繁栄を伺うべく、綺麗になった邸内を見学してきました。
※平成25年から旧寿原邸の一般開放は休止してます(追記 2017.9.29)。
旧寿原(すはら)邸は大正元年(1912年)建築で、元は雑穀商で財をなした、高橋直治が建てたもので、その後、小樽を代表する実業家寿原家の邸宅となったとのことです。
場所は水天宮へ向かう直前の手前の道を左に曲がったところに建っています。
建物詳細については、以前の記事もどうぞ。
→「旧寿原邸の邸内と庭園」
この建物は、斜面を利用して3棟の建物からなり、一番下が大きな母屋で、上2棟が接客棟となっていて、それそれが階段でつながるという作りになっています。
そして、3段それぞれに庭園が配してあるんですね。
(中段の洋間から見た庭園)
う〜ん、やはり贅沢な邸宅ですね。
今回、建物内では、北広島のパン屋さん「鈴や」(昭和20年代に小樽駅構内でパンを販売していたそうです)のパン販売や、
普段は閉まっている、石蔵を使っての陶芸作品の展示販売が行われてました。
夕方には演奏会もあったそうです。
そうそう、上段の和室の建物は、天井も高く、実際の掃除の様子を見せてくれてました(*^-^)
当日訪れたのは、300人以上とのことですが、この人数が多いか少ないか。
歴史のあるこの建物が有効に活用されるといいですが、なかなか保存も大変ですよね。
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コメント
はい、昼間は35℃ぐらいで、真夜中でも30℃以下になりませんから、この時期、北海道の人がこちらに来るのは、正直危険だと思いますね。(いや、マジで…。)
旧寿原邸は、水天宮に行く度に覗いていて、入れないかなぁ~と思っていましたから、次回は入れるのかな?楽しみです。
新撰組は、京都に住んでいたこともあって、いろいろ調べましたね。永倉新八が居たのも、街を歩いていて知りましたから興味津々です。また、楽しみが出来ましたよ。10月に行く予定です。
投稿: John1940 | 2012年8月 6日 (月) 00時39分
ガーデンフェスタ行かれたんですね。300人というのはスゴイ人数だと思います。ボランティアの方たちも一生懸命手入れした甲斐があったのではないでしょうか。ここ寿原邸や坂牛邸などは幸せなほうで、板谷邸などは悲しいことになっていますね。本当に歴史ある建物の保存は難しいんですね。たくさんの人に興味を持ってもらうのに今回のようなイベントはとてもいいことだと思います。
投稿: ままお | 2012年8月 6日 (月) 19時49分
John1940さん、こんばんは。
うわっ!暑っ!確かに無理です。危険です!
その気温では生活できません
旧寿原邸は確か、10月第2月曜(体育の日)までの土日祝に一般開放していたと思います。
永倉新八もそうですが、小樽ゆかりの人物について、まだあまり追いかけていません。
テーマが大きすぎて躊躇してしまうのですが、そのうちにと思ってます。
次回は10月ですか。楽しみですね(*^-^)
ままおさん、こんばんは。
行ってきました。私が入った時も、数人の見学客がいましたし、ボランティアの方たちも出迎えてくれ、本当にこういうイベントはいいことですよね。
確かに、板谷邸なんかは残念なことになってしまい、つくづく建物の保存・活用は難しいんだな〜って思いました。
今回のイベントは、新聞の小樽・後志欄にも載っていました(*^-^)
投稿: 小梅太郎 | 2012年8月 6日 (月) 22時13分