旧安田銀行小樽支店(現 花ごころ小樽店)
先日の色内大通りの記事の中に出てきた建物について、改めて紹介したいと思います。
その建物は小樽駅前から中央通りを真っすぐ海へと進むと、色内大通りとの交差点の一角にその重厚な姿を見せます。
「旧安田銀行小樽支店」
(中央通り沿いの写真)
昭和5年(1930年)建築の鉄筋コンクリート造2階建で、小樽市指定歴史的建造物に指定されています。
(色内大通り沿いの写真)
昭和45年(1970年)に日刊北海経済新聞社の社屋となり、その後、平成19年(2007年)11月に現在の和食レストラン「花ごころ小樽店」として活用されています。
(日刊北海経済新聞社については、よく分かりませんでした)
いつもの案内板の内容ですが、ほぼ同内容の小樽市ホームページより引用させてもらいます。
『この建物は、第2次世界大戦後、富士銀行が継承した後、昭和45年から新聞社の社屋として使われています。
ギリシャの建築様式をもった昭和初期の典型的な銀行建築であり、重量感あふれる円柱が特徴です。
中央通りの道路拡幅に伴い、平成13年に建物が斜め後方に曳き家され、同時に外観も修復されています。』
平成15年に小樽市都市景観賞を受賞してます。
2001年(平成13年)に中央通りの拡幅工事のため、曳家されたということですが、その様子を見てみたかったですね。
(※曳家(ひきや)とは建築物をそのままの状態で移動する建築工法とのことです)
そうそう、まだ、現在のお店には入ったことがないんですよね。
店内には銀行建築の内装も残っているそうなので、見てみたいですね。
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コメント
この建物の前も何度か歩きましたが、レストランとしては重厚で立派過ぎて、よう入れまへんでしたね(笑)。
行かれた方はどうだったんでしょうかねぇ~。是非とも感想をお聞きしたいです。(ブログ主さん、でしゃばってすんまへん。)
投稿: John1940 | 2012年6月 2日 (土) 02時35分
こんにちは。銀行建築、ステキですよね~。ジャイアントオーダーと言うんでしょうかギリシャ遺跡のような大きい柱や窓枠の飾りなど圧倒されます。いくつもの銀行建築を見比べられる小樽はやっぱり素晴らしい!と思うのです。
投稿: ままお | 2012年6月 2日 (土) 14時24分
John1940さん、こんばんは。
とんでもないです。内装も見てみたいですし、レストランの様子も知りたいですしね。
正直、私もなかなか入る機会がなくて
ままおさん、こんばんは。
この建物は典型的なのでしょうかね。
さすが詳しいですね。ジャイアントオーダーっていうんですね。この上まで続く柱ですかね、ほんと見事です。
投稿: 小梅太郎 | 2012年6月 3日 (日) 00時45分
こんばんは
これだけ重厚な建物は他でもなかなか見ないですね。
北海経済新聞社は謎ですね人の出入りは一度も見た事無いです
投稿: BRAVIA | 2012年6月20日 (水) 18時47分
BRAVIAさん、こんばんは。
本当に見るからに重厚で威厳のある建物ですよね。
北海経済新聞社がよく分かりませんでした
今はレストランなので、機会があったら入ってみたいです。
投稿: 小梅太郎 | 2012年6月20日 (水) 22時31分