正月の食卓から/飯寿司とくじら汁
今年もよろしくお願いいたします。
皆様、お正月はどのように過ごされてますか。
こちらは、比較的天候も穏やかで、のんびりと過ごさせていただいてますが、すっかり寝正月で初詣にも出かけてません(^-^;
で、本日の話題はというと、昨年と全く同じ内容になってしまいますが、「正月の食卓から」。
・飯寿司
飯寿司(イズシ)は、ご飯・麹・魚・野菜を樽に入れて、重石をのせて漬け込み発酵させて作る、北国ならではの冬の保存食で、魚には鮭、ハタハタ、そしてホッケなんかが使われます。
これを家庭で作るのは結構難しそうで、我が家では作ってないのですが、ご近所さんが自家製で作っているのを毎年頂いてるんです。
今年も、ハタハタの飯寿司と、
鮭の飯寿司を頂きました。
昔は冬になると、よく食卓に並んでましたが、今は正月くらいですかね。
結構、魚臭くて、発酵臭や酸味が苦手な方も多いようですね。
好みは分かれる所ですが、私はもちろん大好きで、特に正月には欠かせません。
・くじら汁
これが北海道の伝統料理かどうかは分かりませんが、くじら汁です。
けんちん汁にくじらの脂身が入った感じですかね。
知り合いでも、食べたことのある方やない方、好きな方や嫌いな方と、様々なのですが、我が家では、私の生まれるずっと前から、正月には必ず食べられている料理です。
くじらの脂身は普段はまったく目にすることはないのですが、正月になると、市場やスーパーで一斉に並びます。
正月だけの料理ということに、今はなっているのでしょうね(捕鯨問題もありますからね)。
塩蔵のくじらの脂身ですね。
作り方は別の機会にということで省きますが、いろんな具材と一緒に大きな鍋でいっぱい作ります。醤油味ですね。
これが、いい味が出て、本当に美味しいんですよね。
ちなみに我が家のお雑煮は、これを出汁と醤油等で味を整えて、餅を入れて頂いてます。
我が家では代々続いている正月だけの大切な料理です。
もちろん、上記の他にも正月料理は色々と作ってもらっていますが、特にこの2つは、我が家では必須の正月料理ですね。
それに北国らしいですよね。
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
クリックするとランキングに反映されます。
ポチッと応援よろしくお願いします m(_ _)m
スポンサーリンク
| 固定リンク
「 家庭料理」カテゴリの記事
- ある小樽の家庭の正月の食卓から/くじら汁と飯寿司(2014.01.03)
- 秋の味覚/ラクヨウ(2012.10.16)
- 山の幸《山ウド・フキ・タケノコ(細竹)》(2012.06.03)
- 正月の食卓から/飯寿司とくじら汁(2012.01.03)
- 秋刀魚の刺身と梅シソ巻き(2011.10.03)
コメント
本年も宜しくお願いします。本日仕事始め。東京中央線、皆さん一様に気だるさムンムン(笑)いやあー小梅さんBlogは自分には劇薬!望郷の念つのるつのる!(><)飯寿司!ハァ(≧▼≦)懐かしい!思えば小樽時代は我がままでした。筋子、タラコ、鰊漬け…等々に「おかずにならない!」などと親に…東京に来て年月と共に贅沢な食生活だったんだと悟りました。帰省時には水道水さえ美味しくかけがえないのない物になります。ただ自分は天狗山方面育ちで、クジラ汁食べた記憶はありません。同じ小樽でも浜言葉など違いが、ある様に食べ物の違いあるかも知れませんね。祖先の出身地も関係?因みに我が家のルーツは奈良県十津川村です。
投稿: Tokyo1975 | 2012年1月 4日 (水) 20時24分
Tokyo1975さん、こんばんは。
中央線に乗ってるんですね。東京にいる時は私もよく利用しました。
それに、東京にいる時は、飯寿司とかも食べたくてよく探したものです。
確かにそちらでは、なかなか手に、口に入らない物も、こちらでは普通に食べてたりしますよね。
そうそう、祖先の出身地は、それぞれの家庭の食生活や慣習に関係してきそうですよね。
奈良県十津川ですか!新十津川村との関係の深い所ですね。
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
投稿: 小梅太郎 | 2012年1月 5日 (木) 21時30分
私は東京が好きではありません。中央線にもT75と乗車した事ありますが,人間が荷物の様に思えました。飯寿司にせよ小樽の食文化や習慣あっさり捨て静岡に同化した私はT75から見たら宇宙人だったでしょう。そして小梅さんのご推察通り彼の本家は空知?地方で勿論新十津川とも深い関係で単なる札沼線の終着駅ではありませんでした。
投稿: 夢の彼方へ | 2023年4月12日 (水) 21時34分