齊田産業小樽縫製工場/旧「神野兄弟合名会社」
ここしばらく入船通り沿いの紹介を続けてますが、だんだんと南樽(なんたる)駅方面に近づいてますね。
今回紹介するのは、入船通りから、南樽駅に向かう坂道に入ると、その坂の途中にあるこの建物です。
ここは小樽市指定歴史的建造物には指定されていませんが、重厚な佇まいと、前回紹介した、旧北海織物株式会社(そば処「いろは」)の建物同様、角の曲線が印象的な建物ですね。
ここ何回かで紹介していますが、南樽(なんたる)駅の海側は明治の初めから繊維関係の業者が集まり栄えた地区で、その後、戦後になっても繊維問屋街として賑わっていたそうで、今回紹介するのもその関連ですね。
この建物は、その問屋街で中心的な会社の一つであった、旧「神野兄弟合名会社」の建物だったとのことです。
建築は1932年(昭和7年)とのこと。
その後、齊田産業がこの社屋を工場として取得して、現在も齊田産業小樽縫製工場として、現役の建物です。
う〜ん、この建物の中にも入ってみたいものですね。
この奥(写真の右隣)の建物にも工場は続いていて、
更に奥が前回の、旧北海織物株式会社(そば処「いろは」)の建物なんですよ。
そちらから見ると、このように見えます。
ちなみに、この建物は南樽駅に向かう坂の途中に、こんな感じで建っているのですが、
(写真右がそれで、坂の先には南樽駅があります)
実は、この坂の両脇には何だか古い建物や倉庫がいっぱいあるんですよね。
機会を見つけて、それらの名も知らない古い建造物についても紹介したいと思ってます。
※念のため説明しておきますが、地元のほとんどの方は、南小樽駅を南樽(なんたる)駅と呼びます。
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コメント
こんばんは。
いよいよ神野さんまで来ましたね。
ここはうちのすぐ近くでした。
とにかく立派な建物で、すべてのシャッターは自動で開閉していたんですよ。
子供心にスゴイな~と思っていたものです。
ここら辺は、私の小樽の心の故郷です。
このまま南樽駅まで行きますか?
それとも海陽亭方面に行くのでしょうか?
どちらにしても楽しみです。
投稿: はは | 2011年12月22日 (木) 23時02分
花園や入船に住んでいたのでよけい懐かしいです
最近仕事や法事で小樽にちょくちょく行ってますが札幌に比べたら雪が多いですね
投稿: あーちゃ | 2011年12月23日 (金) 03時28分
ははさん、こんにちは。
齊田産業の工場になったのは、昭和50年頃のようですので、ははさんは神野さんの頃の記憶ですよね。今も当時と建物の様子はほとんど変わってないらしいですよ。
今見ても、何気に立派ですよね。
次回はちょっとクリスマス関連の記事の予定ですが、南樽駅の近くをもうちょっとと思ってます(*^-^)
あーちゃさん、こんにちは。
そうでしたね、あーちゃさんにもお馴染みの景色ですよね。
この辺りは、昔の感じを残してますよね。
小樽は札幌より雪が多いですか?
札幌も小樽も、これからまだまだ積もりますね。
投稿: 小梅太郎 | 2011年12月23日 (金) 14時13分