於古発川(おこばちがわ)再び
前回の記事でちょっと触れましたが、妙見市場A・B棟の解体工事によって、久しぶりに(半世紀以上)その姿を見せた、市場下の於古発川(おこばちがわ)ですが、川はすぐに国道5号線と交差する所で、道路の下へとまた隠れます。
そして、川の位置をたどって道路を海側に下りていくと、その先は寿司屋通りになるのですが、川は尚も道路の下です。
この寿司屋通りの先の道路には、中央部分に月極駐車場があるのですが(ここは暗渠にして駐車場にしてるんですね)、その駐車場の端から、再び於古発川が姿を現すんです。
この場所に架かっている橋は「妙見橋」。
川の名前も、妙見市場からこちら側は、妙見川とも呼ばれてますね。
川はこの先、海、というか運河へ向かっています。
途中、いくつか橋があるのですが、
この橋は高島橋(たかしまは志)といい、大正時代に架けられたそうです。
その昔、於古発川は小樽郡と高島郡との境界となっていたそうですよ。
川は更に堺町本通りの下を流れて行きます。
写真の建物の左が大正硝子館(旧名取高三郎商店)で、右が小樽浪漫館(旧百十三銀行小樽支店…こちらはこのブログでは未紹介)ですね。
堺町本通りを過ぎた於古発川は、その先で運河と合流します。
最後は臨港線の下をくぐるのですが、この橋は「堺浜橋」。
ちなみに運河は、この位置が南の端になります。
何て事のない、小さな川ですが。こうやって追いかけていくと、なかなか面白いですね。
今度は、上流の方へも辿って行こうかな。
(於古発川の上流は市内を抜けて天狗山方面まで続くのですが、天狗山の奥には、於古発山もあります)
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